こんなニュース知ってます? | ミスプロの海外競馬

ミスプロの海外競馬

競馬のために世界中を駆け巡る、さすらいのギャンブラー

日本のニュースではほとんど取り上げられていないようなのですが、アメリカではやや有名になっている日本絡みのニュースです。
 
要は、国際結婚(夫・米国人、妻・日本人)して、離婚した夫婦に関してのニュースで、妻側が子ども二人を連れて日本に帰国したことが発端です。 子どもを取り返そうと日本に来た夫が登校中の子どもを連れ去ったので、誘拐事件として逮捕されたのです。 ややこしいわ。
 
アメリカって国は、子どもに対してかなり神経質なところがあります。
スーパーなどで子どもをクルマに残すだけで虐待扱いになります。 また、自分の子どもが見当たらなくなったと店に告げたら、即、出入り口をロックして、しらみつぶしに子どもを捜します。
で、驚くのが、片親が子どもを連れて州外に出るだけで警察に呼び止められます。 そのため、その場にいない親の委任状が必要になったりします。 ややこしいわ。
 
     *****
東京(CNN)
元妻が日本に連れ帰ったわが子を奪い返そうとしたとして米国人男性が福岡県警に未成年者略取容疑で逮捕された事件で、この男性の弁護人は12日、男性が留置場で過酷な扱いを受けていると主張する声明を発表した。 警察側は、そうした事実はないと否定している。
 
この事件では、米テネシー州在住のクリストファー・サボイ容疑者(38)が登校中の子供2人を車に乗せて連れ去ろうとした疑いで、28日に福岡県警柳川署に逮捕された。 米国ではメディアがサボイ容疑者を英雄視する報道を展開するなどして日本に対する批判が高まり、外交問題化する様相も見せている。
 
男性の弁護人を務めるジェレミー・モーリー弁護士は、同容疑者に対する取り調べと公判前の留置を問題視。 単独で弁護士と接見することが許されないうえ、必要な治療を受けさせてもらえず、眠りも妨げられていると主張して、同容疑者に対する処遇は「拷問」に等しいと訴えた。
 
ただしモーリー弁護士の主張は直接見聞きした内容だけではなく、同容疑者の現在の妻が関係者から聞いたという話も含まれているという。
 
一方、柳川署はCNNの取材に対し、サボイ容疑者は定期的に医師の診察を受けて薬も処方されており、1日8時間の睡眠も保証されていると反論。 取り調べは通訳を介して日本の法律に従って行っているほか、弁護士とは頻繁に接見させていると話し、事件の性質上、同容疑者は特別扱いを受けていると強調した。
 
サボイ容疑者と元妻は14年前に結婚し、今年1月に離婚。 2人とも日本と米国の両方の国籍を持ち、以前は日本に住んでいたが、離婚前に米国に移っていた。 離婚後は元妻が米国に住んで子供を引き取り、サボイ容疑者とも会わせる取り決めになっていたとされるが、現地の裁判所の記録によれば、8月に元妻が子供を日本に連れ去ったため、裁判所はサボイ容疑者のみに親権を認めると定めていた。
 
しかし日本では元妻に親権があり、警察によれば国内では離婚届も出されていないため、事態は一層複雑になっている。
     *****