第1試合です。
オーバージェネレーション対ジミーズ＆ドン・フジイ。楽しそうな試合の予感がします。
まずオーバージェネレーションが入場します。
いつものようにゴングキッズを募集します。
ゴングキッズ募集について、ボクはこのブログでほとんど書いた事がありません。まあ、なんとなく気づいていると思いますが、ボクは子供に関心がない。
たまにはゴングおじさん、ゴングおばさんとかもやって欲しいな。『プロレスファン歴はどれぐらいですか？』『昭和からです！』・・・とかね。あとは外国人のお客さんへのインタビューとかね。『H!A!Ge!Mee!の意味ってわかりますか？』とかいろいろ聞いて欲しい。
対戦相手が入場します。先月の後楽園ホール大会では敵対するマキシマムと一触即発の雰囲気だったのですが、この日は特に因縁もないオーバージェネレーションが相手ですので、いつもの入場シーンです。
堀口元気・・・
H!A!Gee!
Meeee!!!!
カッコええ！
これですよ！この入場シーンをファンは待っているんです。
ジミーズがフジイさんと組みます。違和感がまったくないっていうかフジイさんがジミーズのリーダーのように映るから不思議です。そういえばフジイ部屋ってあったな。また見たい。
この試合、楽しいプロレスを堪能してくださいっていうのがテーマです。
個人個人が得意ムーブ出して盛り上げます。
得意ムーブといえば・・・
試合序盤から繰り出される汚水攻撃。
リング上でうがいをします。プロレス史上、いや人類史上で『うがいで盛り上がる』っていうのはここだけです。世界がどれだけ広くても東京都文京区以上にうがいで盛り上がっている場所はない。ガラガラガラ。
こんなに注目を浴びながらうがいする人なんて世界中でガンマちゃんしかいないよ。
そしてリング下で拘束された相手の顔をめがけて
汚水攻撃！
ボクの横で観戦しているよしさんと一人観戦の女性、どちらも満面の笑みです。
ジミーズも黙っていません。
アレを出すと予告します。プロレス界最狂の凶器が登場します！
ゴムパッチン！フジイさんがEitaを蹴っ飛ばします。『逃げるなよ』ってことでしょうか？
キャリア6年のEitaにキャリア20年近いフジイさんと堀口がゴムパッチンを強制する。世間的にはパワハラと呼ばれる行為ですが、ここは治外法権なんで問題なし。
じつに活き活きとした表情をする堀口と観念したEita。
これは決まるな・・・。
ゴムパッチンが炸裂！
いやー、いい物がみれました。マジメで頭が固い人もいるでしょうから、一応書いておきます。
『政治的には不適切、でもそれがオレ達の誇りなんだ』という格言があります。
ECWというアメリカのインディー団体が生み出したフレーズなんですが、まさにそうです。汚水攻撃、ゴムパッチン、やっている事はおかしいです。
でもこれを誇りを持ってやっているのがプロレスなんです。最近の世の中は細かくて白黒つけたがる風潮があります。
思いっきりグレー、っていうのがプロレスです。
オレ達はそれを楽しんでいるんです。
ゴムパッチンを受けたEitaが反撃します。
眼には眼を、ゴムパッチンにはゴムパッチンを・・・ってことにはなりません。
場外にダーイブ！
カッコいいなあ！
この試合は各自が魅せ場をどれだけ出せるかというのがテーマ。
ガンマちゃんは汚水攻撃だけじゃない。
クネスのハイキック。
CIMAの延髄切り。
Eitaも延髄切りをみせます。
フジイさんののど輪落とし。
最後に決めるのは誰だ？
ガンマスペシャル！と思ったら堀口得意の丸め込みが炸裂。
どのレスラーもそれぞれが決め技を持っています。
クネスの光の環。
これで決まるか？
なんとかキッドがカットします。
最後に決めたのはキッド。
正直、誰が負けても商品価値が下がらない試合ではあります。
良い試合でしたね。
得意のポーズも決めるキッド。
龍なのに鯉のぼりって感じが素敵。
ゴムパッチンと汚水攻撃の融合が見れただけで大満足なんですが、それ以外も素晴らしかったです。個性が強いレスラーがそれぞれ魅力を出していて、見所が多い試合でした。
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