ドラマ「不適切にもほどがある」見ています。
昭和61年=1986年と現在を舞台にしています。
昭和61年当時の記憶がはっきりとしているおじさんとして描写に注文がないことはないです。
昭和61年当時路線バス内で喫煙する人を見た記憶がないです。
もっとも昭和61年のずっと前から、物心ついてから現在に至るまで路線バス内で喫煙する人を一度も見たことないな〜。
電車ならわかりますけどね。
新幹線、特急に限らず昔は在来線でも都市部離れたとこ走る喫煙可能な路線ありましたから。
バスはないなぁ。
ここはちょっと引っかかりました。
河合優実のヘアスタイル、ファッションは昭和61年よりもう少し前のヤンチャしてる女の子っぽい気がします。
ロバート秋山司会のお色気番組も番組の醸し出す雰囲気が昭和61年より古い気がしました。
どれもデフォルメされているのは理解しています。
200年後、300年後に昭和61年=1986年を振り返るときこのドラマの描写は「大体こんな感じ」となるかもしれません。
そういう場合数年、十数年、数十年の誤差は許容範囲になると思います。
が、当時をはっきりと記憶してる者からすると「違う違う」と言いたくなっちゃうんです。
いけませんね。
「昭和警察」おじさんそのものです。
昭和61年の私は、
プロレスに熱中し、
音楽にどっぷり浸かり、
映画で刺激を受け、
朝から晩までテレビ見て、
何かを学ぼうとせず、
楽することしか考えていない少年でした。
今とほとんど変わりません。
違うとしたらテレビをそこまで見なくなったことかな。
テレビというか地上波か。
プロレスは生活の一部。
毎週ゴングを読み、新日本、全日本、世界のプロレスと週に3度のプロレス中継を欠かさず視聴し楽しんでました。
当時の新日本、
UWF軍団による包囲網をかいくぐる猪木さん、ヒリヒリしましたねぇ。
前田vsアンドレという「謎」の試合もありました。
越中vs高田の新名勝負数え歌素晴らしかった。
この年のプロレス大賞の最高試合賞はIWGPリーグ戦の藤波vs前田戦でした。
大好きな試合ですがこの試合以上に好きなのがIWGPリーグ優勝戦の猪木vsマードック戦です。
最高です。
試合終了間際の高橋レフェリーのジャーマンのカウントミスにゲンナリしましたが、それ以外は完璧でした。
先日久々に見ましたがやっぱりウットリする試合でした。
全日本はちょっと倦怠期って感じでしたかね。
長州らジャパン軍団と全日本の対抗戦が本格的にはじまって2年目。
なんというかな、バランスを取ろうとしてるのが明らかで全日本への興味がややトーンダウンしていた時期です。
全日本はこの年より天龍革命勃発の翌年1987年の方が格段に面白いです。
音楽は吸収力が一番ある時期で色々聴くのが楽しくて仕方なかったです。
ヒットチャートもチェックしていましたが、プログレッシブロック、60~70年代のクラシックロック、HR/HM、パンクなどが自分には合うとわかりはじめたころです。
今年アイアン・メイデンが来日しますが、今回のツアーは「Caught Somewhere In Time」が1曲目だそうです。
昨年のライブの模様。
いいな~。
9月のライブ楽しみで仕方ないです!
「Caught Somewhere In Time」、「Somewhere In Time」というアルバムに収録されています。
このアルバムがリリースされたのが奇しくも?1986年=昭和61年です。
映画。
よく観に行ってました。
ウィキペディアの「1986年の日本公開映画」。
映画館で観た映画結構あります。
「ロッキーⅣ・炎の友情」、「トップガン」がこの年公開。
ケビン・コスナー主演の「ファンダンゴ」とか大好きだなぁ。
「ポリス・アカデミー」シリーズは自分の心の支えといえる映画です。
そんな中、
昭和61年に観た映画で最も心に残っているのが、
「コマンドー」です。
封切当日同級生5人で観に行きました。
その後地上波テレビ、CS、BS、レンタルビデオ、DVD、サブスクなどで何度観たことか。
まじめな話自分の鑑賞回数ランキングの上位に入る映画です。
「お前を最後に殺すと言ったな。あれは嘘だ」
などコクのある名台詞の連続。
素晴らしすぎます。
このアトロクの同時再生会の動画大好きで。
同じ味のアイスを食べ合いっこするシュワルツェネッガーと娘ジェニーの狂気、
シュワルツェネッガー宅の武器庫の暗証番号が「1,3」とまさかの二桁、
ショッピングモールの警備員の数が一個小隊並みに多い…
てらさわホークさんの解説が面白過ぎてもう。
ただでさえ好きな「コマンドー」がさらに好きになりました。
と、私なりに昭和61年を殴り書きしてみました。