『UDON』(06年・日本)

監督:本広克行
出演:ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、トータス松本、鈴木京香、小日向文世他

上映時間:134分

評価点:5/10

コメント:

予告版を観た時点で気になる作品ではあります。

いや、タイトルを観ただけでというのが正しいところでしょうか。
そんな謎を解きたくて劇場に足を運んでしまったのであります。


<ストーリー>

うどん屋の息子として育った香介は、夢を求めて単身ニューヨークに渡ったが、借金を抱えて帰郷。父とのギクシャクした空気を案じた姉の提案で母親の墓参りに出かけた香介は“うどん”と運命的な出会いを果たす。


ユースケ・サンタマリアはフジッコのお豆さんと思いたくなるほど、「踊る」のスタッフに気に入られているんですね。

彼意外にもいたるところにお豆さんの姿が・・・。

それにしても、ユースケ、小西真奈美、トータス松本といった面々の誰しもが普段ブラウン管で見せている顔なんです。

内容にしても、笑いあり、泪ありとケチの付け所がないぐらいに観客の期待に応えているんですよね。

でも、考えてみればこの手の作品なら番組改変期の特別ドラマで放映するのが筋ってもんじゃないかい?

そう思ってしまうぐらい茶の間で観るに足りる内容です。

それでも視聴率20%いくかどうかだろうな・・・。

そういう意味では劇場公開にした方がお金が稼げるということでしょうか。

邦画が元気なのは良いことですが、蓋を開ければ無難な作品に終始している傾向が見受けられて残念でもあるんですよね。

と何だかこの作品とは関係ない方向に話が進んでいる気がしますが・・・。

作品の見所としては鈴木京香がユースケの打ったうどんを食べるシーンですね。

とにかく、あのシーンでは現場の演者しかり、作品を観ている全ての観客が彼女の演技に注目しているわけです。

そんな中、彼女が演じる姿が心地よくて堪りませんね。

やっぱり、映画はこれが無きゃダメですよ。

今回は、無難に作品を楽しみつつも、どこか現在の邦画のあり様をまざまざと見せ付けられたような気がします。

鑑賞後にきちんと、うどんを食べて帰るあたりは作品の思惑にやられているようで恥ずかしいですけどね(笑)

『ラフ』(06年・日本)

監督:大谷健太郎

原作:あだち充

出演:長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、石田卓也、高橋真唯、黒瀬真奈美、市川由衣他

上映時間:106分
評価点:6/10

コメント:

 『タッチ』に続き、長澤まさみがあだち充作品に出演とのことで、話題性も含め鑑賞。

<ストーリー>

実家が和菓子屋である大和圭介は、高校水泳部の競泳選手。その彼に初対面で「ひとごろし」と言い放った、同級生で飛込選手の二ノ宮亜美。突然の言葉に困惑する圭介は、彼女の実家も和菓子屋で宿敵同士と知る。


原作を読んでいる人の話では結構別物に思えるストーリーに出来ているそうですね。

事実、映画に登場するエピソードを話したら頭の上に「?」が浮かんでましたから。。

とはいえ、原作を読んだことがないので、先入観も無く普通に楽しめました。

欲をいえば、レースを細かく盛り上がるように描いて欲しかったですね。

何ともアッサリしている気がするのは僕だけでしょうか。

また、作品の長さや話しの的が絞られているのは好印象なんですが、キャラクターや人間関係の部分はもう少し厚みを出しても良いかなと思います。

けれど、この作品を観て一番思うこは・・・。

とにかく、“もこみち”がカッコいいってことに尽きる!

