「B子さんは、レイクランド大学ジャパンに進みます。」
B子さんご本人とお母様とずっと話し合って来て、B子さんの現在の英語力から判断して、テンプル大学ジャパンのBridge Programに進むことは、現状ではリスクが大きいと思います。そのために、安全なスタートをすることで、出来る限りリスクを少なくなる方向で進学することしました。
B子さんご本人が、レイクランド大学ジャパンの担当者と話し合って、レイクランド大学ジャパンを気に入って頂きました。そして、ここで英語研修課程から学部に進んで、2年間で準学位を取ってからテンプル大学ジャパンに編入するコースをたどることになります。
「アメリカでは、どこで何を学んで、何番で卒業したかが重要です。」
つまり、どこに1年生として入学したかは、重要ではないのです。それだけ、編入が多いからです。そのために、卒業した大学が母校になるということです。私の生徒さんも、コミュニティカレッジから3年目で4年制大学に進んで、無事に高いGPAで卒業しました。それでいいと思っています。
「最初は、安全に飛び立つことなのです。」
海外の大学での教育を受けたいとお考えなら、一旦リスクを出来る限り減らす方向でスタートしていただきたいです。これは、アメリカでの起業の考えでもあります。日本の大学受験の場合は、入学試験がやたらに難しくて、入学する頃にはすでに疲弊した状態ですから、「勉強嫌い」になることは結果として明白です。
最初は、自分の持っている力の110%くらいを目標にして、ちょっと背伸びすれば手が届くくらいの所に目標を設定してください。そして、それを乗り越えたら、またその時の力の110%で手が届く目標を定めて、まっしぐらに進んでください。
レイクランド大学ジャパンに対して、どのように評価するかは、ご本人次第です。そして、英語研修課程では、学部に進学することなく、その英語研修課程のみを選択することも出来ます。それがメリットと思います。
「授業の内容も、教科書の内容も、あなたの現在の英語力の範囲でしか理解できない。」
これが現実なんです。同じ入学時期でも、同じクラスでも、個々に理解度が違うのは、あなたの英語力によります。だから、最初から「A」や「A-」を取り続けるには、それ相応の英語力を備えていて入学する必要があります。
正直申し上げて、そんなに英語力って向上しないです。それは、向上する度合いは、最初から基礎力があるかどうかで決まるからです。
「授業の内容も、教科書の内容も、あなたの現在の英語力の範囲でしか理解できない。」
そして、最初から理解度が中途半な状態で学生生活を送ることになるので、その状態での理解度で定期テストやレポートを書くことになります。だから、いつになったら100%の理解度になるかは、個々の努力次第です。したがって、大きなストレスを抱えながらの授業参加になりますので、「地獄」にいるような気持でお尻に火が付いた状態で、毎日追われて勉強することになります。
「あなたは、どんな英語力で入学するのですか?」
B子さんの判断は、賢明だと思っています。いずれ、テンプル大学ジャパンの卒業生になるのですから、そこにゴールを持っていけばいいのです。それが、B子さんの人生のPlan Bなのです。
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