還暦祝いの記録
5連発の4回目。
2024年4月6日(土)
平成筑豊鉄道の観光列車「ことこと列車」に乗ってきました。
のどかな風景を楽しみながら、ことことのんびり走る観光列車です。
私は以前から「はやぶさこまち・観光列車ブログ」というブログをフォローしています。
はやぶさこまちさんは、日本全国の観光列車をほぼ全て乗りつくしている方で、このブログの中に、ブログ主さんの目線でおすすめランキングをまとめている記事があって、乗った列車のおすすめ度を★の数で格付けしているのです。
「大満足・くりかえし乗りたくなるような列車」は★★★★★
なんと、この「ことこと列車」は★★★★★。
しかも、この格付け記事の冒頭の写真がことこと列車の写真なんです。
ぜひ記事を見てみてください!
直方(のおがた)駅から出発です。
列車のデザインは、JR九州の列車デザインを多く手掛ける、あの有名な水戸岡鋭治氏。
田舎の鉄道会社の車両とは思えない高級感でしょ~。
真横から撮影すると、自分の姿が鏡のように映り込むので、斜めからしか撮影できませーん!
車内も素敵
さて、出発です。
まずはカクテルで乾杯しました。
最初のお料理が出てきました。
ことことボックス
内容は、地元の食材や名物を織り込んだメニューで、福岡市のフレンチの名店「GOH」の福山シェフが監修しているそうです。
ことことボックスを包んでいるランチクロスはお土産として持ち帰ることができます。
カクテルが終わったので、クラフトビールを注文しました。
筑豊クラフト
乗務しているスタッフさんが皆さん素敵で、気が利くし盛り上げ上手だし、「おもてなし」の気持ち炸裂でした。
途中の車窓から見える風景も最高。
遠景は福智山。
地元産新たまねぎのブランマンジェ
~Gohのオープンからのスペシャリテ~
次もビールを注文。
TAGAWA元気が出るビール
あわびのリゾット
椎茸と焦がしバターのエスプーマ
~筑豊の山並みとボタ山~
お皿の隅に、筑豊のシンボルとも言える「ボタ山」と、その手前を走る「ことこと列車」が描かれています。
金田(かなだ)駅での小休止は、列車から降りて駅を見学。
この駅の前には、ことこと列車を模した郵便ポストがあるんですよ。
ちょっと見えにくいと思いますが、車輪まで再現された、精巧なポストです。
和牛ほほ肉のパピオット
お肉はお箸で食べられるほど、ほろほろに柔らかかったです。
デザートの「枡パルフェ」は、私のプレートだけ特別でした。
「祝・還暦」のメッセージ付き!!
ツアーの申し込み(WEBで申し込みました)のとき、備考欄に「還暦のお祝いに乗ります」って書いてたら、このサービス!
うるうる
スタッフさんが♪Happy Birthday♪歌ってくれました。
ことこと列車も一緒に描かれています!!
かわいい!
油須原(ゆすばる)駅で小休止。
列車の向こうには桜並木があるのですが、ちょっと隠れちゃってます。
でも反対側から撮影すると、列車には桜並木が映り込んでいますよ!
再び走りはじめると、ちょっとだけ有名な狛犬があります。
わかりますか?
逆立ちしてる狛犬さん。
逆立ち~。
こっちの狛犬さんは通常営業です。
先頭車両からは、のどかに続く鉄道が見えて、ほんとうに癒されました。
そして、終点は行橋(ゆくはし)駅。
直方駅から行橋駅までは約1時間で行ける距離ですが、その距離を小休止やマルシェ、炭坑節でのおでむかえ等々をはさみながら、3時間半かける旅なのです。
贅沢な時間の使い方ですよね。
季節が変わったらメニューも変わるでしょうから、また別の季節に乗ってみたいな~。