F1オーストラリアGP | ミスプロの海外競馬

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中嶋Jr.がポイントを取ったことで、微妙に盛り上がったF1オーストラリアGP。
確かに、粘り強い走りは往年のナカジマを彷彿させました。 でも、海外のメディア、特にモータースポーツ全盛のイタリアでは、結構手厳しく評価しているようです。
 
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イタリアの新聞『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は、フェラーリが2台ともリタイアに終わったF1開幕戦オーストラリアGPを、「フェラーリ壊滅状態」との論調で報じている。
 
2007年王者のキミ・ライッコネンを擁し、開幕前の下馬評が高かったものの、エンジントラブルが続発、ドライバーにもミスがあるなど散々な結果で開幕戦を終えたフェラーリ。 当然、イタリア各紙は怒りと失望を隠していない。
 
同紙は、6位でレースを終えたHondaのルーベンス・バリチェッロがレース終了後に失格となったため、9位完走扱いだったK.ライッコネンが1ポイント獲得したことを「せめてもの救い」としながらも、「しかし、(元F1王者の)ニキ・ラウダによる『ドライバーもチームも終わってる』という辛辣(しんらつ)な評価に尽きる状況はたいして変わらない」と、チームもドライバーも手厳しく批判した。
 
特にチームに対しては、同紙恒例の10点満点の採点で『2』という極めて低い点数をつけている。 K.ライッコネンは一気にポイント圏内まで浮上したスタートを評価されたが、マクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コバライネン、トヨタのティモ・グロックらにオーバーテイクを仕掛け失敗したことから、「熱意が空回り」と評され『4.5』。 F.マッサは「予選からすでに今ひとつだった」で『4』となっている。
 
フェラーリとは反対に、ポール・トゥ・ウィンを決めたマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは『9』で最も点数が高い。 次いで高得点は、4位に入ったルノーのフェルナンド・アロンソだった。 「ワールドチャンピオンの輝きがあった」とのことで『8』と高得点をマーク。 3位ウィリアムズのニコ・ロズベルグは、「2009年まで契約を延長したウィリアムズは賢明、『7.5』」。 レース終盤にエンジントラブルでリタイアするまでは4番手を走行していたトーロ・ロッソのセバスチャン・ブルデー、F.アロンソと4位争いをし、ファイナルラップでオーバーテイクを許してしまったマクラーレンのH.コバライネンがそろって『7』、2位表彰台のニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)は『6.5』だった。 ルノーの新人、ネルソン・ピケJr.へは、「週末を通じていなかったも同然、『3』」とかなり手厳しい。
 
日本勢に対する評点は、トヨタのヤルノ・トゥルーリの『7』が最も高く、T.グロック、ウィリアムズの中嶋一貴、Hondaのジェンソン・バトンは『5』。 中嶋の寸評は「輝かしい初ポイント獲得も、2つのアクシデントの中心人物」というものだった。 R.バリチェッロは『4.5』、SUPER AGURIの佐藤琢磨、アンソニー・デビッドソンは採点なし。 『トゥット・スポルト』紙もSUPER AGURIのドライバーに対しての採点は『なし』となっているが、SUPER AGURIチーム自体には『8』をつけ、「もうダメだと思っていたが、参戦を果たしている」とその参戦を歓迎している。
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