8トラック遊びのためにテープレコーダーを修理する。 | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

兎に角、早送りと巻き戻しが出来ればいいのだ!

 
というわけで、ハードオフで「SONY TC-800A」というテープレコーダーを入手してきました。
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純正コード付きで、稼動したと説明があったが、純正コードは誰かに持っていかれてしまっていたので、価格交渉し1200円で成立。
純正コードは少々特殊なものでソニーらしく他のメーカーとは互換性のないもの。調べるとヤフオクなどで高値で売られている。どうもこういう転売目的で持って行ったのではないかと残念に思うのでした。
 
さて、このテープレコーダーは1969年頃に38000円で売っていたもののようで、モノラル録音機です。肩掛けが付いていてインタビュー生録に使ったり民謡や踊りのお稽古などに重宝されていたらしい。ソニーでは後年のカセットデンスケの前身に当たるもののようです。AC100Vまたは乾電池8本(DC12V)の仕様です。
 
ただ今回は、録音再生は一切考えてなくて、テープの早送りと巻き戻しさえ出来ればよいので、修理といってもベルト交換と失われた電源コードの代わりになるコードを取り付けるのが主な内容です。
 
まず、電源を入れて状況を確認してみます。
AC100Vのコードがないので、電池ボックスに12Vを繋いで稼動してみたところ、やはりゴムベルトに不具合があるようで回転がおかしいでした。
また、各ボタンも重く作動が硬く、レバーが戻らなかったりも動作が重かったりしました。
早速、外装を外してみたところ、ダヨンダヨンに変形して伸びたゴムベルトが付いていました。
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また、内部に貼り付けてあるスポンジはご覧のようにボソボソ。
でも今回は手をつけません。
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カウンター駆動用のベルトは、手元にあった適当なサイズのものに交換し、メインのベルトはバンコードより作成して取り付けました。
バンコードは、必要な長さを切り出して、接合面を半田ごてなどで溶かして、付け合せて溶着して使います。接合部のはみ出た部分はカッターなどで綺麗に段差なく整形してプーリーに素直に通るようにします。
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ベルト以外には、各稼動部のグリスが劣化によって硬くなっていてまったく動きが渋いので、ブレーキクリーナーで、溶かしてミシン油などのグリスアップをしました。
これで、稼動部の動きがスムーズになりボタン操作も全く問題ありません。
 
また、純正の電源コードが失われていますので、AC100v駆動をする為にはどうにかしないといけません。
このコードは4極コードですのでそのまま他のものを流用することが出来ませんが、端子の内容を確認したところ上方の接点を切り、2段目の2極に100Vを接続すれば取りあえず回転することがわかりましたので、まことに適当ですが、適当なサイズのビニールチューブを差込み接点を解除し、旧式の汎用小判型2極電源コードを2段目に差し込むことで一応課題クリアとしました。
純正コードがどんなものかわからなかったので、ネット検索して画像を見つけましたので勝手ながら利用させていただきました。申し訳ありません。この場でお詫び申し上げます。
 
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これで一応、早送りと巻き戻しができるようになりましたので、目的上の完成です。
次回はこのマシンで、8トラック遊びの為の利用方法をご紹介していきます。