オンボロロ・・・JBL T420スピーカーの再生 エッジ交換 | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

捨てる神ありゃ拾う神ありとはこのことさ!

 
解体屋さんに良く遊びに行っていた頃、Y30セドリックのリヤトレイに付いていたJBLのスピーカーをもらってきました。(後で調べたらメーカーパッケージだったらしい)
 
一見するとアルミダイキャストボディで、マグネットも大きくダイナミックサウンドをしっかりと奏でてくれそうなのですが、直射日光の洗礼は厳しいもので、コーンはカラカラに乾き切り波を打ってヘナヘナ、エッジなんかはもうボロボロ。
まともな人間は相手にしないようなジャンク品でした。
 
それでもオバカさんは再生を試みるのです。
パッと見はしっかりとしていそうです。が、よく見れば・・・酷いですね。
コンポにつなぎ、軽く音出しをしたら音は出ましたのでコイル切れもなかったので再生はできます。
 
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まずは、ネットを外します。
はめ込んでいるだけなので、錐のような尖ったものを使って少しずつテコの要領で外します。
すると、残念な惨状が現れました。
 
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更に、ツイーター部分の固定ボルトを6角レンチで外します。
このボルトは「ミリサイズ」ではなく「インチサイズ」でしたので、少し大きめのレンチをヤスリで削って丁度いいサイズにして回しました。
 
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ボロボロのエッジをコーンを傷めないように慎重に剥ぎ取ります。
コーンの接合部に残ったものは接着剤なのでメチルエチルケトンという溶剤で溶かして取りました。
その後、波打ったコーンは軽く霧吹きで湿気を与えてしばらく放置しておきます。
どのくらいの時間放置したのかは昔のことで忘れてしまいましたが、自然な乾燥で程よく乾けば問題ないです。
(この方法が正しいのかはわかりませんが、形状を安定させるために試みました。)
 
その状態はこんな感じです。
イメージ 4
アルミ地のヘアラインは白く粉を噴いているような状態でしたので、ワイヤーブラシでヘアラインどおりにゴシゴシと擦って磨いていきます。
固めのブラシの方が切削効果で金属光沢も甦ります。
写真がないですがこの後クリア塗装をしてコーティングしました。
 
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下準備が出来たら、エッジを張り替えなければいけません。
そこで用意したこれです。 ファンテックさんというところから購入しました。
 
 
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接着剤と筆、説明書がセットされていました。(現在の内容ではないかもしれません)
接着剤は、木工ボンド系ですが、カチカチにならないそうです。
 
取り付けは説明書の通りしていけば間違いなく修理を完了させることは出来るはずです。
一応工程を書きます。
古い糊は確実に除去してきれいにしておきます。
エッジ取り付けの作業に入りますが、あわてて糊付けしてはいけません。
まずは、コーンにエッジを滑り込ませるようにはめ込んでいきます。
 
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全体がはまったら、無理なく自然な位置に落ち着かせてから接着剤を刷毛につけてから、滑り込ませるように接合部に塗っていきます。写真がないので想像してください。先にコーンとの接着(裏側から)をして、十分乾いてから外周部をボディに接着して完成です。
ちょっとハミ出しもありますが、接着できました。
外周部はまだ乾いてないので、白く見えます。
 
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あとは、ツイーター部とネットを元に戻せば完成です。
 
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鳴らしてみたら、スコブル心地よいサウンドが甦りました。
流石はJBLだな~と感心しました。
それまでつけていたパイオニアのスピーカーを早速外して交換。
良いもらい物をしました。
 
拾う神はちょっとお得な神様です。