ミニキャブ 車検に向けて ③ マスターシリンダーのOH | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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お主!拙者をナメとるのか?

 

ブレーキマスターシリンダーのオーバーホールをすることにしました。

最近、なんだかブレーキの効きが甘かったのです。

下り坂での信号停車は、「止まれるかな~?」という感じでしたから。

もっとも、10インチの4輪ドラムブレーキの車なんて、本当に過去の遺物みたいなもの、それでもちっちゃいタイヤがかわいくも見えるのです。

 

さて、マスタシリンダーは、どこについているでしょう?

 

 

 

正解は、こちら。

ハンドルポストの裏にひっそりと取り付けられています。

 

 

マスターシリンダーとブレーキブースターとの接続部分に「サビ」がでています。

ブレーキフルードが少々お漏らししちゃっているのかもしれません。

やはり、オーバーホール時期に来ていたのかもしれませんね。

 

 

それでは、作業に入っていきましょう。

まずは、タンク内のブレーキフルードを、注射器で上抜きしていきます。

なんとも、ビミョウな色にトイレに行きたくなったりも・・・・しません!

 

 

そして、ハンドルポストを外せば、十分なクリアランスが出来ますので、楽々とマスターシリンダーを取り外すことが出来ます。

ポイントは、ホース内に残っているフルードを、どれだけこぼさないかということなんですが、結構ぶちまけてしまいました(苦笑)

 

 

取り外したところです。ブースターは残します。

 

 

左が取り外したマスターシリンダーで、右は、スペアで確保していたマスターシリンダーとタンクです。

この長いホースが曲者ですね。

このスペアは。3万キロ台の部品で恐らく良品なので、こちらに交換してもよいかなと考えていましたが、サイズ違いで、3/4インチでした。

本日外したものは、13/16インチですので、用意したオーバーホールキットはこちらにしか使えませんし、規格違いではブレーキ性能にも影響が出ますので素直にオーバーホールすることにします。

 

 

こちらが、オーバーホールキットです。

鋳鉄製の本体シリンダー以外の部品が全てそろっています。

 

 

さて、キットを組み込むために、本体から中身を取り出してしまいましょう。

本来なら、後端のスナップリングと、中間の抜け防止ボルトを外せば、バラバラっと中身が飛び出して来るのですが、微動だにしません。

錆びた様子がありますのでその影響と思われます。

押しても引いても全然ダメ!

コンプレッサーを起動しエア圧力をかけてみるも反応なし!

どういうこと?

お主!拙者をナメとんのか?

思わず、云ってしまいます。

 

そうこうしているうちに、どうにかこうにか、エアの力で抜けてくれました。

もちろん、ポーン!とすっ飛ぶように抜け出てきました。

かなりの時間を要してしまい。諦めたくなったこと130回!!というのは嘘ですが本当に泣きが入りそうでした(^^;;

 

取り外したものがこちらです。

オーリング周辺が錆びています。これが原因ですね。

 

 

それでも、肝心のシリンダー内壁は完璧なほどに綺麗な状態で安堵しました。

こちらに虫食いなどがあると、当然フルード漏れの原因になりますから、制動力にも影響します。

 

後は、シリンダーを水洗いと錆びの処理(耐水ペーパー#1000使用)、ブレーキクリーナー、エアで乾燥させてから、キット部品をサクサクっと元通りに組んでいくだけです。

 

 

完成しました!

 

 

そして、車体の元の位置に組み付けるわけですが、エア抜きを単体でする必要があります。

ホースだけ取り付けた状態で、タンクに新しいフルードを満たします。

 

 

「ブレーキパイプ」にも「マスターバッグ」にも接続しない状態で、手で、シリンダー後部から押し込み、ピストン作業を何度か行います。

数度やるうちに、タンクからマスターシリンダー内にフルードが送られてきて、その出口である「ブレーキパイプの2箇所の接続口」からフルードが出てきたらOKです。(写真なしです(汗;;))

 

そして、マスターバックに取り付けて、ブレーキパイプも接続して、マスターシリンダー部分の作業は終了です。

 

もちろんこのままでは、ブレーキ配管内に空気が入ったままになりますので、一番遠い左の後輪から順に、右の前輪までのエア抜き作業をすることになります。

したがって、フルードも全交換されることになります。

 

本日は時間の関係でここまでの作業でした。

車輪のブレーキシステムのメンテが在りますが、そのあたりは、また今度です。