闇に佇みて -22ページ目

空豆

4杯目を頼んで

空豆も頼んで


夜は朝に向かって

時は振り返らずに進んで


明日は朝から仕事で

何だか物足りなくて


何をする訳でもなくて

このまま眠りたくなくて


何ら変わらない日々

取るに足らなさが
まんねりを選択させる


繰り返すごとに麻痺する


面白おかしく過ごす
時代なんか

思い出せないほど
昔のはなしなのに


ただ空豆を頬張って

お酒を飲んで


思えば


この空豆

今日
二回も頼んでいる

川柳?


~遺愛~


念深く

誰彼の笑み

見まごうて





…なんとなくね。

なんとなく。


…そうとう昔に抱いていた気持ちを、柳の枝に吊るしてみました。

将棋崩し


崩れる事を恐れた

音をたてるのも怖い

慎重過ぎて時が経つ


接地を気にしながら
そおっと抜き取る

うまく行けば
胸を撫で下ろし

また同じ緊張の
繰り返し


『カチ』


音をたてたから


次は君の番だよ


参加した者はみな
同じ事を繰り返す


手に入れた将棋の駒の
数で勝敗を決める


誰か
大胆に崩して
くれないかと
思いながら

順番を待つ


『ザザザザ』


私の一つ手前で
勝負していた者が
諦め顔になる


ヘマしやがったな


次は
私の番だ


運が巡って来たな


駒がバラバラに
将棋番にバラけて
取りやすくなる


勝利が見えて来たよ


ほくそ笑みながら
バラけた駒を

引き寄せる


万が一を期待されながら


声を上げて
おどす者を横目で
見ながら


頭を抱え込む
奴らを思い浮かべ

ながら