2022年10月、久しぶりにヤフオクで落札しました。
ヤマト宅急便センターへ朝イチで取りに行く派(笑)
参考までに出品されていた掲載画像がコレ!
画像で出品者がバレます!?
オーストラリア産のハイマツと記してありました。
到着したのがコレ!
思っていた以上に大きかったです。マス目をよく見ていなかったせいもありますが(汗)
掲載画像を3度も見直しましたが、形に相違ないため紛れもなく同じミドリイシと思われます。
しかしながら遥かに予想を超えた茶イシがきました。
この時点ではピンクの片鱗はほぼ感じません。どう色彩加工したのか、匠だぁ~と感心(笑)
3日間も砂地に転がし、どうレイアウトするか考えました。
得意の(?)マグネットクリーナへ接着することに。
ハイマツらしいポリプが見当たらないです。
現状茶イシですがセオリーで考えるならば、持ち合わせる蛍光タンパクはRFPのはずなのでグリーン球のスポット(450㎚~475㎚~500㎚で構成)を当ててギラギラにしたいところです。
入海から数日で茶イシ感に我慢できずスポット球を追加。
周辺のサンゴへの配慮もあり、とりあえずはVitalwave Violet9w(左)とコレ(中央)!
いろいろなスポット球を使ってきましたが、蛍光タンパク向けの色揚げというより単なる演色性に優れたスポット球と評価しています。
それは13年以上前(?)に発売されていたGrassy LeDio/初期型UV400・AQUAです。
この製品は途中でマイナーチェンジされ後期型は白青が強いのですが、初期モデルは言葉で色味を表現するとややピンク&紫色がある雰囲気でした。
少しピンク色への兆しか!?
ポリプは少し出てきたかも程度で、そもそもハイマツにポリプがない状態というのは少々危うさを感じてしまいます。
そして入海から3か月後
【2023年2月頃】
オーソドックスな明るいピンク色になってきました。
とにかく入海時の渋さは失せましたのでヨシとしておきます。
【2023年2月頃】
そして6か月が経過
【2023年5月】
2023年のゴールデンウィークに置き場所を後方から中央へ移動しました。
この場所は件のスポット球直下ではありませんが、スポット球(RX072e DEEP)がやんわりと当たっています。
良くも悪くも水槽の中央付近は相対的に照度が高いことも一役買っているのですが、色についての自論を述べると個人的にこのハイマツに求めたいのは明るいピンクより紅い色です。
それに限っては従来の場所(入海時の場所)の方が条件は向いているのかも。
とりあえずハイマツの分岐も多くなり輪郭に成長を感じます。
ポリプも旺盛になりつつありますし、根元側の衰退も無いのでとりあえず元気だと思います。
そして丸1年が経過。
【2023年10月】
1年で大きくなりました! 主に左手前側が伸びています。
色は現状維持といった感じで、まぁまぁといったところでしょうか。
どうやらハイマツらしい円形でホール状になるような雰囲気がありますね。
この先の成長を考えると置き場所がマズいなぁと感じていました。
そして近況です。
【2024年5月】
ゴールデンウィークに再び移動を。
かつてハイマツ飼育での失敗を基に周辺のサンゴとの接触回避へ先手を。
今までの場所のままだと大型化による弊害で分岐した各エダへ通り抜けるような水流ではなくなるかもしれない!?と感じたのが移動させた理由です。
半年毎の画像比較で、どこがどう伸びているのか判断できる記録は重要だなと思います。
このハイマツを棲家にしているのがムジコバンハゼです。
夜になるとたまにストロベリーやスパスラ―タで寝ていることがあります(笑)
お気づきかもしれませんが、このハゼは日中は同じ場所から大きく動かないのでそこだけハイマツが白くなっています。
研究者曰く排泄物やハゼ自身からの毒性の影響らしいので、摂理ということで無視(笑)
ハイマツはポリプがコンディションのバロメーターになりますね。
ちなみに当時の購入(落札)価格は4700円でしたから1万円超にはなったでしょうか?
まだわずか1年6か月なので、この先さらに丸みある輪郭のテーブル形状で群体美も目指していきたいです。
そして燃えるような紅色に変化する添加剤があるなら使ってみたい(笑)
オーソドックスなピンク色よりも赤系を引き出せるようコントロールできたら楽しいでしょうね。
ちなみにコレはダイビングで撮影したものですが、これくらい大きく出来たらサンゴ飼育も一人前なのかもですね♪
【2023年7月 撮影地 奄美/倉崎海岸 Photo by ミスズ】
こういうレイアウトにできるものならしてみたいです。
最低でも2mキューブ水槽くらいの大きさが必要かも!?
そして何と言ってもこの水平さ! まさにテーブル。造形美を感じません?
自然は偉大すぎますね。
こんな光景を目にするとウチの水槽は稚拙かつ未完だなと痛感してしまいます。
言うまでもないですが自然とは勝負にならないので、海をお手本にしつつも我がハイマツは半年後にまた元気な姿をレポートしたいです。