人生のPlan Bでイタリア留学しています。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「人生のPlan Bでイタリア留学しています。」

 

昨日、イタリアからハガキが届いていました。差出人を見ると、4年前に大学受験指導をさせて頂いたEさんからでした。懐かしかったです。なんでも、大学の交換留学で、イタリアのボローニャ大学で勉強しているそうです。「えっ!」と驚きました。「ここまで来たんだ!」私は納得しました。その内容がこちらです。ちょっと、ご覧くださいませ。

 

 

さて、あなたは、4年前のEさんを覚えていらっしゃいますか?私立大学付属の小中高一貫校で、IB(國際バカロレア)のコースにいて、四苦八苦しながら勉強していた生徒さんです。私の授業の時も、時々居眠りしてしまうくらいに抱えきれないくらいの課題と戦っていた女子高生です。

 

そのEさんは、結局高校の推薦を頂いて、A学院大学の出来たばかりの学部に入学が決まったのです。その時のEさんの満足していない様子で話す言葉を今でも覚えています。

 

「グローバル系の学部に行きたかったですが、私の成績ではどこもダメでした。そして、この学部に決まりました。あとは、私が一人でやりますから、先生からの指導はこれで終わりにしてください。」

 

力の入らない声で、がっかりした様子で私に伝えていました。他のクラスメートは、違う大学へと進んで行きました。そして、私は、悔しさと悲しさが入り混じったEさんの気持ちを感じました。

 

実は、私はEさんに学習院大学に行ってほしかったんですが、A学院大学に入学先が決まったので、私も指導を終了することになりました。

 

「Eさんって、やっぱり経済が好きで、英語も好きで、IBコースの時は図らずも辛酸をなめて来たけれど、大学に入学しても夢を諦めずにいて、とうとうやったんだな。感心、感心。」

 

A学院大学では、Eさんは諦めがつかなかったんでしょうね。1年生の時に転部を決意して、2年時に国際政治経済学部に入ったんです。高校でIBコースを取ってきたプライドが自分を許さなかっただと思います。そして、他のクラスメートのように、自分もグローバルの世界に身を置くストーリーを描きたかったんでしょう。よく頑張ったと思います。

 

私は、この絵ハガキを頂いた時に、本当にうれしくなりました。それは、Eさんが自分の夢を諦めないで、自分の可能性を信じて、実際に実行したからです。おめでとうございます!

 

そして、私がこのブログでずっと言い続けていることの1つは、「人生のPlan B」です。

 

「高校で成績が悪くたって、いいじゃないか!」

「大学で気に入らない学部でも、いいじゃないか!」

「社会人になって、出身大学名で馬鹿にされてもいいじゃないか!」

「だって、『人生のPlan B』があるじゃないか!」

「いつでも、どこでも、やり直しが出来るじゃないか!」

 

人生って、本当に面白いですね。Eさんが目の前にある選択肢の1つを掴んで、実行しただけなんです。そして、希望の学部に入ったんです。そして、そこからどんどんと可能性が開けて行ったんです。

 

「A学院大学国際政治経済学部って、エリート学部ですよ。」

 

Eさんも、人ごみの中で振り返ってもらいたい存在でありたいと思ったんでしょう。だから、じっと辛抱しながら、コツコツと努力を重ねて行ったんだと思います。まるでU君のように、諦めずに、人生の階段を1歩1歩登って行きました。そして、とうとう交換留学の選抜試験にも通って、こうしてイタリアから絵ハガキを送る瞬間まで上り詰めたということです。おめでとうございます。

 

私が好きな言葉があります。もうご存じだと思います。

 

空腹の人に、魚を与えてはいけない。その代わりに、釣りの仕方を教えなさい。

 

そうすれば、いつでも魚を釣って、自分の空腹を満たすことが出来るのです。これが、古き中国の教えです。私も生徒さんには、こうして魚の釣り方を教えてきました。魚をほしがる生徒さんに、釣りの仕方を教えるのは勇気が必要です。それを敢えて、釣りの方法を教えることで、私の指導を終えた後でも、生徒さんは自分一人で生きていけるのです。

 

この私も、アメリカで釣りの仕方を教わった一人です。そして、それを若い生徒さんにこうして伝え続けているのです。Eさんも、こうして魚の釣り方を実践して、自分の夢を諦めずに、実際に欲しいことを掴んだ一人です。私は、本当に感心しました。160センチに満たない小さな体で、本当に大きな夢を掴んで、ドメ派から立ち上がって、今はイタリアにいるのですから。

 

そして、これからの就活も、アメリカのボストン・キャリア・フォーラムに参加して、海外採用組になることを決めているのです。人生の可能性が、どんどん広がる様子が目に見えるようです。おめでとうございます!

 

私のブログを何年も前からお母様と一緒に読んでくださって、本当にありがとうございます。そして、私の申し上げる通りに実践して、こうして結果を作り続けてくださって、私は本当に感動しています。ありがとうございます。これからも、グローバルの世界で活躍をすることを期待しております。

 

再会が楽しみですね。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