試合後のマイクパフォーマンスです。その前にひと暴れ。
試合でイマイチ存在感がなかったシュンくんと加藤。試合後に挽回しようとします。
JFKを馬乗りになりボコボコにします。
イスも出てきました。
ここで救出に来たのがビッグハグの二人。
ここで勧誘するのか。豹がマイクを持ちます。
豹『亀ちゃん、ビッグハグが助けにきたよー。』
豹『亀ちゃん、痛いところない?大丈夫?』
痛いところしかないと思うのですが。試合はみていたのか?
豹『こんな状況で悪いんだけど、ビッグハグには亀ちゃんの力が必要です。無理に仲間になってくれとは言わない。でも亀ちゃんがピンチの時には俺達が必ず駆けつけます』
こんな状況でリクルートされる人も珍しいです。全身に痛みがあって試合に負けた直後に勧誘される。大変だ。
豹『ちょっと赤くなっていない?大丈夫?』
うん?
豹が優しく言います。プロレスラーに話しかける声のトーンではまったくない。
豹『一緒に帰る?一緒に帰ろう』
甘い囁きに大爆笑する後楽園ホール。
・・・我々は何をみせられているのでしょうか?
ここでマイクを持ったのがKzy
Kzy『ちょっと待て!便乗して入ってくるんじゃねーよ!』
Kzy『とりあえず帰ってくれ!勧誘するのは別のタイミングでやれ!』
Kzyがめっちゃ怒っている。
Kzy『とっとと帰れ!』
こんなに激怒するKzyをみるとは
あまりのkzyの激怒にちょっと引いたビッグハグのお二人。
すんませんすんませんって感じで帰るビッグハグ。豹は楽しく勧誘したつもりでしょうが、Kzyには伝わらなかった。人生にはよくあることです。タイミングを間違えた。
ここでマイクを持ったのがシュンくん。始まりますね。
シュンくん『たったいま負けたKzyが偉そうな口を叩いているんじゃねーよ!』
やはり出てきた。この人は一言多い。いや一言どころじゃない。
シュンくん『分かっているのか?お前らは敗者なんだ。いまの試合で負けたんだ。それがなんだ、偉そうに!人に帰れだと調子に乗ったマイクをしやがって』
会場中の全員が思ったはずです。シュンくん、あなただけには言われたくないって。
Kzy『黙れ!それよりお前だ!』
おおーっ!この謎のマスクマンに話題は移るのか。
Kzy『いまからそいつの正体を暴いてやる!』
Kzyが叫んで乱闘が開始
ただ謎のマスクマンは静かに会場を去ります。
ただ予想外の事が
U-Tが捕獲してリングに入れます。
Kzyがシュンくんをリング下に出します。
マスクを剥ぐKzy
正体は・・・
・・・誰?
Kzy『誰だ・・・お前』
会場中が爆笑します。
Kzy『お前、練習生じゃねーか。なんでこんな格好をしているんだよ』
練習生さん『Z-Bratsのみなさんに・・・』
シュンくんが練習生を思いっきり蹴っ飛ばします。これはダメだろ。
シュンくん『使えねーな!ダミーも出来ないのか!早く帰れ!』
人使いが荒すぎますよ。練習生に強引に覆面を被らせて、正体がバレたら蹴とばして帰らせる。練習生さん、なんとかデビューしてこの恨みを晴らしてくださいね。
ここで異変が。異変しかないんだけどね。
ストロングマシーンJが何故かシュンくんを殴りつけます。シュンくんはなんで殴られた?
ストロングマシーンJ『いつまでこんなくだらない事をやっているんだ!』
声のボリュームがめっちゃ大きい。ストロングマシーンJ、音量操作がおかしくなっている。
ストロングマシーンJ『こんなくだらないマスクマンの正体を暴くことがこの対抗戦より重要な事なのかよ?』
ストロングマシーンJ『オレは1月の横浜武道館でこれ以上ないシチュエーションでベルトを取るのが夢だった。お前らはそんなメンバーの夢をかなえる事より、こんな遊びに付き合う事が大事なのかよ!?』
めっちゃ怒っている。
ストロングマシーンJ『今日の試合もそうだ、テメーの誤爆で試合がメチャクチャになっているんだ!もっと集中しろ!』
そういって誤爆を受けたJFKに詰め寄るストロングマシーンJ。
仲間割れだ!
さすがに清水が止めに入ります。
Kzy『落ち着いてくれ』
感情のコントロールが出来ないストロングマシーンJをKzyがなだめます。
Kzy『いまヴァイブスは一致団結しないと』
その手を跳ね除けるストロングマシーンJ
ストロングマシーンJ『落ち着けるかよ!何が一致団結だ!』
ええーっ!
ストロングマシーンJ『そういう甘ったれた事ばかり言っているから、試合で負けて『また次に頑張ろう』ってなかった事にしているんじゃねーかよ!』
ストロングマシーンJ『オレはナチュラルヴァイブスをこんな情けないユニットにした覚えはない!やってやれるか!』
激怒してリングから降りるストロングマシーンJ。機械とは思えない激情です、人間みたいだ。
あまりに衝撃的な発言に黙るしかなかったナチュラルヴァイブスの残されたメンバー。
ここでまたもシュンくんがマイクを持ちます。やはりここでも言うか。
シュンくん『ハハハハ!かける言葉がないよなー、Kzy!』
シュンくん『お前たちは終わっているんだよ。いまや踊る価値すらもない。』
シュンくん『仲間に見透かされて、もう存在意義ないんじゃない?』
シュンくん『情けねーなー!やめちまえー!』
そういって脚をバタバタして子供(推定2歳児)みたいに喜ぶシュンくん。
とても大人の喜び方には見えなかった。
サイコパスはいる、一定数いるっていうのは誰もが知ってますが、はい。
子供みたいに喜んだ後はスクっと立ち上がり静かに帰るシュンくん。
『自分、変やぞ』とみなさん心のなかで思いながら帰るのを見届けました。興味深い人です。
その後のリングは葬式状態。
しばらく黙っていたKzy。
静かに喋り出します。
Kzy『原因はオレにあるのかもしれないな・・・』
Kzy『ナチュラルヴァイブスは最初は俺を神輿に担いでくれる先輩がいて出来たユニットだった』
堀口とススムですね。
Kzy『先輩が卒業して、オレが一番年上になった。お前らは信じられないぐらい成長してくれた、感謝するぐらいだ。でもそれに甘えていたのかもしれない』
Kzy『カメ、今日はお前を一人にしてしまったな。でもお前の踏ん張り、さすがだったよ』
Kzy『こんなに踏ん張った男がバイブスを裏切るわけがないだろ!』
Kzy『オレはみんなを信じている。いま先に帰ったJだって人一番真面目で熱い男だ。だからアイツの言葉をしっかり受け止めて、頑張ります』
Kzy『みせてやりますよ、バイブスの底力を。みなさん、証人ですよ、見届けてください!』
なんとか最後のマイクパフォーマンスを締めたKzy
プロレスは勝負の世界ですからね、こういう日もあります。
苦しい時に立ち上がれるのが本当にリーダーです。
苦しい時にどこまで頑張れるか、そこを人はみています。
JFKが苦しい戦況のなかで必死に闘い抜きました。負けたとはいえメインイベントのMVPです。ただ今回のイリミネーションマッチ、JFKを巡る人間ドラマだと思っていましたが、Kzyが最後に主役になっていた。
ドラゴンゲートのファンが大好きなナチュラルヴァイブス、そしてKzy。復活を期待します。
PS 今回も長文のドラゴンゲート観戦を読んで頂きありがとうございました。
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