色々あって、リンダこまっちゃう!
先日から「ちりめん塗装」の工程に入っていますが、内外より意見を頂きました。
実物を見てではなく、当ブログ画像から見ての感想です。
一番多かったのは、ちょっと荒いように思いますというものでした。
確かに画像を見る限り、光の加減と写真技術の関係もあり、ギラギラと荒々しく凸凹と塗装されているように見えることは否めませんし、実物もある程度そのように感じたことは確かなのです。
しかし、塗料の縮み具合は芳しいのです。
さて、それではなぜそのように感じてしまうような仕上がりになっているのかを考察していくことにします。
そこで今回は、使用予定の無い「未再生のSP311純正のシフトパネル」を用意し、比較の為の「5つのピース」を作成して考察することとしました。もちろん、前回の「グローブボックスのふた」もですし、別の「或る部品」も比較材料としてみることとしました。
純正のシフトパネルです。
他の部品と一緒に入手したもので、もともと付いていたものではありません。ボロですが、良く純正を保っているので触らずに保管しておいたものです。
初めて役に立ってくれるようです。
グローブボックスのふた
適当サイズで恐縮ですが、5つのピース。
左より、1,2,3,4,6回塗りとしています。
拡大して比較します。 わかりやすく1円玉を添えました。
また、円内は更に1.3倍程度に拡大したものです。
拡大部分のみ並べ替えました。
こうして見ると、
・1回塗り:ほとんど縮れなしですが、なろうという痕跡は確認できる。
・2回塗り:縮れ始めていますが、なりきれない感じ。
・3回塗り:微細な縮れ状態で良好。
・4回塗り:きれいな縮れ状態で良好。
・6回塗り:更に大きな縮れ状態です。
比較すると、
・或る部品:均一な縮れ状態ながら2回3回塗りよりも更に微細。
・グローブボックス:3回塗りとしていたので、テストピースの3回塗りと同等に仕上がっている。
・シフトパネル:縮れ状態は4回塗りに近いが、遠めには目立って縮れた感じは受けない。
以上から考えられること
・光沢の有無:光沢感の違いで見た目が変わる。純正品はつや消し仕上げ。
・塗装技術と機材:単なるスプレー缶とコンプレッサーを用いたガン吹きでは細かなところに差が出る。
・塗料品質:市販品のターゲットは、ヘッドカヴァーなどの見た目を強調させる目的のものが大半で、微細なつや消しなどは考慮されていない。
また、塗料の品質や配合もまちまちなので、仕上がりにも差が出る。厚塗りして隆起を大きくダイナミックに仕上げる方が楽に出来ているようである。
・色:今回は黒ですが、純正シフトパネルと同等のつや消し灰色などは市販品には、まず見かけないですし、あったとしても同色では難しい。
色合わせと仕上がりを重視するならプロに頼む方が賢明である。
・ それでもチャレンジャーはやってみるべし!
以上が、今回の考察です。
それでも、ちりめん塗装の楽しさを知ったので、通常使いでは何の問題もありませんので、今後もブラケット作成などで活躍してくれそうです。
ちりめん塗装は、色んな呼称がありますね。
縮緬、チリメン、ちぢみ、チヂミ、縮み、結晶塗装 等々・・・ごくろうさまです!





