ドラゴンゲート観戦記 2 石田凱士 VS 神田裕之 | 趣味こそすべて

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第2試合です。石田対神田の一騎打ちです。

 

非常に興味深い一戦です。

 

先月、アンチアスとの解散マッチで敗北し、自身が初めて所属したユニットであるオーバージェネレーションを解散させられた石田。オーバージェネレーションは解散しても打倒アンチアスを貫くと宣言した石田が神田と対決します。

 

もし神田に相手にされず敗北したら抗争は終結でしょう。逆に勝ったとしても石田には仲間が必要です。この試合でいろいろ決まりそうな予感がありました。

 

石田が入場した後に神田が入場。

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石田が神田を睨みつけます。

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試合開始直後から猛攻を仕掛ける石田。いきなりドロップキックで吹っ飛ばしました!

 

なんと場外戦に神田を引きづり込み、場外のラフファイトでも優勢にたちます。

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リングに戻ってからも石田の勢いが止まりません。

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神田相手に堂々と優勢に試合を進めます。こんな姿をみたかったんです。

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『オーバージェネレーションが解散してもアンチアスを狙う』という宣言に偽りはない。

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石田の逆水平チョップ。いつの間にか逆水平チョップもしっかり打ち込めています。

 

いままでどこか自信がなさそうなファイトをしていた石田。ユニット解散マッチを乗り越え、いままでとは別人のような戦いぶり。

 

原動力は怒りだろうね。

 

ちょっと前まで、ただの若手に過ぎなかった石田。ちょっと上の先輩だったEita、リンダマンがヒールになり裏切られ、ユニットのリーダー、CIMAと盟友の山村は団体から離脱。気づいたらオーバージェネレーションを背負っていた石田。必死に戦ったけど、オーバージェネレーションは解散を余儀なくされた。

 

ただ一ヵ月経ってみると・・・第一試合でガンマちゃんと問ちゃんはオーバージェネレーションの事なんか何もなかったように戦っているし、CIMAと山村もオーバージェネレーションをいきなり辞めた事に対して何の言い訳もしていない。

 

『ふざけんじゃねえ!』

石田の心の叫びが伝わってきます。

 

怒りを神田にぶつけるしかありません。

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神田もジョン・ウーで反撃。

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『石田、マジだな。さっさと終わらせるか』そう思ったのか一気に試合を決めようとする神田。

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石田が丸め込んで反撃。

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1,2,3!

 

丸め込みとはいえ、石田の圧勝。石田の怒りに満ちたファイトが伝わってきました。

 

神田のセコンドの吉田さんがマイクを持ちます。

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吉田さん『おい!石田!キャンディーに勝つなんて!』

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吉田さん『でもよ、ユニットに入らないとオマエのその勢い、終わってしまうぞ!オレ達アンチアスと組んで、このリンで暴れまくろうぜ!』

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吉田さん『シェイクハンド!』

 

Eitaもマイクを持ちます。

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Eita『石田、おまえも知ってるだろ?キッドの素顔は冷めた顔をしてるよな?わかるだろ?アイツはただの偽善者だよ。もうキッドもいねえんだよ!チームもねえんだよ!』

 

・・・何故かキッドの話をするEita。どう考えてもキッドの方が一緒にいて楽しい人と思えますが・・・

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ただ石田は一言も発する事なく退場していきました。何も言っていないのですが表情は『話にならねえよ』って感じでした。

 

石田、実にいいよ。

 

石田の冷めた、怒りに満ちた目をみて吉田さんが何故か喜びます。

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吉田さん『いいねえ!逆にいいねえ!良い感じに悩んどるのお!完全に石田はこっちに傾いてるよな、Eita』

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Eita『まあ、時間の問題だな』

 

・・・なんで?なんでそうなるの?物凄くポジティブ思考だ。常人には理解出来ません。

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Eita『そんな事より今日のセミファイナルだ。オレは神戸ワールドでベルトを取って、マスクを取った。相手はドラゴンキッドだ。オレに負けたら引退しろって言ったのに、なんで今日のカード、組まれているんだよ。今日こそアイツを引退させてやるからな!』

 

・・・引退するわけないじゃん。

 

まあ、そんな事よりも石田です。

 

オーバージェネレーションがなくなって1ヵ月。最後のオーバージェネレーションメンバーだったガンマちゃん、キッド、問チャにはオーバー色が一切なかった。もう終わった事って感じでした。

 

ただ石田のオーバージェネレーションは終わっていない。まだ戦いが続いている気がしました。

 

そう考えると『石田こそがオーバージェネレーションだった』んですね。CIMAとEitaの結託により誕生したオーバージェネレーション。結成の瞬間から最後まで後楽園ホールでの戦いを見届けました。当時新人だった石田が『もうユニットに入るのか』って驚いたのですが、最後までオーバージェネレーションを背負っていたのは石田だった。

 

CIMA、ガンマちゃん、キッド、Eita、リンダマン、パンチ、山村、問題龍、そして石田。歴代メンバーのなかで石田が一番格下のようにまだ思えるけど、これからは違います。

 

石田は選ばれたんです。運命かもしれません。オーバージェネレーションで最後まで戦ったメンバーとしてファンの記憶に残るよう、プロレスの神様に運命づけられました。

 

ここからです。石田の激闘に期待します。

 

石田、怒りを隠す必要なんてないよ。思いっきり暴れてくれ!

 

 

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