ドラゴンゲート観戦記 3 吉野&石田 VS YAMATO&U-T VS 望月&ヒョウ | 趣味こそすべて

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第3試合です。

 

吉野&石田対YAMATO&U-T対望月&ヒョウの3WAYマッチです。昨今のドラゴンゲートでは若手の格付けの問題が重要な案件となっています。大人からしたら『みなさん同列ですよ』と思われるのですが、若手の皆さんには重要な問題。

 

『俺のほうが格が上だ!』

『いや俺のほう格が上だ!』

 

これが原因で何でも暴力事件が起きています。

(暴力事件じゃありません、プロレスです)

 

今回も話し合いで解決できない問題ですので腕力で決着をつけようという戦いが行われます。若手のみなさん、マイクを持って話はするのですが、最後は乱闘。

 

『話し合いで格付け問題を解決する気、ないだろ?』とは思いますが、太古から一番わかりやすい腕っぷしで格を決めようとする世界です、プロレス界。

 

格にこだわる若手の一戦に、すでに別格の存在になって、安定を手にいれた吉野、YAMATO、望月が帯同します。

 

選手が入場します。

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YAMATO。最近の後楽園ホール大会ではイマイチ元気がない。

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吉野。今月の初頭にドリームゲートチャンピオンから陥落。ベルトを失ったとはいえまだまだ別格の存在。

 

この試合の主役はどう考えても格にこだわる若手3名。正直、この3人だけでの試合でもよかった気がする。吉野、YAMATO、望月は別の対決で・・・、この辺が動員に影響している気もする。

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試合前からやりあいます。俺はお前より格が上なんだ!早く証明したい!もう待てない!

 

試合開始です。

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いきなり感情をむき出しにしてやり合います。

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U-T対ヒョウ。

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U-T対石田。

 

ヒョウ、そしてこの試合を負傷欠場したシュン・スカイウォーカー、吉岡、箕浦はなんだかんだ言いながらも望月道場の同志ではある。

 

石田、U-Tが対若手との抗争のときに味方がいないのとは異なります。

 

アメリカ人が大好きなアメリカのことわざ『イーグルは群れない』。

 

ひとりで戦いを挑む構図がプロレスファン、いや男性は大好きです。

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格が上で安定を手に入れたみなさんの対決。うーん、緊張感がない。

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吉野と望月が結託して

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YAMATOひとりを攻め込みます。笑いが起きます。

 

うーん、若者が真剣に格付けで争っているときに別格の存在の選手は出さないほうがいい気がするな。

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石田のキックを受けるヒョウ。自分の体の強さをみせつけます。

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大人げない望月道場の師範、石田を蹴っ飛ばします。

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ついでにヒョウU-Tも蹴っ飛ばします。ヒョウがやられた仇を打つとはまったく思えないのが素敵。純粋に蹴っ飛ばしたいという望月の欲望を誰もが理解しています。

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U-T対石田。この二人はお互いがお互いが嫌いなことをマイクを使って堂々と言い合っています。陰口ではない、堂々とお互いが『お前は気に入らん!』

 

なかなか一般社会ではできないことです。分かってはいますが、プロレス界、価値観が狂っている。

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石田対ヒョウ。お互いが一切ひかないんです。どんな局面でも絶対に負けたくないというキモチが伝わってきます。素晴らしい。

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最初から最後までいがみ合う3名。

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ヒョウが試合を決めるのか?

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試合を決めたのは石田。タイガースープレックスが決まりました。

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勝ち誇る石田。
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石田、いい表情です。マイクを持ちます。

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石田『勝ったのは俺だ!これでわかったやろ?確実に俺の方が上なんや。』

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石田『俺がトップにいってやるよ!』

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石田『それとU-T!ネチネチ関節技しかできんくせに。俺が蹴り殺してやるからな』

 

・・・往年のグレートサスケのキラーフレーズ『蹴り殺す』をさりげなく出す石田、おっさんプロレスファンの心を掴みます。望月、ガンマちゃんも喜んだはず。

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U-T『俺が関節技しかないって?蹴りとタイガースープレックスしかない単細胞のお前に言われたくないんだよ!どっちが上かキッチリと決着をつけてやるよ!』

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U-T『もうひとつ、お前の嫌いなところ。輩みたいな関西弁。俺は関西弁が嫌いなんだよ。』

 

関西弁が嫌いという発言に反応したのがなぜか吉野。

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吉野『俺も関西弁なんや。』

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望月『U-T、お前、前回から失言が多いぞ』

 

ここで『うるせえ!お前らまとえてやってやる!』って言えないのがつらいね。

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その後も揚げ足取りをしてくる格上のみなさん。

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この試合に出ていない、吉岡、ヒョウ、箕浦も思ったでしょうね。『若手内の格付けが済んだら格上のベテランをぶっ潰してやる!』って。

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ただまず現時点で最重要な案件は若手の格付け問題。来年からトーナメントで決着をつけるようですが、決着という単語、プロレスではなかなか正式につかないんですよねー。

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この日も最後は乱闘です。

 

若手の格付け問題。ドラゴンゲート内で一番熱い話題だと思われます。来月の後楽園ホール大会でトーナメントの決勝が行われます。トーナメント優勝した人は吉野、YAMATO、望月と対決ですかね?いやもうひとり戦わないといけない人がいますね。

 

トーナメントで優勝した人はBen-Kとの一騎打ちをしてほしい。まったく同じ時期にデビューして同志だったのに、いつの間にかBen-Kの格が上になっていました。

 

戦いの輪に加わっていないBen-K。キャリア的には関わっていてもおかしくない。

 

格にこだわる若手のみなさんの本当の敵はBen-Kだよ。

 

格にこだわる若手のみなさんが気にしていないわけがありません。Ben-KもR・E・Dでイマイチくすぶっていますからね。来年はさらなる熱い抗争を期待します。

 

 

 

 

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