何コレ?
っていうのが、その効果の最初の印象です。
正直なところ、ここまで感覚の違いを感じるとは思っていなかったからです。
昨今話題の『丸山モリブデン』ですが、その種類は数多くラインナップされています。その中でも自動車用には「エンジンオイル添加用」と「デフ・ミッションオイル添加用」が一般的なようです。(今回のミニキャブには未添加です。)
それ以外にも『燃料用』というものがあったので試してみることにしました。
商品名は、「ベースパワーEX FUEL」という、黒っぽい液体です。モリブデンが入っているので当然ですね。
メーカーの説明では、
「超微細な二硫化モリブデンの分子が全ての燃料供給通路にコーティングされ燃料の供給精度をより高めます。」
というもので、更に、
「燃焼室内とバルブの摺動面ピストン等に対し、二流化モリブデンがダイレクトにコーティングされます。添加を繰り返す毎にその車両のエンジン、その物が持つ乗り味の〝角や雑さ〟の様な部分が取れ、より滑らかな乗り味へと変化していきます。
車両に対して個体差こそ有りますが、即効性が感じられる良い商品が出来たと思っております。」
とのことで、その即効性を感じてみようか。とそう思ったわけで試してみました。
添加するのは簡単です。ガソリンを給油する時にその場で一緒に流し込めば完了です。(40~45Lに対して一本(150㏄))
我がミニキャブの場合は、35Lもタンク容量がないので少々調整しました。先に注入してから給油すればあっという間に混ざります。
添加後、軽く走行しているうちに添加されたガソリンがキャブに回ってきます。
するとどうでしょう。
・気のせいかエンジン音が静かになりました。
・トルクが太くなったのか、アクセルを踏みこまずとも軽く走るようになりました。
・エンジン始動時に、セルモーター音が、キュルルル → キュルル とすぐにかかるようになりました。
そう、これが冒頭での「何コレ?」というものです。
こんなに即効性を感じたのは驚きでした。
もちろん、添加されている燃料が無くなり通常のレギュラーガソリンのみに戻ったときに、どれだけその効果が持続するのかは現時点では検討が付きませんが、添加剤本来の効能である燃料系統のコーティング等が適宜施されることでの持続性を維持できるのならば、添加した意味もあるかもしれません。
上記のメーカー説明にもあるように「添加を繰り返すたびに・・・」というのは微妙なところ。
消耗品ですし、コーティングされた部分も消耗しますから当たり前なのですよね。その周期はどんなものなのでしょうか。
当然一過性のものならば高い買い物なのかもしれませんが、性能を維持し持続するのであれば、費用対効果は十分で、アクセルを踏まないことによるの燃費向上と運転時の気分の良さも上乗せすれば、「良い買い物だった」といえるように期待したいところです。
現時点では、気持ちの良い走り心地に満足しています。