「英検2級の2次試験の準備を始めました。」
昨日から、MZさんと英検2級の2次試験の準備を始めました。いかにして、効率よく準備をして合格するかに重点を置いて指導しています。
「生徒さんをいかにして飽きさせないで、合格に導くか?」
1次試験で疲れている生徒さんですから、集中を切らさないような配慮が必要です。だから、授業中に笑いも誘いながらの指導になります。そこで、過去問にある2次試験用のカードを見てもらいます。
ここで、こんな会話をします。
「MZさん、最初はこのカードの四角に囲った文章を読んでもらいます。つまり、音読をすることになります。音読だから、英語力には関係ないです。ただ読めば、点数をもらえます。上手に読めば、もっと点数が上がります。意味なんか、分からなくてもいいです。だから、点数をあげるというのですから、こちらからもらいに行きましょう。」
「それって、いいですね。」
「そうなんですよ、意味なんか分からなくても、点数はもらえるんです。あなたが一生懸命に1次試験の準備をしてきたことへのご褒美なんです。」
そう言うと、MZさんは、にんまりとしました。
「それから、質問が4つあります。1番目の質問は、これが難しいと言われていますが、私から見たら、楽勝問題です。①主語を代名詞に変える。②代名詞をもとの名詞に変える。この2つの作業が出来るかを見ています。カードに書かれている部分を抜き出して、並べ替えればいいんです。まるで、パズルをやっているようなんですよ。意味なんて、分からなくてもいいんです。」
そう言って、解答するテクニックだけを教えました。その通りにやったMZさんに向かって、こう言いました。
「MZさん、満点です!どうですか、簡単でしょ?」
「そうですね、簡単です。」
そう言うと、MZさんは、にんまりとしました。
高校生や編入する大学生に対しては、目の前に差し迫った合格を叶えて頂きたいので、英検の合格をさせるだけの最低のテクニックを教えています。その先は、自分の責任として進んで頂きたいと事前に申し上げています。
そして、2次試験では4つの質問がありますが、2番目の問題までうまく答えられれば合格ですよと教えています。カードの文章の音読と、1番目と2番目の問題を解くだけで、合格ギリギリに滑り込めることを強調しながら、指導しています。いかにして、集中力を切らさないで授業を受けてもらえるか、そして、結果として合格を手に入れることが出来るか、私の指導者としての技量が試されています。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
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