ちっぽけ
今朝
手紙が届いたよ
封を開けると
文字が光って
わくわくしながら
スクロール
何度も何度も
スクロール
思い出しては
読み返して
とうさんの膝の上で
読んでもらった
絵本のように
温みを感じて
スクロール
とてもちっぽけな
喜びだから
程好く
心があったかくなる
とてもちっぽけなのに
大切だから
ちょっと臆病に
なったりもする
君にお手紙
書いてみたよ
気持ちが言葉に
乗っかればいいな
とてもちっぽけな
喜びになって
君の心を
あたためられたら
いいな
どうしようか
ちぎっては飛ばし
ちぎっては飛ばし
てんでバラバラに
舞い散るさまに
見飽きも
せず
そのくせ
感動の惰性のただ中
を感じながら
流されるがまま
に溺れる
そんな事を
悟り考えながら
やはり
ちぎっては飛ばし
ちぎっては飛ばし
それも
幾ばくかの
命の行い
悠久に相応しき
愚かな所業
さ