メインイベントです。ドリームゲートチャンピオン、チャンピオンのルイス・マンテ対挑戦者Ben-K。
翌日に行われる箕浦対YAMATOの髪切りマッチに触発されて、同じユニットのBen-Kがドリームゲートに挑戦・・・という流れですよね。長年ドラゴンゲートを追っているファンですらそのぐらいの認識です。
唐突に組まれたっていうのが正直な印象でした。
後楽園ホール2DAYS、なんとか観客を埋めようとドラゴンゲート悪の首脳部が苦心したマッチメイクと思っていました。
では試合です。まず登場したのが挑戦者のBen-K
サングラス、ブリンブリンがない、ラッパースタイルではないです。何か祈るような表情をしていました。これは・・・。
チャンピオンが登場します。
ルイス・マンテ。5月の愛知県体育館でギアニー・ヴァレッタを下しています。しばらく負ける予感がしない、現時点でのドラゴンゲートの絶対王者です。
試合前から余裕があった
記念撮影です。
Ben-Kは気負っている感じがしますね。
絶対王者のルイス・マンテは表情に余裕があります。
試合開始です。
まずロックアップ。じっくりしたレスリングになるかな?って思っていたら
ルイス・マンテがトぺ・コンヒーロ
見事に決まります
試合序盤はルイス・マンテのペースです
エルボー合戦をしてペースを握ろうとしますが
Ben-Kのスピアがコーナーポストに直撃。右腕を痛めます。
そこからはルイス・マンテが右腕狙い
容赦なく右腕を攻めます
クラシックなプロレスになります
徹底して右腕狙い
ルイス・マンテがサブミッションの猛攻、必死に耐えるBen-Kという闘いの構図がしばらく続きます。
ルイス・マンテは強さもありますが、こうやって試合を組み立てられるんですよね。プロレスIQの高さをファンに魅せつけます。
Ben-Kにとって苦しい展開、打開するのは打撃戦です
強烈なエルボースマッシュ!
そして
Ben-Kのスピアが炸裂!元々受け身が取れない技ですが、それが場外に直行ですからね。これで形勢逆転か。
バックドロップが炸裂
気合いが入っているBen-K
ルイス・マンテがアルゼンチンバックブリーカーの体勢。ここから落とします
かなり危険な技でしたが、Ben-Kが返します。
ルイス・マンテはこの日の試合前に、四天王時代の全日本プロレスのDVDをみていたのでしょうか?受け身が取りずらい危険な技を連発させます。
危険な技を出そうとします
おいおい、それはさすがにダメですよ。もうそんな時代じゃない。
うわーっ!メチャクチャだ!
なんとか返すBen-Kですが、よく生きていたよ。
首をかき切るポーズをします。いやおかしいって。その前の行動、完全に事件になるような技でしたよ。とっくにレッドゾーンを越えています。
キックを叩き込むルイス・マンテ、ただBen-Kがその隙を狙っていました。
スピア!
もう一発狙っていますね!
スピア!
必殺技を連発しています。もうなりふり構っていられないんでしょう。
そして
パワーで持っていきました
ジャーマンスープレックスホールド!
なんとかギリギリで返すルイス・マンテ。
ドラゴン・スープレックスを出します。これでも決まらない。
ルイス・マンテのドロップキックが炸裂!凄い打点の高さです。やっぱり違うよ。
Ben-Kは試合の組み立てとかを放棄しています。ひたすら自身の必殺技を連発します。
この日、何回目か分からないスピア!
クリーンヒットします!
1.2.3!
ええーっ!Ben-Kが勝った!
これは大番狂わせです。誰も想像してませんでしたよ。競馬で例えるなら間違いなく万馬券。100円が1万円になったようなものです。
嬉しがるBen-K
サイリョウから表彰状を渡されます
深々と頭を下げるBen-K。いつものラッパーキャラが完全にどこかになくなっています。
Ben-Kが勝つのを否定は一切していないですが、まさかここで勝つとは・・・。
一緒に観戦していた岡ちゃんに聞きます。『Ben-Kが勝つと思っていた?』『まったく。もしルイス・マンテに勝つとしたらJだと思っていた』
そうだよね。
普通に考えたらJだよ。
まさかのベルト戴冠です。
神戸ワールド記念ホール大会でPACから勝った試合も現地観戦していますが、それ以来だそうです。
この後はマイクパフォーマンスです。
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