英検受験用の単語には、暗い意味が多いです。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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「英検受験用の単語には、暗い意味が多いです。」

 

こんなことを感じたことはありませんか?英検1級の単語を暗記したいという生徒さんの願いで、今回は「キクタン英検1級」を暗記していただいております。事前に、私も内容をチェックしてみて、気づいたことがあります。

 

 

英検の単語って、『否定的』『深刻な』意味の単語が多いよね。

 

その生徒さんも同じ意見でした。今回キクタンの最初のページから調べてみましたが、「否定的で」「深刻な」意味の単語が多くて、いやになりました。つまり、「明るくて、ワクワクするような意味の単語がない」と言うことです。

 

「お前、日本人の会話って、どうしてあんなに固くて、生真面目で、おもしろくないんだろう?」

 

昭和の時代から、アメリカ人にそう言われるのが落ちなのです。もう原因がお分かりですね。英検を小学生の頃から慣れ親しんでいる日本人は、「否定的で」「深刻な」英単語ばかりを暗記して来たからです。

 

だから、「相手を励ましたり」「自分や相手を力づける」単語が足りないことに気づいていただきたいです。アメリカの自己啓発のセミナーで、そんな肯定的な単語が足りなくて、まったく肯定的な内容の話が出来ないという経験は無いでしょうか?

 

私がアメリカの大学院で、就活用の履歴書を書こうとした時に、ビジネスコミュニケーション担当のS先生から、履歴書に書くために必要な単語集を頂きました。そこにある動詞を見たら、知らない、使ったことがない単語ばかりでした。だから、余計にびっくりしました。

 

これからは、自分を肯定する単語を使いなさい。

 

そのようにS先生から言われて、それから肯定的な動詞や形容詞を使うようになりました。それが、私の今の英語力の根幹をなしています。

 

ずっと指導して来た生徒さんのライティングもそうですが、「否定的で」「深刻な」内容が多いです。

 

「笑いがあり、ほほえましい内容って、書いてはならないのでしょうか?」

「人生の話をする時に、過去や現在の厳しい状況に置かれたことだけを言えばいいのでしょうか?」

「日本人がディスカッションをやる時に、どっと笑いが漏れる瞬間って、どれくらいありますか?」

 

昭和の時代から、日本人は「テンション・ピープル」だと言われてきました。いつも緊張しているからです。それも、ずっと暗記して来た「英検の単語帳にある単語」が原因ではないのでしょうか?

 

「恥の文化であるがゆえに、失敗を恐れ、ミスしまいと思いながら、いつも注意深く、真剣な表情で構えて、着席して、英語で話し始める。」

 

そんなシーンをずっと見てきました。ビジネスの会議が終わって、慰労と親交を深めるためのパーティで、あなたは何を言うのでしょうか?ビジネスの話題に関するばかりの英単語を覚えていて、少しも個人的なことを披露する単語を覚えていないために、その場の雰囲気の中で相手を引き付ける会話が出来ない。そんな覚えはないでしょうか?

 

これからは、もっと「肯定的で」「力強い」意味の単語を覚えたらいかがでしょうか?

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝

 

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