第2試合はタッグマッチ。マリアちゃん&Kzy対吉田隆司さん&リンダマンが激突します。
この試合はプロレスのマッチメークの難しさを感じました。
みんなのアイドル、マリアちゃん。マリアちゃんを中心にマリアちゃんの色が出る試合を見たいのですが、対戦相手の吉田さんはいまが旬のレスラー。両者ともファンがいま応援しているレスラーです。
個人的にはリンダマンはデビュー前に同じゴールドジムでトレーニングをしていた、同じ釜のメシを喰った仲、いや同じプロテインを飲んだ仲です。
(そんな仲ねーよ!たまたま同じジムでトレーニングしてただけだろ!)
Kzyもディアハーツの解散マッチでの必死の奮闘に心を動かされた選手、あの頑張りを忘れる事ができない。
この試合に出場する4名、僕は全員を応援しているんですよね。
ベビーフェイス対ヒールというのはプロレスの本質です。どちらかを応援して試合をみるのが感情移入しやすいんですよね。この試合はちょっと僕的には応援が難しかった。
この4名の試合ではなく、対戦相手をそれぞれジミーズにしたらそれぞれ持ち味が活きたんじゃないでしょうか?
ジミーズは本当に立派ですよ、どの対戦相手も光らせることができますから。マキシマムが最初にジミーズと戦うのはよくわかります。マキシマムはトライブ・ヴァンガードとのユニット抗争で始めるより、まずジミーズと戦ってユニットの存在感をアピールするのは必然だと思われます。
そんな事を試合前から思っていました。理屈っぽくてゴメンね。では試合の写真ね。
マリアちゃん登場。男は、いやオカマは背中で語ります。
マリアちゃんの持ち味が出る試合になるといいですね。
Kzy
どう考えてもこの試合のキーマン。調整役といってもいいでしょう。
対戦相手が入場しました。
吉田さんとリンダマン、ゴング前から襲いかかります。個人的にはマリアちゃんの持ち味がいきるゆったりとした試合開始を求めていましたが、まあ、厳しいよね。
マリアちゃんの個性を削ごうとするリンダマン。内心『マリア、ゴメンね』って思っているのかな?
吉田さん。この試合は顔芸が凄かった。
いままでマスクを被っていて表情が分からなかった吉田さん。表情が豊かな人なんですね。
『この試合の4名なら一番旬なのはオレや!』というのを理解しています。
完全に主役としてリングに上がっていますね。存在感がマリアちゃんを越えている。
対戦相手を引き立てるのが上手なKzyもちょっと引いてます。『吉田さん、いまが旬なのはわかりますが、グイグイきますね』
地獄突きが炸裂。
吉田さんがバンテージをほどきます。あや取りでもするのか?
首を絞めてます!130kg以上ある大男が物凄く細かい反則攻撃です。
吉田さん、性格的に細かいところがあるんだろうな。飲みに行っても1円単位で細かく割り勘してそう。
吉田さん、男性ファンが多いんですかね?『隆司!』っていう声援はほぼ男性。上の写真をみたら男性ウケしそうなのはわかります。女性がこの表情をみて『隆司くん、ステキ』って思わないでしょ?
ボクらのアイドル、マリアちゃんの出番が少ない。まだ東スポでいうオネエ殺法を出していない。
リング上で戦況を見つめるkzyの彼女。
kzyとリンダマンが対決。主役は吉田さんかもしれませんが、誰もがプロレスのリングでは輝かないとダメなんです。
ゴールドジムで鍛えた前腕でkzyを追い込みます。
受けるときの表情もいいリンダマン。
ぶん殴り合い。この二人は噛み合いますね。吉田さんがリングにいないと落ち着いた試合が観れます。吉田さんは前に出過ぎですよ、勿論、それが魅力なんですが。
いまから反撃よー!
この試合で空中殺法で魅せる事が出来るのはKzyでしょう。
場外に飛びこみます。
どう考えても危険な技ですね。
そしてマリアちゃん。
この試合は最初から吉田さんのペースでオネエ殺法を出せていません。
もっとオネエを!もっとオカマを!って思っていたら
さすがマリアちゃん、やっぱり自分のスタイルを崩しません。
プロレスは意志と意志のぶつかり合いです。
ただ意志のぶつかり合い、カッコ良くいうとイデオロギー闘争なんですが、力が物をいう世界なのも事実。吉田さんがマリアちゃんの個性を消そうとします。
マリアちゃん相手に
サイバーカッターが炸裂!いまは吉田カッターっていうのかな?
Kzyを投げっぱなしジャーマンで吹っ飛ばします。
吉田さん、腕っ節の強さでこの試合の中心に立とうとしています。
このまま吉田さんの存在感の強さを出し切って試合が終わってしまうのか?って思っていたら違いました。やっぱり出ました、
マリアちゃんのキス攻撃!ただキスの時間が短い・・・。
この後、リンダマンを仕留めようとするマリアちゃん。冷静に考えたら恐ろしいオカマです。キスをした直後にダメージを頭部にダメージを与えようとしますからね。そんなキスの後ってないよ。
なんとか返すリンダマン。
リンダマンも反撃。
ゴールドジムで鍛えている若者が華奢な女性(?)を痛めつけようとしています。ひどいよ。
タイガースープレックス!
1,2,3!
試合を決めたのはリンダマン。吉田さんが試合を決めるとばかり思っていました。ちゃんと自分の見せ場は作りますね、リンダマン。
試合に負けたマリアちゃん。この試合では持ち味がイマイチ活きなかった。マッチメイクだよね、ジミーズが相手ならもっと持ち味が・・・って思っていたらリング上で異変が。
吉田さんがリンダマンを心配しています。どうした?
キス攻撃の破壊力はハンパないんですね。試合後もこの表情。試合に勝った人の表情じゃない。
八木さんにもなにか言ってます。よっぽどツライ攻撃なんでしょう。
そしてわかった、この試合の勝敗をわけたターニングポイントが。
キスの時間です。短かったもん、キスの時間。
もっとキスが長かったらマリアちゃんが勝利を奪っていた。間違いないよ。
コーナーポストに登ったリンダマン。この表情です。
コーナーポストに登ってもまだこんな感じ。
激闘が伝わってきます。相当ツライんでしょうね、キス攻撃。ゴールドジムでは唇を鍛えるトレーニングは出来ないからね。あと数秒キス攻撃が長かったら選手生命がヤバかったと思う。不幸中の幸いですね。頑張りましたね、リンダマン。
キスに耐えてよく頑張った!感動した!
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