リング | ミスプロの海外競馬

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百田尚樹の「リング」を読みました。
リングと聞くと、貞子のホラー作品を連想するかもしれませんが、このリングは、ボクシングのことを書いたルポです。
 
百田氏の作品は「永遠の0」を読んで号泣しました。 以降、氏の作品はほとんど読んでいますが、やっぱり「永遠の0」が最高ですね。 この作品は文庫化されてから、ずっとベストセラーのトップ10内に入っています。
 
さてさて、今回の「リング」ですが、ボクシングのルポで、日本最初の世界チャンピオン、白井義男から語られています。 しかし、この本のメインは2番目の世界チャンプ、ファイティング原田のことを語っています。
私はファイティング原田氏の顔を知ってはいますが、現役時の試合は見たことがありません。
この本で知る限り、とんでもなく強かったということがわかりました。
 
60年代のボクシング世界チャンピオンと言うと、まさに雲の上のような人だったそうです。
その当時は階級が8つで、統括団体も1つだったので、世界チャンピオンは8人しか存在しなかったわけです。 ちなみに、現代では17階級で団体も4つあるので、世界チャンピオンと呼ばれる人が60人くらい存在するわけです。 極端な言い方をすれば、当時の世界ランク7位以内のボクサーは、今なら全員世界チャンピオンになれるということになります。 それゆえ、世界チャンピオンの価値は今とは比較にならないほど高く、さらに2階級制覇するとなれば、もう、神の領域です。 原田氏はフライ級とバンタム級の2階級を制したスゴイ人だったわけです。
 
ボクシングに興味のある方、昔の日本のことを知りたい方は、ぜひ読んでみるべき本です。