黄色化するミドリイシの色変化 | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

 9月に入海したミドリイシ。パック売りの980円で購入してきたブリード個体です。レイアウトする上で土台が邪魔で強引にマイナスドライバーと木槌を振りかざして一撃。そんな品種の分からない固体です。


 最初はこんな色でしたが生命力ある印象でした。当時は緑色がどう変化するか見モノだと感じていました。 そしてその変化は下の画像の変遷の通りです。


(入海当時2013年9月)          (2013年10月)

(2013年11月)              (2013年12月)

(2014年1月)KR93SP 2台にて。

 こんな変化を色揚げと言ってよいのか分かりません。なぜならまだ変化する途中なのかもしれません。ご覧のように濃い緑色から明るい黄緑色よりも黄色になりつつあります。しかもレモン色のような明るい色になっていきそうです。今のままで充分魅力的だと思っているのですが・・・。


 ZEOではグリーンがイエローに傾きやすいと見聞きしますので、RedSEAのNo4Po4-Xを投与している影響が主に起因しているのでしょうか。小さい個体なりにエダの奥まで共肉はあり白化の兆候はありません。KRが2台になったことで今後の変化がもっとも気になる個体です。


 そして、黄色といえばトゲサンゴ。KRに最も近いところにいます。右上のスポットLED(RS122FW)はタイマーでOFFになる時間ですので消灯しています。このスポットの効果も一役買っているはずです。

(下の画像は夕方設定で白50%青65%と比較的暗い照明時間帯です。)

 相変わらず先端部の成長点は時計の夜間塗料のように煌くエメラルドっぽい妖艶さが最近になりより一層際立ってきました。

 超浅場生息域といわれますが、93SP 2機の照度UPの恩恵のせいかエダの分岐も積極的な雰囲気。一般的に光が当たりにくい下部は白化しがちですが、KRが近いゆえに当たり前ですが目視では充分すぎる明るさで、この個体の根元付近に白化はほとんどありません。


 夜間のF.Pドクターではこう見えます。

 そんなわけでKR93SP 2機となり水槽全体は穏やかに安定しているような感覚です。

でもそれは表面的な事だと思う出来事が!・・・。

(つづく)