正直、あまり好きではないんですが、そのルックスにあのスタイルには感心させられました。

演技はまだまだだけど、とりあえずそのヴィジュアルだけで合格点ってところでしょうか。

『タッチ』に引き続いてあだち充作品に主演の長澤まさみは、『タッチ』の時に比べるとはるかにあだち充作品のヒロインっぽさが出ていたのではないでしょうか。

「アリーナ」のジャージ姿も可愛かったですね。

でも、今作の演技を観た限りではまだまだアイドル女優の域から脱することができていない気がします。

作風の影響もあるかとは思いますが、根本的にもうワンランク上を目指して欲しいと思います。

それと、市川由衣・・・。

彼女は相変らずの役どころでしたね。

原作に登場するキャラクターだけに出さざるを得ないのでしょうが、原作を知らない僕からしたら「不要な人物」にしか思えませんでした。

個人的には主役2人と仲西の間に割って入って、作品を掻き回すことを期待したのですが・・・。

長澤まさみに次ぐ女性役の割りには、作品に与える影響を感じられぬまま終了といったところでしょうか。

これが彼女自身の問題なのか、作品によるものなのかは判断できませんが、少なからず他の作品で彼女が演じる役に魅力を感じないのは確かです。

そういう意味では、『NANA2』でどこまでやれるのか楽しみではあります。

そういえば、この作品で東宝シンデレラのグランプリに選ばれた新人、黒瀬真奈美がデビューしているんですよね。

あのワンカットにしろ、エンドロール後に流れるシーンにしても、彼女が一番美味しい撮られ方してるんではないでしょうか。

さすが、将来を期待された女優は違いますね。

期待の新人のデビュー作品としてチェックするもよし、原作と見比べて楽しむもよし、若手俳優陣の頑張りを観るもよし。

劇中に流れるスキマスイッチの曲を聴きにいくもよし。

全編、長澤まさみと速水もこみちのPRビデオとして気楽に観ることができる作品ではあります。


いよいよ、この旅も最終日です。

4日目は名古屋から岡崎に寄り、ひたすら東京を目指します。


とりあえず、せっかく名古屋に来たので市内観光を少しでもしておこうと思い、TV塔と名古屋城を観に行くことにしました。

けれど、時間が早いこともあって残念ながら開いていません。八丁味噌のカクキューさん

TV塔は下から、名古屋城に至っては遠目から眺めることしか出来ませんでした。
今度、ゆっくり観光しにこようかと思います。


そんな名古屋から、今回の旅で楽しみにしていた岡崎へ向かいます。

岡崎といえば、宮﨑あおい主演でおなじみの『純情きらり』の舞台ですよね!

岡崎駅に降りると構内にはポスターが貼ってあったり、街の街頭にはのぼりが揚がっていました。

ドラマでも登場する八丁味噌の蔵があるのは中岡崎になります。

早速、中岡崎駅で降り、八丁味噌の「カクキュー」さんで工場見学をしました。

ドラマの効果もあり連日賑わっているそうで、販売用の八丁味噌が無くなることもあったそうですよ。

30分程の見学では八丁味噌の生い立ちから製造工程など、八丁味噌についてを学ぶことが出来ます。

見学の最後には味噌田楽と味噌汁を試食できるオマケつきです。

ドラマファンの人に限らずとも充分楽しめると思いますので、機会があれば立ち寄ってみてください。


工場見学の後は、家康の生誕の地でもある岡崎城へ。

岡崎城の界隈を歩いているとドラマで見たことがあるような風景がひろがっており、ドラマのシーンを思い出させます。

こうして歩いていて思うのは、お城がある街は良いなと思いますね。

本当なら、もっとドラマのロケ地を巡りたいところですが、東京へ戻らなくてはいけないので後ろ髪をひかれる思いで岡崎を後にしました。


そして、長い長い東海道本線も岡崎から浜松、熱海を経て品川に到着。。

埼玉在住の僕ですが、列車が品川駅に着くと、「帰ってきた~。」と思わずにはいられませんね。

でも、1番感じたことは品川の人の多さ。

名古屋駅の人の多さにも驚いたんですが、それ以上に人が多い気がしました。

しかも、品川だけでこの多さなわけで、東京駅、上野、新宿・・・とそんな駅が沢山ある東京はやはり別格だなとつくづく思いました。

そんな品川駅を行き交う人のなかで浴衣を着た人がやたら目に付きました。

「もしや、今日は東京湾の花火大会?!」と思い出し、時計を見ると丁度良い時刻。

品川から会場近くに向かおうかと思いましたが、混んでいる気がしたのでどこか落ち着いて見られる場所を頭の中で検索。。

その結果、東京都庁の展望台が引っ掛りました。

都庁の展望台に行くと同じことを考えた人で群がっていました。

東京湾の方向が見える窓の側に行き、開始時間を待っていると、東京タワーの真横に花火があがりました!

