第4試合です。フラミータ&バンディード対PAC&DAGA。
この試合が一番楽しみなファンは多かったと思う。僕もです。全体的にカードが弱いと思われた今回の後楽園ホール大会。チケットが完売にならなかった。最後にユニットの垣根を超えた土井ダーツの試合が組まれていて人員不足なのはしょうがないとは思うのですが・・・、カードを組むのにドラゴンゲート悪の首脳部が苦労をしたと思われます。この一戦はインターナショナル・スペシャルマッチとのこと。
評価が分かれる一戦となりました。ドラゴンゲートを初めて見た人は絶賛すると思われます。ただドラゴンゲート後楽園ホール大会に毎月来ているようなファンは・・・。
PACがそこにいる時点で満足しないといけないのはわかっているのですが・・・。
戦いの構図などなく『純粋な外国人のプロレス』を堪能したかった人が多いと思われるのですが、プロレスの世界共通の基本構造であるベビーフェイス対ヒールの闘いをPACとDAGAが選択してしまって。
まあ、しょうがないといえばしょうがないんですけど、期待が大きすぎた。勿論、平均点ははるかにクリアしている戦いです。
選手入場。
フラミータが入場。
DAGAが登場。カッコイイな。
DAGAは悪の軍団の一悪役ではもったいない気がします。もっと別の売り出し方がありそうです。
ドリームゲートのベルトを誇示するPAC。いいだろー!
イギリス人とメキシコ人のタッグというのも珍しいですね。
試合開始。
バンディードがPACを挑発。挑発に乗らないPAC、ただイラつきます。
こんな表情になってしまいました。昔は笑顔が素敵な好青年だった。さわやかな印象があったのですが、現状はまったくさわやかじゃない。
僕が大学一年生のとき、母親から言われました。
『エレキギターの代わりにテニスのラケットを持ったら?髪も切ってさわやかになったほうがいいわよ』
・・・PACもイギリスの北部に住むママに似たようなことを言われたりするのでしょうか?
勿論、大学一年の僕は母親の意見などを聞くわけもなかった。PACもそうでしょう。
ただ時代が過ぎ、僕もさわやかを求めるようになった。人間は変わります。
バンディードとDAGAが腕の取り合いだけでファンを沸かします。日本人レスラーとは違うムーブです。
フラミータもPACを挑発。
PAC対フラミータの夢の対決が始まります。
ロープワークだけで沸かせます。
両者とも最初から飛ぶ気でしょうか。
フラミータが助走をつけます。
いきなり飛ぶか!
DAGAが迎撃します。
跳躍力が半端ないのでドロップキックだけでファンがヒートします。
ひねりを入れずにシンプルに飛び込みます。難易度Eの技ばかりなので、シンプルに飛ぶのが新鮮な感じです。
DAGAがサブミッションを出します。メキシコ流にいえばジャベ。
フラミータ&バンディードが反撃。
綺麗に体を沿っているムーンサルト。
バンディードと合体のビッグフライ。
いつ見ても素晴らしい。
DAGAは空中殺法じゃかなわないと思っていたのか
変則的なサブミッションを出します。
うん?何をしようとしてるの?
おおーっ!ひとりで二人を極めています。
ありそうでなかった技です、ひとりで二人をサブミッションで極める。天国にいるカール・ゴッチさんがみたらどう思うんでしょうね?
技が出尽くしたと思われる昨今のプロレス界ですが、まだまだオリジナリティーのある技がありますね。感心します。
フラミータ&バンディードもオリジナリティーのある技を出します。
これもありそうでなかった技
PACも新技を見せて欲しいって思っているのですが、シンプルな技ばかり。
トップロープに三人が登りました。
もうひとり加わるようです
トップロープからフラムフライ!
バンディードも続きます。
その後に正調のフラムフライを決めてカウント3。
いい試合です。それは間違いない。ただこの4名のポテンシャルならもっとすごい試合もできたはずです。PACは360°シューティングスタープレスを出していないですからね。うーん。ただ前回の後楽園ホール大会で3回みていますからね。
一カ月に3回はみた、これで満足すべきでしょうか?
(360°シューティングスタープレス、月で使える回数が決まっているんですか?月極ですか?)
ベビーフェイス対ヒールの枠のなかで試合をせず、単純に4名が個性を出して戦う試合がみたかった。ただPACの現状の立ち位置からは無理なのもわかる。
時期を変えてまたみたいですね。
この後に前回の後楽園ホール大会で予告があった重大発表。
菊池リングアナ『1月の後楽園ホール大会で望月成晃対近藤修司』
会場が大きく沸きます。ドラゴンキッド20周年とのことです。そのため後楽園ホールを中心に20周年記念試合を組むとのことです。これは楽しみですね!
ただ個人的にはストロングハーツとの抗争を希望していたので・・・。ちょっと前にリンダマンと山村がドラゴンゲートのリングに上がったそうです。完全に縁が切れたわけではないようです。近藤修司の参戦もいいですが、さらなる刺激、さらなる抗争を期待したいですね。
もしよろしかったら人気ブログランキングへ登録しているのでクリックお願いします。
Twitterもやっています。もしよろしければフォローお願いします。
@real_jam316をフォロー