今年もあと1ヵ月になりました。さすがに寒い。。

本当に月日が過ぎるのは早いこと・・・。

気がつけば、冬のスポーツシーズンの幕開けですね。

ということで、今日は2月に行われたトリノ五輪でも注目を集めたカーリングを東伏見アイスアリーナまで観に行ってきました。

一度は間近で観戦してみたいと思うものの、なかなか都内で観られるもんではないですよね。

なので、今回は仕事が休みということもあり、ある意味軽いノリでチケットを購入してしまいました。

とはいっても、本当の目的は「マリリン」こと本橋麻里選手観たさなんですけど・・・。


今回の大会は『第16回パシフィックカーリング選手権大会』ということで、世界大会の出場権がかかったもので、バンクーバー五輪にも通じる大切な大会らしいです。

それにしても、カーリングは「氷上のチェス」といわれるだけあって、頭を使いますね。

最低限のルールは知っていることはもちろんのこと、その展開に応じた知識も頭にはいっていなくてはより楽しめないわけです。

ましてや、基本的なセオリーがあるのでなおさらです。

一緒に観戦した友人の解説がなかったら途中でギブアップしていたでしょうね。

局面の判断とともに、試合全体の流れを考えながらプレーをしなくてはいけないことが観ていてわかります。

試合がはじまったばかりは、大会パンフレットのカーリング歴18ヶ月という選手がいるのを見て「俺らも今からはじめれば代表になれるんじゃね?」なんて話してたけど、僕の頭では正直無理だろうな・・・。

でも、試合を観ていくにつれて徐々にではありますが次の手を考えることができてきて、観ていて楽しかったです。

試合は、日本が中国に負けてしまい残念な結果ではありましたが、競技の雰囲気と観戦の際は充分に暖かい格好をしていく必要があることを知る意味では貴重な体験でした。

何より、4年後まで観ることのないと思っていたマリリンを生で観られただけで満足。

やっぱり、生で観ても、あの顔と体型は最高でした☆

これからも、頑張れ!マリリン!

そして、めぐろんもひとまわり成長した姿を見せてくれ!

と、応援に熱が入りつつますますカーリングに興味を抱いた一日でした。

ちゃんちゃん♪



「ただ、君を愛してる」(06年・日本)


監督:新城毅彦

原作:市川拓司

主題歌:大塚愛「恋愛寫眞」

出演:玉木宏、宮崎あおい、黒木メイサ、小出恵介、上原美佐、青木崇高、大西麻恵他

上映時間:116分

評価点:7/10


〈ストーリー〉

大学の同級生で、写真撮影を通して距離を縮めていった誠人(まこと)と静流(しずる)。

しかし彼女は突然、彼の前から姿を消してしまう。

それから2年、NYから届いた静流の手紙を手に誠人は、彼女に会うため渡米する。


コメント:

日本でもここまでの純愛映画を作れるもんなんですね。

韓国映画を観ているように思えたのは僕だけでしょうか。

それぐらいベタな展開ですが、こういう直球もんは見ていて気が楽です。

ラストの結末は予想しつつも切なくさせられてしまうあたりはまさにしてやられた感じがします。

けれど、心のどこかでは完全なる幸せの結末を望んでしまう気持ちが強いのもたしかです。

どうも、最近は悲哀を描くことが多い気がしてならないだけになおさらそう感じます。

あと、この手の作品を観る上で十分にタブーだとわかっているものの、恋愛をしたら死んでしまうという設定はどうも無理がありすぎな気がします。

どうも、その部分だけで微かなリアリティがなくなっちゃうのはもったいないですね。

とはいえ、普通にオススメできる作品です。

玉木宏が演じる素朴でやさしさにあふれる青年は好印象。

小出恵介、黒木メイサをはじめ上原美佐などの大学の友人も良い雰囲気でした。

そして、何といっても宮崎あおい。

映画では久しぶりとなる明るい役を実にキュートで、時にいじらしく演じていましたね。

ファンならずとも心を奪われること間違いなし。

それにしても、宮崎あおいの所属事務所は仕事選びがうまいですね。

「純情きらり」の直後にこれをもってくるとは、見事ですよ。
内容のインパクトは少なくとも、その作品の描く情景が心に残る作品です。


『地下鉄(メトロ)に乗って』(06年・日本)


監督:篠原哲雄
原作:浅田次郎
出演:堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお、田中泯、吉行和子他

上映時間:121分

評価点:5/10


<ストーリー>

地下鉄から、東京オリンピックに沸く昭和39年に紛れ込んだ営業マンの真次。彼の話を誰もが聞き流す中、恋人のみち子だけは信じてくれた。そんなある日、彼は彼女と共に戦後の闇市が

