エダ解体 | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

普段より輪をかけてどうでもいい話で恐縮です(笑)

 

バンドソーの準備が整い、エダ系のカット作業に取り掛かります。

 

まずバンドソーを稼働させるためタンク内に海水を入れて段取りを脳内トレーニング。

なんせ久しぶりのバンドソーなので。

 

その前に、なぜ今このタイミングで枝系を伐採するのかですが、少し前から根元付近が白くなっていました。

 

隣接するイエローチャレンジこと茶コエダミドリイシの色がまだらになっていました。

マダラというのはスギノキが侵略しているからストレスになっていると思っていましたが、それとなく嫌な予感はしていました。

 

色ムラのようなところは照明で焼けている感も若干あるのかなという疑念も。

 

スギノキミドリイシを折り出そうとするもイエローチャレンジと組んず解れず状態(笑)

力任せに引っ張り出しました。

とても重い!

 

太いエダだけにバンドソーへ置こうとするも大きすぎるためコーラルニッパーで折れるかチャレンジ。

 

意外とカットができてしまいました。

 

白いところを良く見ると・・・

ヒラムシ&ヒラムシ卵塊が!

 

RedseaのDipXをすぐ用意し、薬浴するとヒラムシがわんさか出てきました。

全部のエダを沈め何度もバケツで振ってみました。

 

浸け置きしている間に水槽背面はスクレイパーで石灰藻を落としました。

 

一部が水槽ガラス面後部に到達していたのですが、こんな感じになっていました。

 

どちらかというとイエローチャレンジの方が大ダメージ・・・

思い切って大部分というか、イエローチャレンジは95%廃棄!

 

再レイアウトするのに土台が必要になったので、バンドソーでマメライブロックをカット。

肝心の切るべきはずのミドリイシはニッパーで全て刻めてしまいました(汗)

 

下部ホイールを応急処置した状態で問題無く使うことができました。

そう、まさかのミドリイシはひとつも切らないという(笑)

 

カットしたミドリイシのエダはまだヒラムシが出てくるかもしれないという思いがあり適当に束にしてフロー菅周辺に集め改めて1週間後に再検疫!

すると一見、問題無いように感じていましたが共肉がマダラ状態のエダがあり乾燥させました。

 

ヒラムシ数匹を確認。

 

その根元には卵が!

コレを見てエダが一部でも被覆していない他のエダ全て怪しいと判断。

 

大幅に短くカット&疑わしき部位は心を鬼にして躊躇せず廃棄処分!

最終的には元々のサイズ比50%強ほど廃棄しました。

それでもかなり余りました。

 

一部はフロー管の左側へ強引に接着。

しばらく経過観察します。ほぼ固定せずに後方ガラス面に立掛けているのですぐ取り出せます。

 

当分は貧弱な枝ぶりで違和感ありますが、スタートは8年前のフラグ1個だっただけに、1破片さえあれば旺盛にする自信があるので大丈夫。

レイアウトは時間が作るものだから水景に納得できないのは辛抱するのみです。

 

こうなると他のところが目に付いてしまい、そちらも大鉈を振るうことに(笑)