前回の記事の続きです。手放しで喜べない理由のひとつに前回の記事のミドリイシと同じ日に他に2個体を入海させたのです。どれも価格は980円(税込み)でした。
これは当時、照り焼きの如く濃い色でした。しかも変化が緩やかすぎて、かなり手こずった感がありましたがピンク色になりました。
そしてもう一つが本題。不安要素を感じる変化。
濃いブルーだったのに、ブルーの面影もほぼ無くて極端に色褪せとも言えるほど薄くなりすぎた感が満点。 たしかに2個体どちらも成長は感じることはできます。
いろいろ考えましたが、そもそもウチの水質は11月12月はリアクター不調で低Ca低KHでした。今はまともに生産水が排出されていますが、最も疑いを向け、かつリアクターの機能面で問題がないのか?
まずは飼育水の数値を測定してみると KH8 Ca375 でした。 カルシウム値が比較的低めです。現状のリアクターのphコントローラー制御ではCa400はあって自然と見るべき。 即、生産水のCaを測定すると550でした。Mgが低いとCaが低いと言われていますが、そもそもMgは測定した事すらありません! 急いで試薬を入手。
そして万が一、低Mg対策でMg添加剤も用意。
さっそく水槽内のMgを測定すると1300でした。KH8が示すCaとMgからするとMgもわずか低めの気がします。 もしかするとリアクターの毎度使いまわしメディアのせい? 全交換はした事は無く減ったらその分追加するというのも限界点があるのかしら。 とりあえずCaとMg添加剤の投与でしばらく経過を見守ります。
ブルーだけを言えば、この辺にも恩恵が出ると言われるポタシオン。ウチのオーソドックスなベルリンで投与は不要と思っています。週一回の水換えを欠かさず実施していますから。
しかしそれなりにNO3:PO4-X投与が機能し低栄養塩の状態ならばポタシオン添加剤を持っているのでこれも試そうか迷っています。
添加剤スパイラルに陥りそうで不安な心境です。 そこで一時的なものになるかもしれませんが、まずは基本に戻る意味も含め不本意ではありますが、まずは換水の塩を少し変えて様子を見てみます。
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コレで50L分 コレで25L分
毎週の最低換水量は75Lなので、2種類をそれぞれ分けて海水を作り本水槽にブレンドする方法にします。状況に応じてその量は変えようと思います。
昼間だけでなく夜もサンゴをよく観察しなければです。 夜間に観察にはアレですよね。