広がる昭和21年に紛れ込んでしまう。


コメント:

浅田次郎の同名小説の映画化。

堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかおとまずまずの演技派が登場しています。

今回は原作を読んでの鑑賞ということで、原作との比較をしながらの見方になってしまいました。
とにかく、何にびっくりしたかといえば、冒頭のタイトルが表示されるまでの一連のカットが小説を読みながら思い描いていた通りだったことです。

その時の感動ときたら言葉ではあらわせないくらいのものでした。

本当にただ興奮するばかりです。


本編は原作を読んでいる人からしては、ダイジェスト版みたいな感覚でしょうか。

内容としては、一通りの流れをつかんでいるので納得は出来ましたが、原作を知らない人はどう感じるか・・・。

残念なのはタイムスリップの色を出しすぎていることです。

この作品はタイムスリップというSF要素よりもその先に描かれるドラマが作品の味だと思うわけです。

なので、タイムスリップする際に地下線路を疾走していくシーンの挿入は余計な気がするんです。

観ている人にタイムスリップすることを説明するためだけの意味しか持たないわけですから。

ましてや、地下鉄を単なる手段やきっかけに過ぎないものにしてしまっているし、地下鉄という特別な空間を殺してしまっています。

あと、兄の死は原作通り地下鉄への飛び込み自殺であるべきですね。

もしかしたら、映像化をする上で困難な点があったのかもしれませんが、死という結果こそ同じであれ、自ら命を絶つのと事故死とではそこに至る心情は違うものなわけですよ。

そして、原作で描かれた父親が財をなすきっかけとなったエピソードを是非映画でも観たかったです。

この原作の良さのひとつがタイムスリップ先の時代の描かれ方が丁寧で、その匂いが伝わってくるところなんです。

戦中、戦後とタイムスリップをしているものの、その時代の匂いが少し伝わってこないかなと思いました。

恐らくこのシーンも昔の銀座を描かなくてはいけないし、一面焼け野原を映像化したり、大人数の演者が必要になることから設定を変更したのかもしれませんね。

映画はどちらかというと父親との関係がメインに置かれているので、最後に病室を訪れたり、家族と墓参りをしたりと和解ムードを漂わせます。

ちょっとそれだと無難過ぎるというか、わかりやすいお話にしてしまっている気がします。
なので、野中先生にしろ、他の登場人物にあまり触れられないままになっているのは残念でした。

とはいえ、野中先生は雰囲気を含めて、想像と違った配役になっていましたが・・・。


やはり、原作と同じ場面が登場するものの、映画が原作を超えるのは難しいとつくづく思いしりました。

それと同時に小説の映画化というものは、映像化する上で無理な設定などをいかに原作の良さをいかしつつ観やすい映像作品にすることなんだと改めて思いました。


「オトシモノ」(06年・日本)

監督:古澤健

出演:沢尻エリカ、若槻千夏、小栗旬、杉本彩、板尾創路、浅田美代子

上映時間:94分

評価点:4/10


〈ストーリー〉

駅で落とし物の定期券を拾った人々が次々と姿を消していく戦慄(せんりつ)のホラー。

失踪した小学生の妹を取り戻すため、怪事件に挑む高校生の姉が奔走する。


コメント:

若手女優の登竜門といわれるホラー映画に御三家のひとり沢尻エリカが登場。
予告版の時点ではかなり怖く期待できるとのことでしたが、本編を観た限りではイマイチですね。

ストーリーはわかりやすく、上映時間が短い点は好印象ですが、肝心なホラー要素が期待外れ。

あわよくば、続編の製作を睨んでいるのか、完結しているようで細かい部分が消化不良というどっちつかずな印象です。
いくつもの謎というか疑問ばかりが残ってしまうんですね。

そして、視覚に頼った恐怖を演出しているわりに怖さを感じないのは致命的…。
最後に大人数のゾンビ化した死体が襲って来るんですが、怖いどころか滑稽で笑わってしまいます。
期待する怖さは体感できずとも出演者や作品のテイストなど安ぽっいホラー映画の気質は備えているのではないでしょうか。

正直なところ、劇場での鑑賞はオススメしません。

この映画に1800円も出すのはもったいないです!

よっぽどの興味がある人以外はレンタルを待つのが賢明な選択ですね。

最近、応援し始めたアイドルがいるんです。

その名も立花彩野ちゃん!

