その1の続きであります。

$夏休みは終わらない
午前9時、土俵祭開始。
…が、自分が座っていた席からは土俵上の様子がほとんど見えなかったな。
途中、「ご起立ください。」とのアナウンスに
自分達も起立していいものかと戸惑うお客さん達の姿が見られた。
写真は湊部屋の幕内格行司・木村元基。

$夏休みは終わらない
土俵祭が終わると力士達の公開稽古が始まる。
西の花道奥でスタンバイ中の力士達。
この約1時間後には照強(右端)のマゲがグシャグシャに…。

$夏休みは終わらない
呼出しさん達が土俵を整えて公開稽古のはじまりはじまり~。
ん?奥の建物から藤島親方が土俵を眺めているぞ!


こちらは序二段と三段目の力士達による申し合い稽古の様子。
幕下以上の力士達の稽古は稽古総見で何度も見ているんだけど、
この辺りの番付の力士達の稽古を見るのは初めてだ。
申し出る時の掛け声が高い!

普段は早朝に部屋を訪ねないと見られないよね。
序二段力士達の稽古も見てみたいんだけど、
部屋を訪ねてもまだ客が自分だけだったら恥ずかしいなあとか
いろいろ考えてしまって未だ見に行く勇気が出ず。

$夏休みは終わらない
この稽古で特に自分の目を引いたのが鳴戸部屋の坂邊。
大きな声で積極的に申し出ていたのだが、その割にはなかなか買ってもらえず。
それでも軽く跳びはねながら次の機会を伺っていたりして終始元気いっぱいだったよ。
翌日の藤沢場所で高安と一緒に行動しているのを見かけたから、
彼の付け人として巡業に同行しているようだね。

$夏休みは終わらない
あっ!千代丸だ!
ここでも大きなお腹は大人気。
他の力士にお腹を揉まれている間、満面の笑みを見せる千代丸であった。

$夏休みは終わらない
千代丸が四股を踏んでる!と思い撮った写真なんだが、
よく見ると後ろにいる力士の足だった…。

$夏休みは終わらない
やがて幕下力士の申し合い稽古が始まり
千代丸(右端・おでこポリポリ)をずっと目で追っていたんだが、
どうも積極性に欠けていて2番だけで終わっちゃったなあ。
周りが違う部屋の力士ばかりで遠慮しちゃったかな?
千代皇が恋しいねぇ。

おそらくこの中で最年少の照強(中央・頭ボサボサ)や、
鼻血を出してもティッシュを詰めて頑張る武玄大(左から2人目)が
何番も取っているのを見ると「千代丸は大丈夫?」と心配になってしまうな。

$夏休みは終わらない
1995年1月17日生まれで淡路島出身。
身長167cm。
この基本データだけでも話題になったであろう照強。
初土俵の翌場所には鳴り物入りでデビューした同期の千代桜に初黒星を喫しさせ、
その後も15歳で三段目、17歳で幕下昇進と今や実力でも注目の力士だ。
この日の申し合い稽古でも一番積極的で、光っていたな。

$夏休みは終わらない
関取衆で一番早く土俵に出てきた隠岐の海。
稲川親方(普天王)が本気で羨ましがる長い胴体と短い足の持ち主。
お相撲さんには理想の体型だそうで。

$夏休みは終わらない
千代鳳も早めの登場。
積極的な申し合い稽古を期待していたが、
この日は幕下の竜王浪とのぶつかり稽古で胸を出すだけで終わってしまった。

$夏休みは終わらない
レレレの利樹之丞。
土俵を整えて取組開始だ。

続く。
今回は4月6日に行われた靖国神社奉納相撲についてのご報告。
※小さな写真はクリックすると拡大します。

いつも平日に行われるので行ったことがなかったのだが、
お休みをもらい念願の靖国デビューを果たすことができたよ。
昨年の秋場所後に無理してでも行っておけば良かったなあ。
その時の取組表を見たが、3人の関取+それぞれの付け人で
九重部屋からは力士だけでも計6人は参加していたみたいだし。

朝7時に家を出て、8時前には東京メトロ半蔵門線九段下駅に到着。
S学園の生徒たちを大勢見かけたなあ。
この日が新学期のような雰囲気だった。
ここの制服はスカート丈が短すぎずお上品でいいねぇ。

$夏休みは終わらない
靖国神社入り口から内堀通りを挟んで南側の光景。
日本武道館でM大学の入学式が行われていたみたい。(写真は午後に撮影したものです。)

S学園の生徒たちは靖国神社の敷地内を通って校舎まで行くようで、
お相撲さんとセーラー服がすれ違う光景が良かったなあ。
新学年のスタートを満開の桜とお相撲さんを見ながら迎えられるとは
何ともうらやましいものですな。

相撲場が近くなるにつれ、高安、碧山、白鵬の付け人達など
すれ違うお相撲さん達が増えてきた。

$夏休みは終わらない
ここまで辿り着くのに結構歩いたなあ。
先には満開の桜とお相撲さん達が!(写真は午後に撮影したものです。)
相撲不足がみるみる解消されていくのを感じた。