大都会のネオンの間に光の大輪が咲き乱れます。

そこまで大きく見えませんでしたが、今年初めての花火に見入ってしまいました。

旅の最後にふさわしいフィナーレに満足し、こうして2006年の一人旅は幕を閉じたのでした☆


おわり


-4日目スケジュール-

---TV塔・名古屋城を遠目から見学---名古屋(東海道本線) 9:27発→岡崎(愛知環状鉄道) 9:53着/10:14発→中岡崎 10:21着---八丁味噌蔵通り散策---カクキュー八丁味噌見学---岡崎城周辺散策---中岡崎 13:32発→岡崎 13:39着/13:54発→浜松 14:45着/14:52発→熱海 17:26着/17:31発→品川 18:59着→新宿---新宿都庁北展望台---


夏の恒例行事となりつつある一人旅。

2日目は、立山・黒部アルペンルートを経て金沢、富山へ。

富山から出発の3日目は、高山に寄って名古屋を目指します。


富山の夜を充分に満喫し、目覚めは快調!

高山行きの発車時刻までの時間を使って、富山城址公園まで散歩に出かけます。

早朝ということもあって、公園にはカラスが群がっていました。

せっかく、ベンチにでも座ってゆっくりと朝食をとろうと考えていたのに落ち着かない・・・。

仕方がないので、公園内を歩きながらパンと牛乳で腹ごしらえです。。

さすが桜の見所ということもあり、緑豊かな公園ですね。

春はさぞかし奇麗なんだろうな~。

公園で少しのんびりしたこともあり、急いで富山駅に戻ります。


富山駅で全国の駅弁のなかでも3本の指に数えられる「ますのすし」を購入し、列車に乗り込みます。

富山から高山を結ぶ高山本線は平成16年の台風23号の影響で現在も不通になっているため、途中の猪谷~角川間はバスに乗り換えての運行となります。

自然災害で通常の生活がおくれなくなるのは気の毒ですよね。。

早く復興できることを祈ります。。


途中、連続テレビ小説『あすか』の舞台となった飛騨古川駅を通り過ぎ、昼前に高山駅に到着。

観光案内所で、観光マップを手に入れ散策開始!

とりあえず、古い町並みが現存する三町伝統的建造物群保存地区へ。

出格子のつらなる家々と軒下を流れる用水、入り口横には朝顔が咲いていて風情があります。

けれど、観光名所ということだけあり、狭い通りに観光客がひしめき合っているので静かで落ち着いた雰囲気を感じることができないのが少し残念ではありますが。。

そんなことを思いつつ、町並みを抜けると高山市政記念館なる旧町役場があったので立ち寄ってみました。

最近は、保存する費用や手間がかかる関係で魅力的な建造物がなくなく取り壊されてしまっているなかで、こうして昔を思い起こさせてくれる建造物が残っているのは良いことだなとつくづく思いました。

そして、次に訪れたのが高山陣屋です。

ここは全国に唯一現存する郡代・代官役所とのこと。

いわゆる徳川幕府の直轄領である飛騨の行政から財政、警察などの政務を行っていた場所とでも言うのでしょうかね。
正直なところ、歴史に興味がない人には退屈な場所です。

まぁ、拷問の時に使用された道具が展示してあるので当時の恐ろしい光景を想像しに行くだけでもいいと思いますが・・・。

そんな高山陣屋を観終わって外へ出ると、大雨が降っているは雷が鳴っているはの大荒れではありませんか!

雨具を持ち合わせてないため天気が良くなるまで足止めです(><)

ただ待っているだけではあれなんで、持ってきていたスケッチブックと色鉛筆を使って絵を描いて待つことにしました。

久々、絵を描いたんですが出来はどうあれ楽しいですね☆

たまには写真に撮るだけでなくスケッチで風景を残すのも新鮮で良いもんです。

でも、もう少し上手に書けると申し分ないんだけど・・・・。

そうこうしているうちに雨がやんだので、バスに乗り飛騨の里へと向かいます。

この飛騨の里は合掌造りの集落が移築されており、一箇所で飛騨各地の古い民家を観ることができるんです。

白川郷に行く時間がない人などには、散策しながら民家のたたずまいや、くらしぶりを手軽に体験できるのでオススメ!