「結婚できない男」で阿部寛演じる桑野が通うコンビニの店員を演じていた女の子です。

このドラマをきっかけにして、彼女のことを知ったのであまりまだよく知らないのですが、芸能人女子フットサルチームのミスマガでキャプテンを務めているそうです。


今日は、そんな彼女のイベントに参加してきました☆

題しまして、「立花彩野DVD 彩色~パレット~発売記念イベント!」。

日曜日の堀北真希ちゃんの握手会、金曜日のaikoライブと充分に楽しんだこの1週間のフィナーレを飾るにふさわしいイベントです。

当初、イベント参加券は手に入れていたものの、仕事の都合で参加するのは無理だろうと一度はあきらめていましたが、午前中で業務がひと段落ついたので、午後半休をもらって参加することができました。立花彩野ちゃん

イベントでは、立花彩野ちゃんのトークショー、質問コーナー、生チェキ写真争奪じゃんけん大会、写真撮影タイム、握手会が行われました。

トークショーや、質問コーナーなどいかにもアイドルイベントっぽいですよね。

生チェキ写真を目指してじゃんけんをしている自分は恥ずかしいばかり。

そして、一番驚いたのが写真撮影タイム!

5人1組になり、1分30秒の間、立花彩野ちゃんをモデルに自由に写真が撮れるんです!

その距離1メートルもないでしょうか。

プロカメラマンにでもなった気で無心に写真を撮り続けます。

けれど、ここで経験の差が出ましたね・・・。

撮りなれているファンの方々は、彩野ちゃんに希望のポーズをとってもらったり、シャッターをおすスピードが速いのなんの。

それに比べて、写真を撮りなれていない僕は段取りが悪くイマイチなカットばかりでした。

それでも、ちゃんと僕がシャッターを押すまでポーズを決めてまっていてくれるあたりはさすがグラビアのプロですね。

そんな写真撮影が終わり、次は握手会です。

いつも通り、話す内容を考えていざ彩野ちゃんの前へ。


misin「こんにちは。」


彩野「こんにちは。今日はどうもありがとうございました。」


misin「本当に楽しい時間を過ごすことができました。」


彩野「スーツ姿で着ていただいて・・・。仕事だったんですか・・・?」


misin「はい。仕事終わりに寄りました。」


彩野「お仕事で忙しいのに本当にありがとうございます。これからも応援宜しくお願いします。」


misin「これからも頑張ってください。応援しています。」


いつもよりは長い時間話すことが出来たと思いますが、個人的には考えていたことのひとつも話すことができませんでした。

DVDの話しや、フットサルの話題とかをもっと話すはずだったのに毎度のことながらテンパリ、何もできないまま終了してしまいました。

それにしても、「仕事で忙しいのに・・・」と言った時の申し訳なさそうにした表情が何とも言えず魅力的でした。

このような形式のイベントに初参加の僕は勝手がわからず戸惑いつつも、その距離感とかなり濃密な内容に大満足です。

次回のイベントまでに少しは写真の腕を上げないといけませんね。

あと、早くフットサルの試合も観に行きたいです☆



久々に映画以外のネタを書こうと思ったのに、悲しいかなアイドルネタ。。

この間なんて、サエコを口説こうと普段ではありえないくらいに頑張っている夢をみました・・・。

その数日後にはまさしく堀北真希ちゃんの握手会の夢を見る始末。

ありえないくらい、頭の中はアイドルに犯されてきているのでしょうか?


そんな一抹の不安を抱きつつ、今日は神保町の書泉ブックマートまで堀北真希ちゃんの握手会に参加してきました!

今回は雑誌「CM NOW」で連載されていたエッセーをまとめた『コトノハ、きらり』というフォトエッセー集の発売を記念して行われたイベントです。

“生堀北真希”を観るのは、写真集発売の握手会に続き2回目。

少なからず、これまで握手会を体験してきているのでドキドキ以上にワクワク感の方が強くなっているんですよ。

これは喜ぶべきことなのかわかりませんが、確実に経験値が高まっているってことでしょうね。。

毎度の通り、待ち時間に握手時に話す言葉を考えることに。

とりあえず、秋から始まる『鉄板少女アカネ』の話題に触れることは決定!

ついでに、昨日友達と鉄板焼きを食べたことを話してみるのはどうだろう?とか、6日が誕生日だったのでお祝いの言葉をそえるべきか・・・などと色々と考えます。
こうして、頭の中でシュミレーションを描くのがこれまた楽しいんですよね。


そして、いざ順番が近づき堀北真希ちゃんが視界に入りました!

