飛(ふぇい)の病気のことを記録として残すために
何回かに分けて、アップさせていただいています。
よくわからない症状で悩んでいる飼い主さんや、
病気を持っている子と生活していて、悩んでいる飼い主さんが、
前向きに病気を受け入れてくれることを願って…
何かヒントになれば…と思い、アップします。
※飛ママはど素人です。もちろん、病気について自分で調べているけれど、
獣医さんから教えていただいたことや、ドッグトレーナーさんにお聞きしたり…
なので、ちょっと偏った考え方かもしれませんし、いろいろな考え方、見方もあると思います
あくまでも参考にしてください。
・リンパ管拡張症については、こちら⇒『飛さんの病気のこと~リンパ管拡張症 』
・目のアルビノについては、こちら⇒『飛さんの病気のこと~目のこと 』
・洞不全については、こちら⇒『飛さんの病気のこと~洞不全 』
・股関節脱臼については、こちら⇒『飛さんの病気のこと~股関節脱臼 』
・台風の影響については、こちら⇒『持病のある子に与える影響』
飛の鼠径ヘルニアに気が付いたのは、飛をお迎えしてから3か月くらい経ってからかな・・・
ある日、飛と遊んでいたときに、ぷっくりと下っ腹が腫れていることに気が付いたけど、
鼠径ヘルニアだってすぐにわかり・・・
まだ小さいから、引っ込むかなって思って、下腹をさすり、中に入れるようにしていました。
小さいと、案外、引っ込んでくれることがあるんだよね。
だから、獣医さんに受診するときには、ぷっくり出ているときには、
診察室に入る前に、さすって、中にしまっていました。
でも、やはりすぐに出てしまう。。。。
飛の心臓の検査をするようになって、やはり獣医さんに相談してみた方が良いかなって思って、
飛の『リンパ管拡張症』『洞不全』『目のアルビノ』の診断が確定して、
経過観察のための半年後の検査の時に、初めて先生に相談してみました。
獣医さんに診せました。実はずっと知っていたことも話しました。
獣医さんは、笑って・・・「そうだね、これは鼠径ヘルニアだね」って。。。
かかりつけ医は、すぐに手術をしたがりました。
でも、飛の心臓のこともあったので、麻酔をかけることが怖いって。。。
それで、検査をしてくれている病院の先生に相談してみてって言われて、
検査ついでに、診ていただきました。
検査をしてくれる先生は・・・
鼠径ヘルニアだからって即手術ってことではない。とのこと。
エコー検査をして、腸をみていただきました。
ぷっくりとでっぱっている部分は、腸が出ている場合と、
腸を支えているまわりの脂肪が出ている場合があるそうです。
もちろん、腸が出てしまっている場合は、即手術です。
飛の場合は、脂肪が出ているとのこと。
もちろん、そのまま放置しておいて、腸が出てしまう場合もあるし
ある日、引っ込んでしまう場合もあるそうです。
飛は経過観察。腸が出てしまった場合は、手術です。
でも、腸が出てしまった場合…ってママにはわからない…
先生にどうしたら腸が出ているかわかるのか?
ってお聞きしてみました。
ぷっくりと出てしまっている部分を、さすって、引っ込むようにしてあげる時に
感触がぷにょぷにょしている時は、脂肪。
腸が出たら、そのぷにょぷにょ感が、注射の時にゴム管で、血管の浮き上がらせるように
縛るでしょ?あのゴムのような感じの硬さになるそうです。
微妙な感じなので、何度も何度も、飛のお腹の感じと
ゴム管の感触を覚えるように触らせていただきました。
毎日、飛さんのお腹を触りながら…大丈夫かなって観察しています。
かかりつけ医からは、
後ろ脚の筋力の弱い子は鼠径ヘルニアになりやすいんだよ
って言われました。飛さん、股関節脱臼のお話しは先日アップしたように
後ろの両脚、股関節脱臼しているので、どうしても脚の筋力が弱いんです。
だからヘルニアが引っ込まないらしいんです。
ならば!!!
って、飛さんの筋力アップのために運動させたいって思って
ドッグランに行ったりしていたのですが、飛さんは、ランでは遊ばないし、
元気いっぱい走り回ることをしないので、どうしても動かしたい・・・
それで、お休みの日は、公園にお散歩に行ったり、たくさんたくさん歩かせるようにしていました。
そんなときに、山道のある公園に行った時・・・
飛さんが水を得た魚のように、目を輝かせて走り回る姿があったんです。
「もしかしたら・・・」ってお山に連れて行ったら
これがビンゴ
飛は、山登りのお散歩が気に入り、「これがやりたかったのよ~」っていうように
元気いっぱい、いきいきと山を走り回る姿があったんです。
そこから、我が家の低山ハイクが始まったってわけです
筋力をつけて、膝を支える筋力もつけて、ヘルニアも引っ込んでくれたら良いなって
その気持ちだけで、山に出かけるようになりました。
もちろん、飛さんには心臓の病気があるので、無理はせず・・・
いつでも、飛さんの体調の変化には気を付けています。
最初はチアノーゼが出たりしていたのですが、
今ではまったくそういうことがなくなりました。
でも、週に1度だけの山登りでは、筋力アップにはなかなかつながらないので、
本当はランで遊ばせたかったけれど・・・
アジリティをパピーのころにやっていて、膝が抜けるようになったので
やめてしまったけれど、ある時、ランにアジリティ設備のあるところに行ったら、
これがまた、目を輝かせて、楽しそうにしている姿があったので・・・
「これだ!」って、アジリティの大会目的ではなく
飛の体力づくりのためにアジリティも再開しました。
膝への負担を考えて、隔週でレッスンに通って
レッスンに行かない週は、ママのお休みの日は、お出かけをして
たくさんお散歩をして、きれいなモノを見て、いろんな経験ができるようにしています。
アニマルコミュニケーションで、
お山のこと、アジリティのことを飛さんに確認。
お山もアジリティも大好きらしいので、このまま継続していけたら良いなって思っています。
話がそれたけれど・・・
飛の鼠径ヘルニアは、引っ込んではいないけれど
大きくもなっていないし、腸が出ることもなく、今のところ、
まださすると中にスルッと入ってくれるので、大丈夫そうです。
これからも筋力アップして、手術をすることなく過ごせたら良いなって思っています。