井上にしては久々に手こずった感はありますが、結果的に倒しきり完全KO勝ち。
最後の右ストレート、完璧にテンプルを射貫いてました。
本当なんて人なんでしょう井上尚弥は。
タパレスはなかなかディフェンスが長けてましたね。
中盤からの逆デトロイトスタイルみたいな構えは井上対策として悪くなかったと思います。
半身になることで自分のベストパンチを打つ機会を減らすリスクはありますが、被弾する面積を縮小するうえに安全な距離を取ることができる。
カウンターも何度か当ててました。
でも井上のパンチはどんな体勢で浴びてても強烈なんでしょう。
ダメージが蓄積してたんだろうなぁ。
井上は転級はせずしばらくスーパーバンタムで戦う意向。
ネリとやるのか、アフマダリエフにやるのか。
いずれにせよスーパーファイトになるのは確実でしょう。
個人的に今日の試合の最初のダウンを奪ったときのようなフックを起点とした猛攻が井上の真骨頂と思っています。
さらにフックに磨きをかけてガンガン相手倒してほしいなぁ。
2階級世界王者の柴田国明さん、ノニト・ドネアととも井上尚弥は「ベスト・フック」の使い手だと思っております。
今日は出張だったんですが、帰りの新幹線の中でLeminoつけたらすでにセミ前の平岡アンディの試合。
年末は年末ですけど仕事納め前の12月26日は平日。
ちょっと開始が早いな~。
新幹線から在来線に乗り換えたころにセミの日本バンタム級タイトルマッチ、堤聖也vs穴口一輝戦がはじまりました。
これがすごい試合だった!
一進一退の激闘ってのはこういう試合のことを言うんでしょうね。
畳みかけられては畳みかけ返す。
あと1発入ったらやばいみたいな状況でも逆に巻き返す。
すごかったな〜。
めったに見られない試合です。
私個人、高橋ナオトvsマーク堀越、畑山隆則vsコウジ有沢、山中慎介vs岩佐亮佑などを日本タイトルマッチを超名勝負として記憶してますが、堤vs穴口はそれらの超名勝負以上だったと思います。
いいもん見た。
この試合はスマホ観戦だったので改めて見ようと思います。
ハイライトでしか見てませんが武居由樹すごかったですね。
あのボディブローはやばいっすわ。
武居、那須川天心とやってほしいな。
キックからの転向組の先輩であり着々と地位を築いている武居に那須川挑んでほしいですよ。
あのスピードがどこまで通じるのか。
見たいな~。