いやー、本当に彼女の周りだけ別空間のように思えるほど、キラキラと輝いているんですよ。

彼女を見た僕は自然と笑顔になってしまいました。。

前に並んでいる人たちの様子をみていると、どうやら今回はあまり持ち時間がなさそうでした。

1000人と握手するんだから当然ですよね。

急遽、当初決めていた件をはしょることを決めました。

あと、前に並んでいる人たちの様子を見て気付いたことがひとつありました。

それは、意外にも握手会に参加している人って緊張しているのか無表情に近いということ。

せっかく、本人と会えるのに無愛想なのはもったいないし、何より真希ちゃんが可愛そうですよね。

なので、僕はとびきりの笑顔で臨ぶことを決め、いざ本人とご対面です!コトノハ、きらり発売イベントにて。


misin「こんにちは・・・・。」


ホマキ「こんにちは。」


misin「来週からはじまるドラマも楽しみにしています。」


ホマキ「ありがとうございます。」


misin「こらからも、頑張ってください。応援しています!」


ホマキ「はい。頑張ります。」


差し出された手を握り話すこと数秒。。

たった短い時間なのに幸せなひと時です。

前回も思いましたが、彼女のなかに吸い込まれるんではないかと思うぐらいに魅力的な瞳をしていました。

わざわざ満面の笑顔を作らなくとも自然と笑顔がでてしまう。。

その振る舞いもしっかりしてますし、ますます魅了されてしまいました。

本当に来週からのドラマが楽しみです。


と言いつつも、握手会後に新垣結衣ことガッキーの写真集を購入してしまう僕はとんだ浮気者ですね・・・。




『夜のピクニック』(06年・日本)

監督:長澤雅彦

原作:恩田陸

出演:多部未華子、石田卓也、郭智博、西原亜季、貫地谷しほり、松田まどか、加藤ローサ、池松壮亮、嶋田久作、温水洋一、南果歩

上映時間:117分

評価点:5/10


<ストーリー>

年に1度、全校生徒が24時間かけて80kmの道のりを一緒に歩く「歩行祭」。高校生活最後の参加となる貴子は、重大な決心を固めていた。それは異母兄弟で、ずっと自分のことを無視し続けていた融に話し掛けることだった。


コメント:
第2回本屋大賞を受賞した小説の映画化ということで、いたるところの本屋で原作が並べられ紹介されていましたね。

とはいっても、個人的には多部未華子を目当てに鑑賞しに行ったんですけど・・・。

原作者が「誰でも映画を観ている間は18歳に戻れます」と言っていた通り、作品を観ながら「自分が高校生だったらどうだったろう?」なんてことを考えたりして、自分も彼女達と一緒に歩行祭に参加している気分でした。

昔、それこそ夜通し歩いたことがあるんですが、一緒に歩いている仲間と思いがけない絆が生まれたり、新たな発見があったりとそれは普段では得がたい経験ができるものでした。

それは自分と向き合う時間もあれば、友と多くを語るからだと思います。

そして、何といっても夜という時間。

不思議と心の奥底にある思いを吐き出せてしまうんですよね。

そんな過程が作品にも描かれています。

なので、静かで単調に描かれている印象です。

そんななか、小出しで笑いを誘う場面が出てくるのですが、どうもしっくりきていなかった気がします。

特に柄本佑が演じる高見が登場する場面・・・。

確かにクラスに彼みたいな人はいることはいるので、それはよく登場人物を立てられているなと思うのですが、彼のテンションについていけなかったです。

あと、杏奈の弟役の池松壮亮が個人的にはイマイチでした。

それにしても、異母兄弟という設定が良いですね。

これが、ありきたりの恋愛を描いていたとしたら、この作品の良さが伝わらないでしょうね。

疲れている状態で観ると多少眠気に襲われてしまう気もしますが、普通に楽しめますよ。

とにかく、今後ブレイクするであろう多部未華子を目当てに観に行くには充分な内容ではあります。


「シュガー&スパイス 風味絶佳」(06年・日本)

監督:中江功

原作:山田詠美

出演:柳楽優弥、沢尻エリカ、大泉洋、チェン・ボーリン、高岡蒼甫、夏木マリ

上映時間:125分

評価点:7/10

コメント:

史上最年少でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した柳楽優弥と、『パッチギ!』以降まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する沢尻エリカという旬な組み合わせで贈るラブストーリーと聞いたら観るしかないですね。


<ストーリー>

とりあえずガソリンスタンドのバイトをしている志郎。新しいバイトとして入ってきた乃里子にひと目で恋に落ちた彼は、優しさに徹する“ジェントルマン”となることで、彼女との幸せな恋愛を手にしたつもりでいた。


アメリカの香りが色濃く残る福生。

国道16号線で福生を通る時に「アメリカへの憧れ」を思い起こさせることはないですか?

