ミノリータ復帰戦です。先月の後楽園ホール大会で今月の後楽園ホール大会での復帰を示唆したミノリータ。ギアニー・ヴァレッタとの一騎打ちを希望していましたが、ギアニー・ヴァレッタの帰国によりシングルマッチが組まれなかった。
これはギアニー・ヴァレッタが逃げたって記録しておいて良いでしょうか?ギアニー・ヴァレッタはミノリータの脚力についていけるはずがない。おそらく追いかけっこをして、ギアニー・ヴァレッタがムキになって追い過ぎて、場外カウント20以内に戻ってこれず場外リングアウト負けになっていたはず。だから緊急帰国した、そういう事です。
闘う前、復帰戦の前から勝利しているミノリータ。
今回のミノリータの復帰試合はタッグマッチとなり箕浦とタッグを組み、対戦相手はビッグハグの豹&亀ちゃん。
対戦相手に不足はありません。
まず登場したのがビッグハグの豹&亀ちゃん
髪を切った亀ちゃん。ビッグハグのルイス・マンテは長髪で豹は坊主、相方は両極端な髪の長さです。亀ちゃんは豹に寄せていったのでしょうか?それとも気分転換?短い髪も似合っていますね。
豹。ずっとこの髪をキープしていますね。5月の金網マッチで負けたら一年間坊主っていうルールはないと思いますが。
この髪の長さを維持するのは逆に大変です。これこそパラドックスですよ。自分でバリカンで剃っているのかな?
じっくりと時間をかけての入場シーンです。亀ちゃんはちょっと時間を余らせていた。
対戦相手が登場します。
箕浦&ミノリータ
薔薇と筋肉の貴公子、箕浦
この日も筋肉のカットが素晴らしい
ミノリータ、笑顔ですね。
試合開始。
ミノリータはファイトスタイルが変わっていなかった。ちょっと対戦相手を小馬鹿にした感じですね。
大先輩なら『若くて元気だな』って思うでしょうけど、ちょっと上の先輩である亀ちゃんはちょっとイラっとしていたようにも見えましたね。
スピードがある両者
ここから派手な空中戦になるかと思われますが、
ミノリータは『追いかけっこしようぜ!』
ミノリータはプロレスの試合のエッセンスとして『追いかけっこ』を導入した先駆者です。誰もその後に続かないのが不思議ですが。先駆者であり、オンリーワンであり、誰も後続がいないわけです。追いかけっこは試合中にしたくないよね。
ただミノリータの挑発に亀ちゃんが乗ります。
追いかけっこが始まった!
追いかけっこをしながら、一呼吸を入れる事なくプロレスの攻防に移るのが素晴らしいところです。いや、追いかけっこもプロレスの一部か。
故ジャイアント馬場さんの名言、『シューティングを越えたものがプロレス』を引用させてもらうなら『追いかけっこを越えたものがプロレス』でしょう。
いつの時代でも、世界中の子供が追いかけっこをします。あれは広い意味でいえばプロレスごっこ、いやプロレスなんです。
追いかけっこをした後のラリアットをかわして
亀ちゃんがクルっと回っています。
追いかけっこ、ミノリータの勝利です。追いかけっこ=プロレスですから、本来ならここで試合は終了してもいいのですが、3カウントかギブアップを奪わないといけない特殊ルールの復帰戦です、もう少し頑張ってください。
ただミノリータのコンディションは素晴らしい。以前と追いかけっこのスピードが落ちていない。
嬉しそうなミノリータ、そして
このポーズです。
復帰戦を楽しんでいますね。
ミノリータ対亀ちゃん、追いかけっこの次はチョップ合戦となります。
チョップの打ち合いは亀ちゃんが圧倒的に優勢だった。
バチーンっ!痛そうだ。
久しぶりに受ける逆水平チョップがミノリータの闘争本能を思い出させたのか、派手なムーブをします。
素晴らしかったです。
箕浦対豹になります。
エルボーがヒット
力づくでジャーマンスープレックスを狙います
ぶっこ抜きジャーマン!ここは体格差を利用したファイトスタイルでしたね。
なんとか豹が返します。
その後は豹対ミノリータ
豹が丸め込んで
1.2.3!
勝ったのは豹ですが、この試合の感想はミノリータ、復帰おめでとうございます!しかない。復帰前と同じぐらいちゃんと動けますね。
試合後のビッグハグ
なかなか帰ろうとしません。ファンに撮影してくれ!とアピール。
亀ちゃんもトップロープに登ります。
亀ちゃんは笑顔ですが
どこか慣れていない感が微笑ましいです。
亀ちゃんが豹のように吹っ切れた時、ネクストレベルに行きそうです。
プロレスラーの成長を見守るのもドラゴンゲート観戦の楽しみの一つです。
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