キツク巻かれてはイケナイのです!
8トラックテープというのは、エンドレステープです。
再生されてリールに外側から巻かれていったテープはやがて一番内側になって巻きだされて一周する構造です。

この構造を知った上で、新しくテープを巻きたい、または巻き直したいということを行いたい場合に、そのまま単純に巻いてしまうと、巻きがきつくなって内側からの引き出しが困難になります。
そこで、どのようにしたらある程度緩く巻くことができるかということを考えてみました。
要は、内側がきつくならなければいいわけですので、厚紙でリード(仮称)を作って先端に巻くことでその厚み分の余裕が出来るので良いのではないかと思いやってみました。
結果から云うと良好です。
それでは巻き取り巻き戻しのテストをしてみます。
用意したのはカラオケ用の4~5分程度のテープです。
センシング部分を切断し一本のテープになっています。
これを、前回作成したテープレコーダーの左ににセットし、先端は空リールに折れないようにマスキングテープで固定して右側にセットします。

早送り機能を使って、右リールに巻き取っていきます。

右のリールにすべて巻き取られましたら、今度は逆に左の8トラック用のリールに巻き戻していきますが、そのまま巻くときつく巻かれてしまうので、リードをマスキングテープで接続して8トラックリールに巻き付けます。
(この写真のリールは長いですが、何度かテストした結果、半分の長さにしました。)

リードを付けたら、8トラックリールに巻き付けて、巻きが広がらないようにマスキングテープで固定します。
続いて、巻き戻し機能で左の8トラックリールにまき戻していきます。

巻き戻されたリールの内側からリードを引き出してそのままテープもストレスなく引き出せましたので、結果良好でテストは完了です。
センシングテープで繋いで元のカセットに戻せば、また8トラックテープとして機能するわけです。
このような作業が何故必要なのかは、
次回、8トラック ロックされ再生できないテープの修理 巻き直しで実際の作業をしてみます。