われ猪木二世に非ず。藤波一世である | ミスター・プロレス・アワー

ミスター・プロレス・アワー

プロレス、音楽、映画、昭和のこととか

先日ニュースにもなった闘魂問題。

 

萎えます。

 

 

この騒動にウンザリしつつ、古舘伊知郎アナの実況の名フレーズを思い出しました。

 

「われ猪木二世に非ず。藤波一世であると語りまして」

 

 

藤波がジュニアからヘビーに転向したあたりに初めて聞いた気がします。

 

その後も何度か実況で発してたように思います。

 

 

ジュニアを制した藤波がいよいよヘビーに転向となれば新日本の次期エース候補となる。

 

そうなれば自然と「アントニオ猪木二世」として見られるようになる。

 

見ている方は次期エース候補の藤波に猪木との近似性、共通点を求めていく。

 

古館アナの上記のフレーズはそういう見られ方を逆手にとってるんですよね。

 

実際藤波が欲したコメントから引用しているのかもしれませんが、

「われ猪木二世に非ず。藤波一世である」

という完成されたセリフのようにまとめてるのが素晴らしい。