飛騨の里の周辺には様々な文化施設もあるので十分に楽しめると思います。

当初、予定していた列車を乗り過ごすほど高山の街を満喫。

再び、列車に乗り込み宿泊地の名古屋へ向かいます。


途中、岐阜駅で乗り換えて20時過ぎに名古屋駅に到着。

さすが中部地方の大都市だけありますね。

降り立った瞬間、あまりの人の多さに驚いてしまいました・・・。

あと、僕だけでしょうか?道を歩いていても変な怖さを感じるのは。。

言葉は悪いですが、ヤクザ的な匂いがプンプンするというんでしょうかね。
そんな印象が強い確信に変わったのが、居酒屋で出会ったおばさんの話を聞いたときです。

というのも、居酒屋の座敷でひとり御飯を食べていると、隣にいた夫婦が気を使ってくださり、お酒をご馳走してくれたのです。

お酒をご馳走になりながら話をしていると、「お兄ちゃん、宿は見つけたの?」とたずねられました。

「もしや、泊めてくれるのか!」と期待して話しを聞いてみると、「この辺りは○○組の事務所やら、組関係者がごろごろいるから気をつけな・・・。ましてや、昔は連れ込み宿が多かったからね。ちょっとしたことで因縁つけられることもしばしばだよ・・・。」と言うんです。

「まぁ、お兄ちゃんみたいな旅人は心配ないと思うけど、名古屋はそんな街。普通の生活でもよそから来た人は馴染むのが難しい土地だからね。あんたみたいな痩せてる人が生活していくのは無理だろうね(笑)」

確かに、名古屋に住んで人が変わった話は知っていましたが、この話しはどうやら本当みたいですね。
そんな名古屋の恐ろしさを教えてもらっただけでなく、最近凝っているという人相占い(?!)までしてもらいました。。

おばさん曰く、「お兄ちゃんは人の意見は聞くけど、自分の考えを曲げない頑固な人だね。何ていうか、我が道をいくというのかな。そして、お金は貯まらないね。別に稼げないんじゃなくって、貯まらないの・・・。」とのこと。

何より、「私、あんたみたいな切れ長の目で細面の人好きなのよ~。店に入ってきた時から気になってたのよ。」と思いがけない告白まで飛び出す始末。

それを聞いたご主人から「どうせ、俺は狸みたいに丸っこくて悪かったな!」というお決まりの言葉まで頂くことができました(笑)

いつか、このおばさんが占い師として身を立てたときには、『細木数子のズバリ言うわよ!』のタッキーポジションで呼んでくださいな!

でも、きっと名古屋ローカルだろうな・・・(笑)


4日目に続く?


-3日目スケジュール-

富山(高山本線) 7:33発→猪谷(代行バス) 8:22着/8:33発→角川 9:43着/9:53発→高山 10:24着---三町伝統的建造物群保存地区散策---高山市政記念館見学---高山陣屋見学---飛騨の里散策---高山 16:20発→美濃太田 18:51着/19:05発→岐阜(東海道本線) 19:38着/19:42発→名古屋 20:06着


夏季休暇を利用して信州・北陸・中部へと1人で旅をする今回の企画。

2日目は立山・黒部アルペンルートを使い信濃大町から、富山へと向かいます。


信濃大町の公衆トイレの一室で夜を明かしたこともあり、多少疲れが抜けきっていません(x_x;)

けれど、今回の旅の目玉企画でもあるアルペンルート!

そんな弱気は禁物。

早速、準備を済ませ、信濃大町発のバスに乗り、アルペンルートの入口・扇沢へいざ出発です!


バスは市街地、大町温泉郷、山林のなかを抜け、扇沢に到着。

始発のバスに乗ってきたのにも関らず、既に何人かの人が、立山黒部アルペンルートの乗り物用チケット売り場に並び始めていました。

チケット窓口が開くのが、6時50分頃とのことで、1時間ばかりひたすら並んで待ちます!

その間、チケット売り場にどんどん人がやってきています。

「始発に乗ってきてよかった。」

あまりの人数の多さに驚くと共に、始発に乗ったことの判断に満足してしまいました。

さらに、並んでいる人たちが、「今日の天気はこの夏一番!こんなに良い天気なのはそうないな~。」という話しているのを聞き、期待が膨らみます。迫力の黒部ダム


待つこと1時間、無事にチケットを購入☆

扇沢発のトロリーバスに乗り、黒部ダムへと向かいます。

黒部ダム駅に着いたら、逸る気持ちを抑えつつも、展望台へと続く階段を駆け上ります。

展望台では、黒部ダムの放水と全景、後ろにそびえる山々を眺めることが出来きます。

今までその様子をTV映像でしか見たことがなかったので、間近で見たその豪快な放水の迫力はすごいものがありました。

これを人間の手で作り上げたことを考えるとただ感心するばかり・・・。

まさに戦後日本の汗と努力の結晶といっても過言ではないですね。

眺めるだけでなく、黒部湖駅までダムの上を歩けるので真上から放水を見るのもいいですよ。

黒部湖駅からはケーブルカーに乗って黒部平に進み、黒部平から大観峰まで、ロープウェイに乗り換えて500㍍近い標高差をグングンと上っていきます。

大観峰に着いたら、またまたトロリーバスに乗って室堂へ。

室堂はアルペンルートのなかで最高地点にあるばかりでなく、トロリーバスを含む鉄道駅としては日本一の標高に位置するとのこと。(確か純粋の鉄道駅の最高地点は野辺山駅だったかな?)

