汗を大量にかくことによって風邪が直るだろうと信じ、参加した体験ヨガでした。
結果、、、更に悪化!
血行が良くなって全身に風邪菌がまわった?!
これじゃヨガで健康どころの話じゃない。
とにかく、頭痛、鼻水、咳、の、ダメダメ状態に。
そしてそんな時、テイスティングのお呼びがかかり、、、、
悩んだ末、something new に会いに、店に向かってしまいました。


半ば利かない鼻で、香りをひろう..
飲んでみる。
・・鼻が通らない。
そして、ゴホンゴホンッ、、、咳。

最悪のコンディションでテイスティングさせていただいたモルトウイスキー3種は、「キャパドニック」「バンフ」「ラフロイグ」の瓶詰め業者もので、年数も相当いっているそう。
「キャパドニック」はゲール語で「秘密の井戸」の意味。オフィシャルのシングルモルトとしては出しておらず全てブレンド用で、シーバスリーガルの原酒にもなっている。
「バンフ」は、第二次世界大戦時に貯蔵倉庫がドイツ軍の爆撃にあい、ウイスキーの大半が野原や川に流れ込んだという蒸留所。その後、その草を食べた牛などの家畜が足腰たたなくなったり、小動物や魚が死んだりなどの被害があったらしい。酔うのは人だけではない..
「ラフロイグ」はチャールズ皇太子も愛飲するという有名なアイラ島のウイスキー。

ベストな体調で味わえなくて残念だけど、何度となく違う種類のウイスキーをいただくことによって、それぞれの系統とか、強さとかが、だんだんとわかってきた気がします。
まだまだテイスティングによって感じたことを言葉で表現するのは難しく、いつも、ヌメッとした、とか、ピリっとした、とか、小学生かという語彙力に、我ながら哀。
(もっと、ジンジャー風味のマーマレードのような、、、などといずれ言ってみたい。まぁ実際リアルな飲みの席でそういうセリフを言ってる人がいたらかなり引きますが。)


そんなこんなで鼻をグズグズしながら飲ませていただいていると、隣では、お客さんとマスターの間で、‘シェリー樽で熟成させたものは往々にしていい出来ではないものが多い’という前提で何か話が進んでいました。
私の中では、シェリー樽で熟成させたものは多いし、甘い風味が飲みやすくてちょっと贅沢で美味しいイメージがしてたんだけど。。。と思い、お二人に聞いてみたところ。
マスターもそのウイスキーに詳しいそのお客さんも、これまで飲んできた経験上、シェリー樽の酸味がきつかったりとか使いすぎた樽とかのカスカスした感じとかが出やすかったりとかで、値のはるものでも総称してよろしいものが少なく、なかなか難しいものが多い、との共通判断。

ちゃんとしたものを飲んでないと、そうでないものも美味しいと思ってしまう、怖さ。
多くのことを知れば知るほど、自分の中の判断基準はまた違うステージになる。

やらなきゃいけないこと山ほどあるな..と思いつつ、とにかく次のテイスティングに備えて体調管理スべシと誓ったのです。

だから、マスターの店の常連さんには、こういう方が多い。
いわゆる、“仕事が出来る、ダメ男”。

これ変な意味じゃないんです、
みな、それぞれの道では‘プロ’だから。
人の倍の努力をしてきたからこそ、今があるという事実。
腕一本でここまで来たという自信。


でも、仕事を離れるとみんな、案外ぐだぐだだったりするところがなんとも面白いというか、失礼だけどカワイらしいというか。。。


常連のうちのお一人のダメ男さんが決まってオーダーするカクテルは、スカーレット・オハラ。
スカーレット・オハラは言わずと知れた映画「風とともに去りぬ」の主人公。
南北戦争によって荒廃したアトランタで、力強く生きる南部の女性、スカーレットの姿をイメージしたカクテルは、サザン・カンフォートというピーチ系の甘いリキュールと、レモンジュース、クランベリージュースを入れ、シェイク。
発色のいい赤桃色の、凛とした液体を、ショートグラスに注ぐ。
その方はそれを、クイックイックイッと、いつも三口ほどで飲み干します。勢いよく、情熱的に、自分の中に取り込むのです。

「仕事が出来るダメ男ってね、結構モテるんですよ」と、私。
「そお? つき合ってくれる女は、もちろん、命がけで大事にするけどね。」

仕事も恋も、真剣そのもの。
だから女は、‘仕事が出来るダメ男’から、目が離せなくなっちゃうんです。
妊娠5ヶ月の友人含め、女3人。
吉祥寺のとあるカフェにて休日の夕飯。

ゆったりしたワンピースを着ていたし、まだその膨らみは人からではわからないが(正直ゴハンたくさん食べたらこれくらい簡単にお腹出る..?)触ってみるとやっぱりちょっと、下っ腹あたりが不自然に盛り上がっていた。
確実に‘ナニカ’がそこにある。という、愛しい証拠を宿した彼女。


タレントのハナちゃんに憧れたり、天然酵母のパン作り教室に興味を示したりする彼女は、元祖、ロハス思考。
そしてフリースタイル人生、ペガサス座。
出産も、「病院」ではなく「助産院」で、を希望している。

・・助産院で産むって、病院とどう違うの?

それは、無痛分娩や帝王切開などの手術的な要素の選択余地はなく、産むべきところから子を産み落とす自然分娩のみで頑張る!ということ。

正直、私ともう一人の友人とで、ひるむ。

いやもちろん、20代だったら全然、よい。
ただ、その代をとうに過ぎた身、出産にまつわる、よもや事件的な(!)話を聞く回数が増えるにつき、人ごとながら何かと心配せざるをえない。

頼れるものには何でも頼りたいってのは、ちがうんだ。
彼女は、自分の力で達成する、自然な選択をした。
だからこそ、その命をかけた一大イベントに耐えうる体力作りが必要とのこと。体操、マッサージなど、、、

それはきっと、女だったら誰もが持っている「産むセンス」。
それに働きかけ、呼び起こし、磨いて発揮させる、地道な作業。
センスもやっぱり、99%の努力からなる、ということ?
ワープしちゃうなんてこと出来ないし、逆にもったいない。



吉祥寺の小洒落たカフェ、私ともう一人の友人は、白ワイン、カクテルなどを次々と勢いよく飲み干しながら、ホットミルクティーをゆっくり飲んでいる彼女の話を聞いていた。

お酒を飲めない人生の未体験ゾーンに力強く入った彼女のために、その夜、出来ること。
・・乾杯!