封印は解かれて魑魅魍魎が放たれたのであった・・・
内装作業も進展してきたところで2022年(令和4年)のゴールデンウィークへと突入。
前半は所用もあり、また天候も今一つでしたが、後半は天気も上々という予報です。
そこで、ようやく29年の時を経て一つの封印を解くことにしました。
つまり、1993年の4月に前回の再生を行いましたが、その時余りの酷さに手におえず、仕舞い込んでいたものがありました。
それを今回は再生して取り付けることにします。
シートの再生の1回目は、プロローグとして29年前の画像を確認方々見直します。
淑女が我が家にやってきた1993年1月のその日に撮ったシートの写真です。
へたれてはいるものの破けているわけではありません。
ただ、座り心地がよろしくないのです。鉄骨フレームが直接当たる感じです。
しばらくはそのまま乗っていましたが、3月に事故を起こしてしまったことを機会に4月より再生作業に入りました。
車体の再生作業と並行してシートも再生すべくぬいぐるみを剥いでみると溜息をつくほかない程のいかれた惨状がそこにありました。当時の技量ではとても手を付ける気になれず、結果としてバラしたまま手を付けることなく封印してしまいました。
まず一番途方にくれたのは座面のアンコです。
粉々になってかなり消滅してしまっています。これではフレームに直接座ってるも同然です。
左が表皮、右がアンコ。
背もたれのスポンジは形も弾力もまずまずでしたがへ立って小さくなっている感じです。
防水の為?のビニールがかかっていました。
背面は、鉄板を覆うように綿が前面の背もたれのスポンジ側面までを薄く覆うようにしてあります。
これは、もう少し後の時代なら、薄手のスポンジかフェルト材などを用いることでしょう。
この部分も湿気を含んだことによる腐敗が酷い有様です。
裏返すと、シートレールがついていますが、錆の進行が酷くグリスの切れており稼働するのも座ることでやっと動くような状態で、前後させるたびにゴロゴロと動かないベアリングを無理やりデコボコのレールを引きずる感じです。
フレームだけにしたところですが、全体が錆に覆われている状態です。布入りゴムのベルトもヘロヘロと張りもなく歪んだ状態です。
フレームのアップです。
こんな状態でしたし、布入りのゴムベルトの入手は、ベルトコンベアのベルトが使えるなどと聞いたものの全くめどがつかず、断念することにしました。
この時は、コブラのバケットシートの新品を買い込み、初代バネットのシートレールを利用して助手席共々取り付けることにして仕上げることにしました。
こんなことを書きながら当時のことも思い出してきます。
4月から9月までの期間で再生をしました。20代でバイタリティもあり仕事の後、毎晩3時間くらいの作業をしたと記憶しています。親友だったK君にも手伝ってもらい10月1日の新潟でのイベントには彼と一緒に参加しました。この辺りはこのブログの最初に書いた「淑女との馴れ初め」にもちょっと書いています。
そういえば、当時は40~50代のおばさんにうけがよかったね。彼女らが青春を謳歌していたころのカッコいいスポーツカーですから。
さて、次回はこの問題のシートの再生作業に入ります。
小生のことですから、純正を意識しつつもオリジナルの内容で再生作業を進めていきます。