この室堂は、みくりが池に代表される火口湖や噴煙を上げ続ける地獄谷、多くの高山植物を見ることができるトレッキングコースがあり、立山の自然に触れることができます。

今回は時間の余裕と体力面で自信がなかったので、ゆとりをもって周れるコースを散策しました。

結構の段差がある階段を登ったり下ったりするので少し疲れはしますが、気温が20℃にも満たないこともあるので苦になりません。

何より、目の前に広がる雄大な自然を前にしたら疲れなんて吹き飛びますよ!

それくらい最高の景色なんです!

扇沢のチケット売り場で常連さんが「室堂の絶景は最高。」と言っていたのを聞いたんですが、まさにその通り!

「日本にこんなところがあったのか・・・」と思うぐらいそこには素晴らしい自然が広がっているんです。

『もののけ姫』や、『アルプスの少女 ハイジ』に出てくる山岳地帯みたいな・・・。地獄谷

とにかく、言葉では言い表せないくらいの絶景を拝めること間違いなしです。

生涯に1度は足を運ぶことをオススメします!

室堂の興奮も冷め遣らぬまま、高原バスに乗りこみ、次は美女平へと向かいます。

よくTVで雪の壁の間をバスが走っている様子が流されますが、それがこの区間です。

夏なので残念ながらその体験はできませんが、遠方にはまだ溶けずに残っている雪を見ることができるんですよ。

残雪でさえ、3㍍あるとのことなので、春先はいったいどれくらいの高さなのか想像を絶します。

美女平からはケーブルカーに乗り、アルペンルートの富山側の玄関口でもある終着点の立山駅に到着。

扇沢駅出発から6時間ぐらいかかったでしょうか。

もっと、室堂でトレッキングを楽しむことを考えれば、通常7~8時間ぐらいの時間が必要でしょうね。

その後は、立山駅から富山地方鉄道に乗り換えて富山駅へ。


兼六園 夕方、富山駅に到着。

当初の予定ではこのまま富山の市内観光をして終えるつもりでしたが、金沢まで1時間ばかりで行けるとのことなので、急遽金沢へ向かうことにしました。

列車に揺られること1時間、金沢駅に到着です。

金沢観光といえば、兼六園。

とりあえず、市内バスに乗り、兼六園へと向かいます。

兼六園は日本三大庭園に数えられるだけあって、手入れされた松などは見物です。

風情ある庭園で蝉の声を聴きながら食べたかき氷の味は最高でした。

兼六園を観た後は、金沢城公園、長町武家屋敷後、尾山神社を周りました。
それにしても、金沢は良い雰囲気が残る街ですね。

それでいて、思った以上に都会でした。

何に一番驚いたかと言うと、109があるんですよ!

しかも、渋谷のあの外観そのままの建物が聳え立っているわけです。

109がある香林坊の辺りはそれ相応の人たちで賑っていましたよ。

今や、どこにいても同じようなものが手に入り、共通の文化を育む時代になっていることを改めて痛感しました。


再び、富山に戻り、駅前にあるビジネスホテル『ホテルα-1』に宿泊。

シングルが4200円~という値段もさることながら、サウナ付きの展望大浴場にマシンジム、洗濯までもが無料で利用できるんです!

しかも、ありがたいことに通常TVの他に“**TV”までもが無料で観られるとは・・・。

もちろん、富山のひとりの夜を満喫したことは言うまでもありません:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

3日目へ続く・・・?!


