フジロック2021 1 木曜日の夜に出発 Flying B | 趣味こそすべて

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フジロックから無事に帰ってきました!ブログを書き切るまでがフジロック。もう少しフジロックは続きます。

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木曜日夜~月曜日までのフジロック期間、とにかく色んな事があった。濃過ぎる、充実した期間でした。そしてまず感謝しておきます。ボクは普段から『ブログのアクセス数は気にならない』と言ってますが、やっぱりまったく気にならないわけじゃないんです。一喜一憂しないというぐらいで。やっぱりちょっとは気にはなる。

 

コロナ禍で直前でフジロック参戦を辞退する人が多い中、このブログでは『趣味こそすべて』を貫く、フジロックに行くのを宣言して出発しているわけです。『みんなの反感を買って誰にもブログをみてもらえないんじゃないか』っていう気持ちが少しはあった。実際は真逆の結果でしたね。フジロックの期間、かなり多くの人にアクセスしてもらいありがとうございました。無事に帰ってきました。

 

では木曜日の仕事終わり、出発のときから振り返ります。

 

定時に仕事が終わり電車に乗って一緒にフジロックに行くザッキーとLINEします。ザッキーは長野在住。長野から車でフジロック会場で合流という流れです。ボクのキャンプ道具はザッキーの家に宅急便で送っています。ただザッキーはタイプ的に慎重というか、今回のフジロックは出来れば行きたくないっていう姿勢でした。そりゃそうだよね。

 

木曜日の朝、フジロックの直前に連絡はしたんです。物凄く悩みながらLINEした。

あんなに震えながらLINEをしたのは初めてだ。内容は・・・

 

『まだキャンセルは出来ますよ。オレは一人でも行きますけど』

 

ザッキーからの連絡はなし。迷ったはずです。ただ仕事後に『フジロックに出発します』という連絡をしたらザッキーから『オレも出発しました』と連絡が。ザッキーがフジロックの会場に行かないとキャンプ道具がなく途方に暮れてしまいます。ザッキーがフジロック会場に向かってくれて本当に安堵した。

 

電車のなかである記事をみました。

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ザッキーはワクチン2回接種を済ませています。(ボクはこの時点で1回です、明後日2回目ね)これをみて何とかフジロックに一緒に参加できないかなって思っていました。

 

フジロック会場に隣接したキャンプサイトでプレゼンをしないといけないと思っていた。

一緒にフジロックを楽しもうよって。

そんなフジロックありますか?ディズニーランド現地集合でそんな事ないでしょ?舞浜駅でプレゼンをするって?

 

ただ覚悟はあった。フジロックの会場でザッキーに荷物だけ全部渡されて、ひとりフジロックになる可能性も。勿論、それを恨む事は出来ない。親友のザッキーの主張を絶対にボクは否定しないつもりでした。

 

ひとりフジロックになるならそれはしょうがない、覚悟は出来ている。

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東京駅で買ったお弁当。

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1200円だったかな。味は全然覚えていない。

 

フジロックに向かう人が新幹線にそれなりにいましたが、みんな目が凄かった。覚悟を決めたというか。おそらくボクもそうだったはずです。

 

新幹線のなか、ずっとAK69の名曲、Flying Bを聞いていた。野球選手や格闘家が入場曲に使用することが多いこの曲。ひたすら繰り返して聞いていた。歌詞の内容はこんな感じです。サビより最初のバースが好きなんです。

 

♪おい聞いた?あいつは限界だよと まさかのケツ割る展開 

♪豪雨のミッドナイド 悲しめない 男にゃいらない二言と弁解

♪オレならどう?自らに問うさ 果てまで行こう

♪恥と失敗こそが燃料 悔しさこそ呆れるほど 味わうのがオレのやり方

♪戦線離脱していく同志は 夢の魔法が解けた とうに

♪少数でも立つ戦場に 死は覚悟だて この通り

 

オレは試合に向かう格闘家か?

