お主!拙者をナメとるのか?
ブレーキマスターシリンダーのオーバーホールをすることにしました。
最近、なんだかブレーキの効きが甘かったのです。
下り坂での信号停車は、「止まれるかな~?」という感じでしたから。
もっとも、10インチの4輪ドラムブレーキの車なんて、本当に過去の遺物みたいなもの、それでもちっちゃいタイヤがかわいくも見えるのです。
さて、マスタシリンダーは、どこについているでしょう?
正解は、こちら。
ハンドルポストの裏にひっそりと取り付けられています。
マスターシリンダーとブレーキブースターとの接続部分に「サビ」がでています。
ブレーキフルードが少々お漏らししちゃっているのかもしれません。
やはり、オーバーホール時期に来ていたのかもしれませんね。
それでは、作業に入っていきましょう。
まずは、タンク内のブレーキフルードを、注射器で上抜きしていきます。
なんとも、ビミョウな色にトイレに行きたくなったりも・・・・しません!
そして、ハンドルポストを外せば、十分なクリアランスが出来ますので、楽々とマスターシリンダーを取り外すことが出来ます。
ポイントは、ホース内に残っているフルードを、どれだけこぼさないかということなんですが、結構ぶちまけてしまいました(苦笑)
取り外したところです。ブースターは残します。
左が取り外したマスターシリンダーで、右は、スペアで確保していたマスターシリンダーとタンクです。
この長いホースが曲者ですね。
このスペアは。3万キロ台の部品で恐らく良品なので、こちらに交換してもよいかなと考えていましたが、サイズ違いで、3/4インチでした。
本日外したものは、13/16インチですので、用意したオーバーホールキットはこちらにしか使えませんし、規格違いではブレーキ性能にも影響が出ますので素直にオーバーホールすることにします。
こちらが、オーバーホールキットです。
鋳鉄製の本体シリンダー以外の部品が全てそろっています。
さて、キットを組み込むために、本体から中身を取り出してしまいましょう。
本来なら、後端のスナップリングと、中間の抜け防止ボルトを外せば、バラバラっと中身が飛び出して来るのですが、微動だにしません。
錆びた様子がありますのでその影響と思われます。
押しても引いても全然ダメ!
コンプレッサーを起動しエア圧力をかけてみるも反応なし!
どういうこと?
お主!拙者をナメとんのか?
思わず、云ってしまいます。
そうこうしているうちに、どうにかこうにか、エアの力で抜けてくれました。
もちろん、ポーン!とすっ飛ぶように抜け出てきました。
かなりの時間を要してしまい。諦めたくなったこと130回!!というのは嘘ですが本当に泣きが入りそうでした(^^;;
取り外したものがこちらです。
オーリング周辺が錆びています。これが原因ですね。
それでも、肝心のシリンダー内壁は完璧なほどに綺麗な状態で安堵しました。
こちらに虫食いなどがあると、当然フルード漏れの原因になりますから、制動力にも影響します。
後は、シリンダーを水洗いと錆びの処理(耐水ペーパー#1000使用)、ブレーキクリーナー、エアで乾燥させてから、キット部品をサクサクっと元通りに組んでいくだけです。
完成しました!
そして、車体の元の位置に組み付けるわけですが、エア抜きを単体でする必要があります。
ホースだけ取り付けた状態で、タンクに新しいフルードを満たします。
「ブレーキパイプ」にも「マスターバッグ」にも接続しない状態で、手で、シリンダー後部から押し込み、ピストン作業を何度か行います。
数度やるうちに、タンクからマスターシリンダー内にフルードが送られてきて、その出口である「ブレーキパイプの2箇所の接続口」からフルードが出てきたらOKです。(写真なしです(汗;;))
そして、マスターバックに取り付けて、ブレーキパイプも接続して、マスターシリンダー部分の作業は終了です。
もちろんこのままでは、ブレーキ配管内に空気が入ったままになりますので、一番遠い左の後輪から順に、右の前輪までのエア抜き作業をすることになります。
したがって、フルードも全交換されることになります。
本日は時間の関係でここまでの作業でした。
車輪のブレーキシステムのメンテが在りますが、そのあたりは、また今度です。