-2日目スケジュール-


信濃大町(松本電鉄・川中島バス・北アルプス交通バス) 5:37発→扇沢(関電トンネルトロリーバス) 7:30発→黒部ダム(徒歩)---黒部展望台---→黒部湖(黒部ケーブルカー)→黒部平(立山ロープウェイ)→室堂(高原バス)---室堂散策---→美女平(立山ケーブルカー)→立山(富山地方鉄道)→富山(北陸本線) 15:04発→金沢 16:22着---兼六園---金沢公園---長町武家屋敷跡---尾山神社---19:05発→富山 20:11着 (ホテルα-1にて宿泊)

夏季休暇を利用して、信州・北陸・中部へと1人旅してきました。武田信玄像

初日は、川越から立山・黒部アルペンルートの玄関口である信濃大町を目指します。


お昼頃、乗換接続の時間を利用して甲府の駅前を散策しました。

甲府の観光スポットの多くは、駅からバスを利用する必要があるのと、日帰りで行けるドライブコースでもあるので、今回の旅で時間を割くのは勿体ないと判断し、駅前の舞鶴城を観て周りました。


途中、小淵沢で長野行きの列車の待ち時間を利用して昼食。

その後はひたすら乗換駅の松本に向かいます。


夕方、松本に到着。

本来ならば、松本で降りて市内観光といきたいところですが、先日友人とドライブがてら観光したので今回はスルー。

今回は穂高で下車し、碌山美術館と大王わさび農園を観て周ることにしました。

碌山美術館では、日本近代彫刻最高傑作である「女」で有名な彫刻家、荻原碌山の作品や、親交のあった高村光太郎などの作品を観ることができます。

最初は「美術館なんて・・・。」と思っていたんですよ。

けれど、いざ作品を前にして芸術に触れてみるのも悪くないですね。

「女」という作品と聞いてもピンとこないでしょうが、誰しも美術の教科書で目にしたことがあるので、「あー、このことか!」と思い出すはずです。わさび園の水車

美術館の後は、駅前のレンタサイクルを利用して大王わさび農園へ。

農園に向かう途中に広がる田園風景はまさに日本の原風景という感じでした。

わさびはきれいな水でないと育たないと聞いたことがありますが、この自然の恵みがあってこそなんでしょうね。

わさび農園ではわさび作りの様子や、黒澤明監督の「夢」の撮影に使われた水車を見ることができます。


そして、1日目の目的地である信濃大町に到着。

今後の旅費のことも考えて、夕食は地元密着ローカルスーパーこと、「アップルマーケット」で、半額の食パン4枚スライス¥43と、これまた半額のカレーコロッケ¥100、りんごジュース1㍑¥100を購入。

そういえば、その時にレジ打ちをしていた女の子が可愛かったです!

何ていうか、“都会に憧れるちょっと擦れた女の子”って感じです。

この先、彼女が都会へ出て行くのか、はたまたこの街で生涯を終えるのか。。

そんなことを考えながら、駅の待合室でひっそりとパンにかじりつきました。

こうして、旅先の女の子をチェックするのも旅の楽しみでもあります☆

夕食代と共に宿泊代を浮かすために、野宿することにしました。

丁度、駅の隣に駅前広場があったので寝床には困らなかったんですが・・・とにかく寒く。。

今までの野宿の経験と夏ということもあり、軽く考えていました。

さすが信州の山の中ですね。

最初の1、2時間は寝ていられたものの、あまりの寒さに耐え切れず隣にあった公衆トイレの多目的ルームに移動することにしました。

まぁ、そのトイレが新しく出来たばかりで奇麗だったこともあるのか、ゴミ同然の僕にとってトイレは聖地であるのかわかりませんが、多目的ルームは、身障者の方々が使ったり、赤子が利用するためか、意外にも広く、簡易ベッドなる台らしきものまであって、寝るのに充分な設備でしたね(笑)

こうして、信州の公衆トイレの一室で2日目の朝を迎えることになりました。


2日目へ続く?!

-1日目スケジュール-


川越(川越線) 8:19発→高麗川(八高線) 8:44着/8:47発→八王子(中央本線) 9:34着/9:47発→高尾 9:58着/10:17発→甲府12:01着 ---舞鶴城散策---12:59発→小淵沢 13:38着/14:05発→松本(大糸線) 15:07着/15:10発→穂高 15:52着 ---碌山美術館見学---大王わさび農場散策---18:10発→信濃大町 18:36着 (駅前広場、公衆トイレ多目的ルームにて野宿)


 


「日本沈没」(06年・日本)

監督:樋口真嗣

原作:小松左京

出演:草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、石坂浩二、及川光博、福田麻由子

上映時間:135分

評価点:6/10

コメント:

ねえ、あたし達の出会いを覚えてる?

