これが北朝鮮? | ミスプロの海外競馬

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非常に興味深い記事を見つけました。 北朝鮮に関しての事です。
つい先日の、中国の温家宝首相が北朝鮮のピョンヤン訪問した際に、同行した新聞記者が書いた取材後記です。
動画送信の5分のネット接続で270万円だとか... ありえねえ!
 
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英語表記が全くない平壌のハンバーガー店、動画伝送のためのインターネット接続に5分で270万円-。
 
中国の温家宝首相一行の平壌訪問(10月4-6日)に同行取材した香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストのクリスティーン・クォック記者は、「隠された王国での生活」と題した取材後記を書いた。
 
クォック記者は「インターネット接続は北朝鮮の住民にとって遠い国の夢物語で、外国人にはあまりに高価なぜいたくだった」と記した。 同記者は、温首相と金正日(キム・ジョンイル)総書記が握手する場面など5分間の動画をインターネットで香港に伝送するのに23万3472香港ドル(約270万円)必要だと聞いた。 ただし、今回に限り北朝鮮外務省がインターネット費用を負担すると言ったため、同記者は胸をなで下ろしたという。 クォック記者は「北朝鮮の住民2400万人は外部の世界と情報交換が可能なインターネットへの接続が全面禁止されている。 特別に指定されたホテルでのみネット使用が可能だが、写真1枚に456香港ドル(約5300円)、電子メール1通に22.80香港ドル(約260円)の手数料がかかるなど、情報伝送手段を阻み、金銭をむさぼる強盗行為がまかり通っている」と伝えた。
 
外国人記者たちは平壌に到着後、所持していた携帯電話を全て押収され、代わりに別の携帯電話を支給された。 この電話は国際電話をかけるたびに交換手が出て、通話をつなぐ仕組みになっている。 クォック記者は「外国人記者は北朝鮮側が準備したバスに閉じ込められたり、監視員の監視下で取材を制限された」と書いた。 写真は「許可を受け、良い場面だけを撮るように」という注意を受けていたにもかかわらず、ある記者が密かに写真を撮ったところ、監視員にカメラを取り上げられた上、写真をすべて削除されたという。
 
クォック記者はまた、今月7日に金日成(キム・イルソン)総合大学付近の金星交差点にある2階建ての建物にハンバーガー店があるのを見つけた。 英語、韓国語の看板は全くなく、1階の入り口にある小型の照明広告灯に、ハンバーガーとフライドポテトの写真だけが張られていたという。 緑色の壁紙に黄色いプラスチック製の椅子という店内のインテリアは、世界各地にあるファストフード店と変わらなかった。 しかし、この店ではハンバーガー、マクドナルド、コカ・コーラのような英語は使われていない。 ある記者は「北朝鮮住民は西洋化されたものは何でも堕落したものと考えるからだ」と説明した。 そのためハンバーガーは「押し固めた牛肉とパン」、コカ・コーラは「炭酸砂糖水」など北朝鮮式の呼称で呼ばれている。 女性従業員は全員が胸に金日成バッジを着けていた。
 
一方、AFP通信は11日、シンガポールの実業家が今年5月に金星交差点周辺に、北朝鮮初の「サムテソン清涼飲料店」というファストフード店をオープンしたと報じた。 クォック記者が訪れたのもこの店だ。 アジア各国で「ワッフルタウンUSA」というファストフードチェーンを展開するシンガポール人実業家のパトリック・ソーさん(56)は、「昨年11月に初めて平壌を訪問し、ファストフード店の出店を打診した)今年初めに北朝鮮代表団がシンガポールを訪れ、ハンバーガーやフライドチキンなどを試食した後、平壌に第1号店を出した」と語った。 サムテソンで最も高いメニューは「クリスピーチキン」で3ユーロ(約400円)、ハンバーガーは1.2-1.7ユーロ(約160-230円)だ。 北朝鮮の昨年一人当たりの国民総生産(GDP)がおよそ1000ドル(約9万円)であることを考えると非常に高価だが、1日に300個売れるほどの人気だという。
 
香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員
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