チリリンと鳴った風鈴


さっきよりも少し強い風が吹く


君のセットした前髪も少し崩れてしまって


僕はくすくす


何故かおかしくて笑っちゃうんだ


君はむすってむくれてしまうけどね


永遠は永く遠いと書くね


意味はわからないけれど


なんとなくわかる


だからじゃないけど


手をつなごうよ


少しさびしくなっちゃったんだ


君の温度を感じたくなった


いつも君と歩く坂道に陽炎が見える


夏はもうすぐだね


チリリン


チリリン










今日会えなければ


また一年あなたを思う日々が続いていく


この一時の為に残りの時間があるって事を


かみしめて


今日が終われば


また一年後


あなたに会えたならば


心からの


愛をあげよう


二人の


色褪せない時間をつなごう


また一年後








それは


息を呑み込む音さえも立ててはいけないかと思う程の衝撃と沈黙


毎晩


薄っぺらな自分の面を鏡に写して


ため息と一緒に


眠るの


たとえ


大好きな歌をのどが痛むまで歌っても


心の渇きなんて潤えないよって事くらい


私にだってわかる


あなたの事が好きだって事も


あなた以外にはわかる


でももし


あなたの心が私を満たしてくれても


本当の笑顔で笑えるかしら?


希望はいつも情け深く


私の横で微笑むけれど


目の前にはいつも


悲しみに似た


形のない影


それでも心がYESと言うのならば


進んでみようと思うのです


足を前に向けようと思うのです


輝く明日なんかじゃなくてもいい


ごく


ありふれた明日を


この手に


触れる為の


1歩を踏み出そう