$夏休みは終わらない
午前8時になるとトントン…と太鼓の音が。
叩いていたのは九重部屋の呼出し・海人。
四股名を呼びあげる姿は本場所のネット配信で何度も見ているが、
太鼓を叩く姿を見るのは初めてだ。

$夏休みは終わらない
相撲場入口には既に行列ができていた。
配られた取組表と美しい庭園を眺めながら開場を待つ…。
池には鯉が泳いでいたよ。

午前9時前にいよいよ開場となり、
一斉に土俵周囲のブルーシートへ乗り込んで行く皆さん。
自分は本場所ではあまり座らない向正面に座ることにしたよ。
正面のシートがほとんど埋まっていなかったのが謎だったな。
関係者しか座っちゃ駄目よ、というような雰囲気だった。
結局、時間の経過とともに普通に埋まっていったんだけどね。

続く。
夏休みは終わらない
★千代翔馬(幕下・西44枚目)2勝5敗。
餅つきを特に頑張っていた力士の一人。
後ろからこっそりやって来た千代鳳に、顔に粉を塗りつけられる場面も。

昨年秋場所で幕下昇進を果たすも
一場所で三段目に戻ってしまった千代翔馬。
初場所で6勝をあげ再び幕下に復帰したが
2勝に終わり定着するのに苦しんでいる様子。
立ち合いすぐの強烈な攻めがこの人の武器だと思うのだが
攻め切る前に途中で引きに転じてしまい自滅することも。
もう癖になっちゃってるのかなあ。

幕下以上はその1で書いたつもりだったのだが、千代翔馬だけ抜けていた。
どうも未だに三段目のイメージが抜けきらなくて。

夏休みは終わらない
左から、新弟子・高橋、千代嵐、千代栄。
千代栄も餅つきを特に頑張っていた力士の一人だ。

☆千代栄(三段目・西26枚目)4勝3敗。
九州場所と並ぶ自己最高位で今度は見事に勝ち越し。
来場所は勝ち越せば幕下だ。
千代鳳の相撲に憧れているとのことで、
押しに徹しようとしているところがいいね。
それでも打上げでは親方に「こいつは言うことを聞かない。」と
また説教されちゃったのかなあ。

夏休みは終わらない
手前から、千代秋豊、千代の眞、千代雷山

☆千代の眞(三段目・東21枚目)4勝3敗。
5勝以上すれば3年ぶりの幕下復帰が待っていたが
惜しくも4勝3敗の成績で来場所に持ち越された。
病気で痩せてしまった体をコツコツと鍛え直しているのか、
調子を取り戻してきている様子。
11日目の中継で、取組中に肩の古傷を痛めた千代の国を
裏の通路までカメラが追っていく場面があったが、
そこで突然現れたおばちゃんによる千代の国との撮影要請にも
淡々と応じ慣れた手つきでカメラを受け取る千代の眞が映っていた。

★千代雷山(三段目・東23枚目)2勝5敗。
昨年名古屋場所から4場所連続勝ち越し、
自己最高位を更新したところだったが遂に負け越してしまった。
和歌山県出身ということで、
準ご当所で幕下昇進を決められたら美しかったのになあ。
部屋一番の巨人兵なのだが、攻めが遅いせいか
立派な体が勿体ないと思ってしまう程に相手ペースの動きになっているんだよね。
巨人兵二番手の福里に追いつかれてしまうぞ。

★千代秋豊(三段目・東92枚目)3勝4敗。
三段目に復帰するも3連敗スタート。
初場所の打上げで親方に「おじいちゃん」と言われたのが
ショックだったのかなあと心配になったが、
4番相撲の不戦勝を機に3連勝し、26歳の若さを見せつけてくれた。
しかし7番相撲で負け、結局負け越し。
来場所はまた兼子と近い番付になりそう。

夏休みは終わらない
ちゃんこ場から出てこなかった兼子。
このような写真しか撮れず残念。
兼子より棚の中身の方が目立っちゃってるなあ。
保存容器がいっぱいあるから作り過ぎちゃっても安心だね。出番がなさそうだけど。
ちゃんこ美味しかったです。ごちそうさまでした。

☆兼子(序二段・西46枚目)5勝2敗。
丸1年続いた4勝3勝ループを良い方向に抜け出し
一昨年秋場所以来の5勝2敗。
あの時は打上げで親方に「5番も勝つなんて珍しい。」と言われていたが
今回は何と言われたのか気になるなあ。
今場所は相手の攻めを一方的に受けて終わりということもなく
負けた相撲も含めて自分の相撲を取りきっていた。
来場所は自己最高位の序二段一桁台まで上がるかな。
勝ち越せば念願の三段目だ!

