ひとりでできるもん!
そんな番組が昔NHK教育テレビでありましたが、あれは小学生の女の子が料理を作る番組でした。
もちろん、ブレーキフルードをオリーブオイルの代わりに使ったりなんかしません(笑)
それはさておき、ブレーキの整備をするに当たり、ブレーキフルードの交換やエア抜きをする場合には基本は2人で作業するのが当たり前でした。ひとりは運転席でブレーキペダルを踏んだり、マスターシリンダーのタンクにフルードを補充する担当。もうひとりは車輪のブレーキシリンダーのエア抜き担当となります。
"ダブって!"と「車輪担当」は叫びます。
すると、「運転席担当」はブレーキペダルを数回バタバタッ踏み込みます。
そして「車輪担当」はレンチを使って、キュキュッとブリーダーを緩めてすばやく閉めます。
その時にブリーダーからピュピュ~っとエア混じりのフルードが飛び出してきます。
これを何度となく繰り返し、エアが混じらなくなったらエア抜きが完了します。
ところが、ひとりで作業する場合は、運転席と車輪との作業を同時にすることは、コピーロボットか幽体離脱でもしない限り出来ません。
否、やっぱりできないですね!
そこで、車輪担当をしてくれる強い身方が「ワンマンブリーダー」です。
もちろん商品化されているものなのですが、小生は作成したものを使っています。
購入したのこれだけです。
ホームセンターなどのペットコーナーの水槽関係の部品が売ってるところにおいています。
「ワンウェイバルブ」です。この商品には「逆流ストッパー」と記載されています。
170円くらいでした。
左のは壊れて今回交換したものです。右が購入したもの。
これを、ビンの蓋に穴を開けて取り付けてビニールチューブを差し込むだけです。
左は空気抜きの穴なので、穴が開いているだけでもOK!
これを、緩めたブリーダーバルブに差し込むだけで「車輪担当」として働いてくれます。
「運転席担当」である小生は、ただひたすらブレーキペダルを踏むこととフルード補充に専念すればよいのです。
とはいえ、時折「車輪担当のハタラキ」を確認する監督義務がありますがね(笑)
この「車輪担当」は、ペダルを踏むことで送られてきたエア混じりの(または古い劣化した)フルードを、ワンウェイバルブによって制御し、逆流させないので出口からエアが混入させないというハタラキをします。
"ダブって!"と、この「車輪担当」は叫ばないのが寂しいところですが、
安くて優秀なスタッフなのであります。


