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ロッドプランナーのブログ

Valleyhill /バレーヒル

最近SNSばかりで、全く更新できていないブログ。本当に申し訳ないです…(汗)

久しぶりの更新は「ロッドに使用するコルクグリップ」の話です。

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(写真はブラックスケールRB)


実はコルクにはグレードがあって、ランクを「A」で表し「AA」「AAA」「AAAA」…とAが増えるほどパテ埋め部分が少なくなり、高いグレードの綺麗なコルク(という表現が合ってるのどうか知りませんが)になります。



もちろん値段も比例して高くなりますが…(笑)




使用当初はどんなグレードでも余り差を感じませんが、使っているうちにパテ埋めが取れ始めると手触りが全然違ってきます。



ちなみにバレーヒルロッドのコルクグレードは、平均で「AAA」を使用。なぜ平均かと言うと年によって同じグレードでもコルクの質が若干変わるから。自然の物なので、この誤差は避けることが出来ません。



ところで、このコルク。

なぜか日本国内より中国の方が良い物を手に入れやすい。


高いグレードのコルクは日本国内では「ワインの栓」の方が需要が高いから、そちらが先…なんて話も聞いたことがありますが、定かではありません。



そう言えば「コルクよりEVAの方が高い」と思っている方がいるかも知れませんが、少なくとも高グレードのコルクなら、そんなことは有り得ませんからね…

(^_^)




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(写真は「ブラックスケールSX」及び「ブラックスケールRB」に採用しているフォアグリップ部メタルパーツ)



モノ作りをしていて、時に手間やコストを無視してこだわる事があります…



例えば、ご存知のMA-1。元々ナイロン生地が普通なのですが、最近はコストの関係なのかポリエステル生地を見かけます。着心地の良し悪しは別にして、本来のMA-1として質感が出るのはナイロン生地。




そして写真は「ブラックスケールSX」や「ブラックスケールRB」に採用しているメタルパーツ。一つのパーツを2色アルマイトで仕上げないで、手間のかかる3つの別々のパーツで組み上げています。



理由は単純に「質感にこだわりたいから」で、リールの固定具合に全く関係ないこと…




どう皆さんが感じるか分かりませんが、これらは私の中で同じ感覚。そんな独り言でした。

(^_^)




現在、カラーを調整中の「エビシャッド」新色…

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(写真はプロトモデル)
*2017yカタログに新色は未掲載ですので、ご了承ください。



白と赤がイマイチで、やり直し決定。
こういう原色系は色出しが難しいですね…
(。-_-。)



もう少しだけお待ちください。

ユーロ圏だけで発売している「VHユーロエディション」

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現地で人気のある魚種の「パイク」「ザンダー」「パーチ」をターゲットとしたシリーズで、各モデルとも専用設計となっています。
(^_^)



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(パイク)

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(ザンダー)

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(パーチ)
*写真の釣果は全て、現地のプロスタッフより。



日本では発売していない商品なのですが、今年は特別に「フィッシングショー大阪2017」で展示することが決定。

バレーヒルの海外への取り組みを、皆様に知っていただく良い機会になればいいですね…
(^_^)




タフコンディションを攻略するために…

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(グリップ全体)

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(ロッドスクリーン部分)


ご好評いただいている「ブラックスケールSX」シリーズに追加モデルが登場します。
(^_^)



ちなみに追加は、2モデル…


○BSXS-62XULFS ” Shaking & Dragging Master ''

○BSXS-65ULFS ” Finesse Carolina Custom ”




どちらもソリッドティップ仕様となりますが、より喰い込みを良くさせるため、ソリッド素材の弾性を落としてあります。


もちろんメインとなる素材についても、それに合わせて見直した新設計ブランクスです。



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(富士工業製チタンフレームSIC Kガイド)



またガイドには、富士工業から新たに発売される薄型のSリングを採用。

(^_^)




タフコンディションを攻略するための新しいモデルたち。

フィッシングショー大阪2017より公開です…