夏休みは終わらない
ちゃんこ場から炊きたてのもち米を運んできた森。

☆森(序二段・西59枚目)3勝4敗。
地方場所では強いはずの森…だったが
今場所は思いのほか苦戦してしまった。
7番相撲で勝ち越しを決め、
なんとか来場所も三原に抜かされずに済みそうだ。
「体重不足は足長でカバー、森」と思わせる足を掛けにいった相撲が2番見られた。

夏休みは終わらない
左から、千代大龍、三原。

☆三原(序二段・西99枚目)5勝2敗。
半年ぶりの勝ち越しで自身初の5勝2敗。
しかし5勝のうち立ち合いから変化して叩き込む相撲が
YouTubeで確認できた取組だけでも2番あったな…。
若いうちから癖にならなければ良いのだが。
千代大龍でも立ち合いから変化することはないからねぇ。

さて、4月1日から始まった春巡業も本日が最終日。
自分は6日の靖国神社奉納相撲と7日の藤沢場所へ行ってきたので
今度はその様子をお伝えしようかなと。
春場所は残念ながら現地観戦はならず。
午前中はネット配信、加えて午後1時からはNHKの大相撲中継、
そしてニコニコ生放送で、西田淳裕さん(よしもと芸人)による
実況生配信を見て過ごしていたよ。

実況生配信は、特にお相撲さんが出てくるわけでもなく
ただ唐揚げ弁当やピノを食べながら相撲観戦を楽しむ相撲ファン(西田さん)を
相撲ファン(視聴者)が見ながらコメントを投稿するという…ただそれだけなのだが
自分としては結構楽しめた。

さてさて、春場所の九重部屋は力士15人中10人が勝ち越し。
初場所に続き嬉しい結果になったなあ。
12日目終了時点で勝ち越しが決まっていたのは6人だったが、
最後の3日間で千代鳳や3勝3敗の状態だった幕下以下の力士達が
相次いで勝ち越しを決めてくれたのだった。

休場明けの千代嵐も
初場所で負け越してしまった序二段トリオも
全員勝ち越してひとまず安心したよ。

そんな春場所を昨年末のお餅つきの写真と共に振り返ってみた。

夏休みは終わらない
千代の国(右)と千代鳳(左)
千代の国のもみあげが味付け海苔状態にまで成長。
場所中はV字に整えているのだが、
この状態でもそれはそれで面白いと思う。

★千代の国(前頭・東8枚目)3勝10敗2休。
一昨年の九州場所から7場所連続で勝ち越していたが
遂に負け越してしまった。
序盤から苦戦し、持ち直すことなく終盤を迎え
おまけに初場所に続き取組中に肩の古傷を悪化させ
途中休場という散々な場所になってしまった。
来場所は部屋頭の座を千代大龍に奪われてしまうが、
先輩の意地で奪還するぐらいの活躍を見せてほしいなあ。
場所前も場所後も各方面からお呼びが掛かり何かと忙しそうだね。

☆千代鳳(十両・東11枚目)9勝6敗。
新十両で見事に勝ち越し。
これで4場所連続勝ち越しか。
十両の土俵でも引き叩きに動じずスタスタと前に進む姿を見ると安心するねぇ。
そのうち対戦するであろう阿覧や皇風はどう出てくるかな。
幕下で2度逃してしまった優勝を十両で果たせるかどうか。

夏休みは終わらない
千代大龍(右)と千代皇(左)

☆千代大龍(十両・東筆頭)11勝4敗。
十両で連続2桁白星か。
髪も昇進祝賀会も追いつかないまま新入幕だね。
しかしこの人の引き叩きに面白い程に相手が転がっていくなあ。
かと思えば相手が何もできないまま土俵外へ吹っ飛ぶ正攻法で勝つことも。
意外と立ち合いからの変化はないんだよね。
立ち合い後にこのまま出て行くか叩いちゃうか瞬時に判断しているのかねぇ。

☆千代皇(幕下・東26枚目)5勝2敗。
後半に弱く、4連勝後の5番相撲で負けた時は
今場所もここから3連敗か?と心配になったが、
幕下で初めて連敗することなく場所を終えた。
左の下手一本で相手を吊り出した2番相撲には驚いたなあ。

夏休みは終わらない
左から千代丸、千代皇、新弟子・高橋。
千代鳳のお餅つきを少し離れたところから揃って見守る図。

☆千代丸(幕下・東14枚目)4勝3敗。
番付もお腹の大きさも千代皇には抜かされたくない千代丸。
幕下15枚目以内で勝ち越し、夢と希望がまた一段と膨らんだかな。
弟と同様にこの1年でグンと力を伸ばしたことだし、
ここまで来たからには十両昇進を是非とも決めてほしい。

夏休みは終わらない
森や三原と一緒にちゃんこの給仕をしていた千代嵐。

☆千代嵐(幕下・西43枚目)4勝3敗。
九州場所の途中休場から久々に本場所の土俵に復帰。
お餅つきの時は日常生活を送る分には問題がないように見えたが、
まだ相撲が取れる状態までには回復していなかったようで初場所は全休。
初場所の打上げや千代の国の幕内昇進祝賀会では
他の若い力士達と同様の仕事をしていた。
復帰の春場所は思うように白星を重ねることができず、
勝ち越しは7番相撲までお預け状態になってしまった。
番付はだいぶ下がっちゃったけど、勝ち越した瞬間はやはり嬉しそうだったね。

夏休みは終わらない
お餅つきでお客さんに足の状態を説明する千代嵐。

続く。