あたしは運命とか、かなり信じちゃうタチだから、これは運命だと思う。

笑ってもいいよ。


って、『日本沈没』を鑑賞するのに『NANA』の台詞が頭を回るそんな心地良い気分で鑑賞に臨みました。

新車を擦って失意のどん底で臨んだ前回の『ハチクロ』とは大違いです。。


〈ストーリー〉

潜水艇「わだつみ6500」のパイロット・小野寺は、地球科学博士の田所らと共に深海調査に参加していた。海底プレートの急速な沈降を確認した彼らは、わずか1年後に日本列島が沈没するという驚愕の事実を突き止める。


実際、こんな事態に遭遇した時、自分は海外へ逃げるのだろうか。

はたまた、この沈みゆく日本とともに最後を迎えようと思うのだろうか。

そんなことを思いながら観てしまいました。

恐らく僕は後者なのだと思います。

どっちにしろ、海外へ脱出するための航空券だとか移動手段がないのでそうならざるを得ないのですが・・・。

劇中、石坂浩二演じる山本首相が話していましたが、後者の考え方は日本的ですよね。

でも、わかる気がしませんか?

この混沌とする世情もあって、そんなことをしみじみ考えてしまいました。


内容、結末は『ディープ・インパクト』、『デイ・アフター・トゥモロー』の様な災害SFパニックの典型。

極限状態で描かれる人間ドラマ、迫力の映像・・・。

まさに娯楽の大道をいってくれるので期待通りでしょうか。

ちょっと、上映時間が長いのが気になりましたが。

それにしても、六本木ヒルズが倒れる様や、各地で起こる自然災害の映像は迫力ありますね。

33年ぶりのリメイクとのことですが、CGに頼らずに描いた作品が一体どんなものだったのか気になります。

そうそう、観ていて思ったんですが、個人的には柴咲コウがレスキュー隊員というのは無理ありますよ。

だって、細すぎ・・・。

あの役は水野裕子が適役でしょ(笑)

TBS制作なんだしさ。

とにかく、草なぎ剛、柴咲コウ、TBSが制作に絡んでいるとなれば、「黄泉がえり」がどことなくプレーバックしてしまうもの。

内容が違うとはいえ、キャスティングにもう一工夫ほしいと思うのは僕だけでしょうか。

「ハチミツとクローバー」(06年・日本)

監督:高田雅博

原作:羽海野チカ

出演:櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮、関めぐみ、堀部圭亮、宮崎吐夢、銀粉蝶、中村獅童、西田尚美、堺雅人

上映時間:116分

評価点:5/10

コメント:

原作も読んだこと無かったし、予告版を観ていてもそそられることも無かったので、観ない予定でした。

けれど、「映画の日」ということもあり、友人から誘われたので鑑賞いたしました。


〈ストーリー〉

美大に通う竹本は、研究室でひとりの少女に出会う。はぐと呼ばれている彼女は、華奢な体に似合わずダイナミックな絵を描く、不思議な魅力をもった天才少女。はぐを見た竹本は、ひと目で彼女への恋に落ちてしまう。


可もなく不可もなく。

原作のファンであったり、出演者のファン以外は劇場で観る必要がありませんね。

当初の予定通り、DVDかTV放映を待っての鑑賞でも十分な内容でした。

そもそも、個人的に出演者にはまる人がいないんですよね。

櫻井君、伊勢谷友介とかはあまり好きじゃないし・・・。

なんといっても、蒼井優が駄目なんです。

演技も上手いので評価はしているのですが、容姿がヒットしないというんでしょうか。。

こういうラブ・ストーリーの場合、それは致命的ですね。。

でも、友人曰く「原作にあった配役」とのことでした。

けれど、ストーリーは原作とは違ったものになっているそうです。

内容的には前半(海へ行くまで)は思った以上に楽しめました。

その後は、ストーリーの展開のせいもあるのか、間延びしている感じが否めませんでした。

原作の良さは片思いが描かれていることなのでしょうが、2時間という映画ではその良さを発揮することは難しいのではないかと思います。

よっぽど、上手く描かないと退屈になるばかりです。

とはいえ、あきらめずに相手を想い続けることの素晴らしさを改めて感じさせてくれたことには感謝です。


『タイヨウのうた』(06年・日本)

監督:小泉徳宏

出演:YUI、塚本高史、麻木久仁子、岸谷五朗、通山愛里、田中聡元、小柳友、山崎一

上映時間:119分

評価点:7/10

コメント:

 予告編を観た時点で鑑賞することを決めていた作品とあって、観る前からちょっと楽しみでした。

しかも、観た人の評価が結構いいので期待が持てます。


〈ストーリー〉

XP(色素性乾皮症)という病気で太陽の光に当たれない16歳の薫。昼間は寝て、夜になると公園で弾き語りをする彼女は、いつも夜明け近くにサーフィンのため海へ向かう孝治の事を見ていたが、ある日突然、告白してしまう。


いや~、やっぱりこの手の青春ラブストーリー(?!)には海と高台が欠かせないですよね!

