「私のブログのファンが、テレビに出ていました。」
昨日、NHKEテレのハートネットという番組に、私のブログのファンである人が出ていらっしゃいました。懐かしかったです。その方のお姿が、こちらです。
もうご存じの方も入らっしゃいますね。前・立命館APU学長の出口治明(はるあき)さんです。脳卒中になり、右半身麻痺と言語障害を患い、そこから奇跡の復活をされていらっしゃいます。その軌跡を番組で紹介をしていました。
「どうしても、学長に復帰したい!」
「まだまだ、やり残していることがたくさんあるんだ!」というように聞こえて参ります。その強い思いが、こうして重病からの復活を可能にしたのだと思いました。利き手でない左手で文字を書きながら、まだうまく話せない部分は、こうして筆記して司会者に見せていました。
出口さんは、あの有名なライフネット生命の創業者でもあります。歴史に造詣が深く、歴史から学ぶという姿勢を貫いていらっしゃいます。私も何冊かの著書を拝読しましたが、資料の調査の深さと広さには驚くことがしばしばでした。その出口さんが、こうして病魔と闘いながらテレビに出られるようになるまでに、どれだけの辛い経験をされてきたのかを想像した時、私が15年かけて、うつ病から復帰した日々を思い出しました。私も暗闇にどん底にいました。
「テレビの番組の筋書きが、理解できない。」
「新聞の漢字が読めない。」
「文字が書けない。」
出口さんも私も、「復帰して何がやりたいか?」という命題に自問自答しながら、復活の日を楽しみにしてきたのだと共鳴いたしました。そして、私のブログのファンの一人が、こうして人生の紆余曲折の中にあっても、決して諦めない姿勢に、私も強く励まされました。そして、出口さんのこうした体験は著書になっておりますので、お読みになって頂きたいです。
「運命は選べない、でも適応はできる。」
この番組の中で仰っていた言葉です。強い響きがあります。何事にも逆らうことなく受け入れ、そこからどうすれば回復出来るかを考えて、不屈の精神で元の場所に戻っていく。
「運命を受け入れ、前向きに生きる。」
著書に書かれているお言葉には、出口さんの底力の大きさを感じないではいられません。久しぶりに見たお姿に、生きる強さを感じることが出来ました。ありがとうございます。
そして、復帰までの挑戦と覚悟は、こちらです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
感謝
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