3泊4日で、沖縄に行ってきました。


にわかリゾート暮らしで、都会生活で積もり積もったアカを落としきれる予定が、残念ながら予想以上に澱(おり)はたまっていたようです.....


ともあれ、夜は泡盛にあけくれる日々。


泡盛とは、タイから輸入されたインディカ米、水、沖縄独特の黒麹菌から作られたモロミを、発酵、蒸留、熟成させたお酒。
この久米仙、古酒(クース)3年という、3年熟成させたもの。地元の人によると、泡盛は度数も高いので、水割りにして飲むのが一般的だそうです。
まろやかな古酒は、その喉越しの柔らかさに一杯、また一杯と進むこと間違いなし。
ですが度数は30度、ウイスキーなみに43度のものもあるので、気づいたら腰がたたなくなってしまうなんてことも、、、
可愛い女子はほどほどに、です。


腰といえば。

島国の男子たちの、中腰姿のセクシーさって言ったら!
琉球王朝の腰の入った舞がとてつもなく力強く、猛々しいことこの上ありませんでした。
男は中腰で女を口説けば、成功率UPは間違いないと思われます。
(宮崎駿ワールドのような深々とした山奥で厳粛に行われていた地元の人のお祭り、豊年祭にて)




最近、小洒落たイタリアンで、食前酒として「カンパリソーダ」をいただく機会が続きました。
まずシャンパン、もいいのですが、特に暑かったこの夏、とりあえずビール的感覚で喉を一気に潤したい時に、このカンパリソーダをいただくと、身の毛もよだつほど急激にサッパリします。更に、みるみるうちにその後の食に対する意欲が溢れてくるから不思議です。


カンパリ。
ビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダー等60種に昇るハーブを配合して作られた、イタリアを代表するリキュール。
バーテンダーをしていたガスパーレ・カンパリ氏が開発し、1860年、当時の流行に乗って「ビッテル・アルーソ・ドランディア」(オランダ風苦味酒)と名付けて売り出したとのこと。その後、息子のダヴィデ・カンパリが「カンパリ」と名前を変え、工場を拡大し、それまでストレートで飲まれることが多かったカンパリをソーダで割って飲むという方法を広め、'ミラノのカンパリ'から'世界のカンパリ'にまで知られる基礎を築いたのだそうです。。。。


が、正直、思ってませんか?
今さらカンパリ?、と。

実は私の中でも、カンパリというと暫く、下記のイメージがぬぐい去れずにいたわけです。

カンパリ→カンパリオレンジ→時々カンパリグレープフルーツ→ちょっぴり背伸びした学生時代→でもなんだかんだ拠点は居酒屋→はじける→はじけまくる→甘酸っぱい一夏の想い出。もしくはほろ苦い(時にかなりニガい)あの時の自分。


思い出したくない幾つもの過去も、時間が味方してくれたのでしょう、もはやこんなにも咎めなく、新たな美味しさを感じながらカンパリをいただける自分がいるなんて、、、

特に、「カンパリソーダ」カクテルは、子供だけに飲ませておくのはもったいないこと。
濃厚なまったりとした赤いリキュールと、勢いのある炭酸が急激に交じり合い、同居する凛とした氷と氷との激しいぶつかりあい、そしてとりまきのように細かな気泡が次から次へとまとわりつき、そしてはじけ飛んでいく、、、

さすがイタリア生まれ、実に情熱的な全貌。
もしや、恋愛関係の縮図?!

とにかくこのカンパリソーダ、紛れもなく大人の女のための食前酒。あらゆる戦闘態勢にスウィッチ出来る一杯なのです。



六本木で打ち合わせが終わり、次まで時間があいたので軽食をとろうと、上司と一緒にミッドタウンへ。
シュウウエムラ氏がプロデュースするカフェ「salon de shu sanctuary」に入りました。

そのカフェの手前の店がアロマ系のお店で相当癒される香りを放っていたため、ストレス病の私と上司はまんまとおびき寄せられ、するとその奥のカフェを発見し、吸い込まれるように着席していたのでした。
他店の癒しアロマが思いがけぬ効率的な客引きとなっているようで、シュウ氏の運の強さを思わされます。


店内は白い空間で、カフェというより美容室といったクリーンな印象。
そこは全て、美と健康にこだわったメニューで、私と上司はにわかにロハス気取りです。

上司が、とりあえずビール、と注文すると、上品な信州のオーガニック・地ビールが出てきて、一瞬ひるみました。さすが、定番物にもぬかりなし。

私は、「オーガニックリキュール ムミョー」というメニューを見つけ、そのトニック割りをオーダーすることにしました。

ムミョー。
海抜4000mを超えるアジアの高山地帯でつくられる、総合高分子有機ミネラル代謝産物、という非常に希少価値の高いもの。
21種類のアミノ酸と80種以上のミネラルを含んだ天然物質で、特別に訓練をうけた収集専門家が、岩壁の隙間や岩穴の壁から手作業でかき集めたり、割り撮って収穫するとのこと。3週間も、山脈の中をさまようこともあるというから、それは命がけです。

それに薬草エキスとともに蜂蜜などを混ぜ、熟成させてつくった、ムミョー・リキュール。
その味は、薬草系というより、ニガみと甘みが融合した漢方系の味で、まさに疲れた心と体を修繕してくれそうな、そしてあらゆる滞った部分を分解して流してくれそうな有り難い感じで....


都会のオアシスで現実逃避しているうちに、気づくとそろそろ次へ行かねばならぬ時間!私と上司は、出てきたオーガニックサラダとオーガニックパスタを大慌てでそれぞれの胃にかっ込むことに。

やっぱりここは、東京・ミッドタウン。
オーガニックなのに、危うく胃もたれをおこせそうです。