この作品を観て、つくづくそう感じました(笑)

話の設定上、今流行の「難病お涙頂戴」系かと思いきや、涙よりも前向きにさせてくれる清々しさが漂った内容に好感が持てます。

そう思わせるのも、YUIの存在が大きいですね。

確かに演技力を求めるのであれば、他の女優を起用するべきだと思います。

けれど、この作品が求めているのは演技力ではなく、YUIというひとりのアーティストなのだと思いました。

そして、観客も彼女の歌に、その魅力に引き込まれてしまう。

まぁ、そう感じさせるのも共演者の力が大きいということもありますね。

とりわけ、相手役の塚本高史(いいかげん、高校生には見えないんですけど・・・)が、良い意味で現代の若者ぽい。

彼が醸し出す役柄のオーラあってこそ、作品の雰囲気が伝わってくるんですよね。

これが他の俳優だとイマイチ伝わらないかな。

そういう意味では、TVドラマで主演する2人(沢尻エリカ、山田孝之)がどのような作品にしてくれるのか楽しみでもあります。
とにかく、鑑賞後にYUIのCDを買ってしまうほど、彼女にやられたといっていいのではないでしょうか。


(ついでに・・・)

実際のところ、XP患者の多くは作品のように成長したり、上手に日常生活をおくることが困難なのが現実だそうです。

そういう意味でも、この作品はひとつの寓話であり、少しでもXPという病気の理解に繋がればと思います。

『着信アリ Final』(06年・日本)

監督:麻生学

原案・企画:秋元康

出演:堀北真希、黒木メイサ、板尾創路、ジャン・グンソク他

上映時間:105分

評価点:★★★☆☆

コメント:

携帯電話を通じて呪いが感染していく恐怖を描いたホラー映画の3作目。

その名の通り、今作で完結とのこと。

前作までのDVDを予習と題してレンタルしたきたんですが、

深夜の鑑賞に堪えきれず、途中でリタイア・・・。

泣く泣く返却してしまいました。

ということもあり、ファイナルにしてシリーズ初鑑賞です。。


〈ストーリー〉

修学旅行で韓国へやってきた高校生のえみり。彼女は、ネットで知り合った韓国人男性と会うのを楽しみにしていたが、同時にいじめが原因で来られなかった明日香のことが残念だった。そんな折、ひとりの女生徒の携帯に“死の着メロ”が鳴り響く。


「怖かった・・・。」

ただその一言だけで十分でしょ。

この手の映画はひとりで観に行くもんじゃないですね。

隣には誰もいないし、選んだ席が後ろから2列目なもんだから、背後からの妙な気配を感じるわで・・・。

最初は、近くにいた女子高生が騒がしくてイラッ!としてたんだけど、作品が進むにつれてその存在がどんなにありがたかったことか。

普段、テレビでホラーものを観ても全然怖く感じないんですが、やはり劇場の暗さと空間にやられた感じでしょうか。

前作までがどのような恐怖の描き方をしていたか知らないので、何とも言えませんが、映像での怖さと音響での怖さがありました。

そして、今回は呪いの電話を受けた人は誰かに「転送スレバ死ナナイ」というルールもあり、普遍的なホラー要素に人間の心理描写という新たな怖さがあるのがいいですね。

結局、一番怖いのは追い込まれた人間なのかも。

堀北真希を目当てに観に行ったんですが、それ以上に作品の怖さを存分に味わえたのは良かったと思います。

それにしても、堀北真希はいじめられっ子役が板についてきた感じですね。

最近は特定の役柄しか演じられない若手女優が多いだけに健康的な役、まじめな役、暗い役など幅広く演じられるのは魅力的ですね。

黒木メイサもその存在感は良いんですが、台詞のイントネーションがまだなまっている気がします。

この先に期待ですね!

そういえば、韓国の男の子が話していた呪いの電話の話であったり、彼の耳が不自由な理由が、前作とかで描かれてるのでしょうか?

やはり、シリーズものは前作をチェックしておかないと、何でもないことが疑問につながってしまいますね。

前作までを再度レンタルしてきて、暑い夏を恐怖で涼むとしますか・・・。