フジロックでどんな闘いが待っているのか?って思いながらも、あの時の気持ちはそんな感じだった。行くまでに何度も何度も自問自答を繰り返した。趣味が自問自答になるかと思うぐらい毎晩考えた。そして覚悟を決めた。その一言に尽きると思います。

 

オレは行く、フジロックに。

 

越後湯沢駅に降りるとフジロック歓迎、駅全体がフジロックになっている例年の越後湯沢駅とは違います。
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シャトルバス乗り場に行きます。そこですぐに検温されて、検温済みのリストバンドをつけてバスに乗ります。バスの中は意外だった。ひとりでバスに乗った人は覚悟を決めた目をしているのですが、そうでもない人もいるんです。遠足の前というか。

 

覚悟を決めた人と遠足っぽい人が同居した不思議な感じでした。遠足っぽい人は勿論、少数派ね。以前のフジロックは木曜日の夜はおっさんの同窓会に外国人が同居みたいな雰囲気でしたが、今回は違った。

 

フジロック会場のある苗場に23時ぐらいに到着。ザッキーと連絡すると場内2駐車場にいるとのこと。そこまで来て欲しいとのことです。

 

例年、渋谷のパルコで2月の第一週の土曜日の極寒の早朝に行列を並べばキャンプサイトに隣接した『場内1』の駐車券をゲット出来るんです。ただ今年はなんのアナウンスもなく『場内2』にされています。場外1のままだった人もいますけどね。何で差をつけた?

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ただ場内2駐車場にいるってことは『ザッキーはフジロックを参戦する』という意思表示です。嬉しかったなあ。ザッキーと一緒にフジロックが今年も過ごせる、それだけで笑顔になります。

 

ただザッキーから『浅貝という交差点を右折して』という連絡があり、向かうのですが、真っ暗な田舎道で人が全然いなくて。めっちゃ怖いって思いながら、夜道を歩きます。

 

夜道で一人で歩く、笑顔なのにビビっているおじさん、不気味だったと思います。

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場内2駐車場、フジロックの駐車券を受け取った渋谷の岩盤の店員さんは言葉に困りながら『(小声で)歩けない距離じゃないです』とおっしゃってましたが、まさにそう、歩けない距離ではないけど、遠いよ!

 

ただザッキーと第2駐車場で合流。

フジロック、よろしくです!

 

ザッキーは最初は車中泊の予定だったのですが、第2駐車場に喫煙するスペースがないので、一緒にキャンプをすることになりました。新幹線に乗っているときは『ひとりフジロック、ひとりキャンプ上等!』でAK69のFlying Bを聞いてテンションを挙げていたのですが、こんな結末になるとは。

 

ザッキー、本当に嬉しかったよ。

 

その後、2回往復してキャンプサイトに荷物を運びます。今年のフジロックはとにかく荷物チェックが凄まじかった。アルコール禁止、ビンカン持ち込み禁止を毎回徹底的にチェック。体温検査と消毒も同時に兼ねます。

 

キャンプサイトに入る前に多くの人が缶などで引っ掛かります。アルコール以外の缶もダメですからね。あとキャンプなんですが、調理禁止。ボクの前に並んでいた人は『ガスバーナー』で引っ掛かり車の中にしまいに行かされてました。場内2ですとキャンプサイトに入るまでに10分は歩きます。

 

ダンボールの中もガムテープを外してちゃんとチェックされてから入場。キャンプサイトにサクッと入る事が出来ないのが今年の特徴のひとつでした。

 

今年はチケットを半分しか売らないという話と直前までフジロックに来るのが不安な人はキャンセルできる仕組みです。

 

フジロックのキャンプサイトはスキー場でほとんどが斜面なんですが、ほぼ平地の入口に近い場所を木曜日の23時以降でも確保することが出来ました。これは嬉しかったな。快適なキャンプ生活でした。

 

真っ暗の夜空の下、荷物を搬送して、持ち物検査を毎回されて、テントを立てて、折り畳み式のベッドを設置して、ボクらの基地を作るのにトータルで2時間はかかりました。

 

その後にキャンプサイトにあるカレー屋でご飯を食べます。

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今年のフジロックの初フェス飯はこちら。
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パクチーとチーズカレー。深夜1時に食べる、これがフジロックのキャンプ生活だ!

 

そしてテントで2時ぐらいに寝ます。当然、寝つきはよくなく、朝は7時半には直射日光がテントにぶち当たり蒸し風呂状態。遅寝早起きのロックな生活が始まります。

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快晴の金曜日、リュックに荷物を入れていざ出陣!

 

フジロック1日目がスタートします!

 

 

 

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