僕はハリウッド映画や海外ドラマを観ていた影響から、その思いが強いもんで、この作品が放つ匂いに心地よさを感じずにはいられませんでした。

それに、柳楽優弥演じる主人公志郎の童貞っぷりを感じさせる雰囲気が最高で好感が持てるんですよ。

これが地なのか演技なのかはわかりませんが、これが欠けていたらこの作品の良さは何も残らないといってもいいほどですから、それを漂わせる彼は見事です。

そんな彼が恋をする相手を演じる沢尻エイカは、演技もバッチリだし、その存在感は際立っています。

笑顔はもちろんのこと、本当にひとつひとつの表情が可愛いんですよ。

唯一気になるとすれば、やはり八重歯ですかね。

若いうちはいいですが、大女優になるなら歯並びを綺麗にすることをオススメします。

そして、彼らに影響を多大な影響を与えるグランマ役の夏木マリ。

『千と千尋~』以来、クセのある役が多い気がします。

この手の役を演じている夏木マリがどうも生理的に受け付けないもんで、作品の楽しさが半減したことは否めませんでした。

原作を読んでいなかったので、作品の結末に少し驚きましたが、この終わり方だからこそ好印象なんですよね。

そして、同様に純朴な青年の初恋を描いたテレビドラマ『北の国から’87~初恋』には遠く及ばないもののどこか通じるものを感じさせる出来には満足。

恋愛偏差値の低い僕に、恋はやさしさだけではダメなんだと映画を通して学ばせてくれるありがたい作品でした。

そういえば、柳楽優弥と織田裕二ってどこか似ている気がする・・・。




「出口のない海」(06年・日本)

監督:佐々部清

原作:横山秀夫

脚本:山田洋次他

出演:市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、香川照之、古手川祐子、三浦友和ほか

上映時間:121分

評価点:8/10

コメント:

戦後60年が経ち、戦争を扱った映画が目に付きますね。

「男たちの大和」があまりに期待はずれだったので、二の舞にならないことを祈りつつ観に行きました。


<ストーリー>

1945年、極秘任務で潜水艦に乗艦した甲子園投手の並木をはじめとする4人の若者。大事な家族や想いを寄せる女性との未来を諦めた彼らは、死を覚悟して上官の指令を待つ。脱出装置の無い爆弾兵器、回天を操るために。


久々に良い作品を観た気がします。

本当に「男たちの大和」なんかと比べ物にならないぐらいの内容でした。
最近の戦争映画はどこか美化した描写ばかりが目立ったり、ただ迫力ある映像を垂れ流しているだけが目立つなかで、この作品には戦争という行き場の無い状況に置かれた若者の姿が見事に描かれています。

回天と聞くと特攻隊の話しや、戦艦大和の様に命を捨てて祖国や愛する人を守ったという美談だけを取り上げた感動的なドラマだと勝手に想像してしまいがちですが、この作品を観た後にそんな物事の本質から外れた何の意味も持たない感情を抱くことはないと思います。

きっと、それはこの作品に登場する多くの人に輝かしい青春と溢れ出る人間味を感じとることができるからだと思います。

主人公、並木を演じる市川海老蔵の無邪気な姿と笑顔は観客を惹きつけてやまないはずです。

他にも、伊勢谷友介や塩谷瞬、柏原収史、並木に好意をよせる美奈子役を演じた上野樹里といった若手俳優陣の頑張りは目が見張るものがありました。

並木の妹役の尾高杏奈も出番が少ないけれど、良い演技をしていました。

今後が期待できそうな女優ですね。

それにしても、鑑賞後に改めて感じたのは、戦争を扱う以上はそこにエンターテイメントの要素は不要だということです。

確かに商業的な映像とドラマは観るものを楽しませ、惹きつけるのかもしれません。

時にその様な作品は多大な利益を生むことさえあります。

けれど、多くの観客は流れる映像を疑いなしに受け止め、中身のない感情的な理論を作り上げていくわけです。

それは、今日の戦争を賛美するかのような言論を生むきっかけでもあると思います。

若者たちにはそんな人気俳優が出演していて面白かったとか、感動できたというだけで「戦争」に対する考え方を形成して欲しくないと思うのです。


劇中、父親(三浦友和)が並木に言った「国と国との戦いとは何か?」という言葉。

ここまで、突き詰めたセリフからもわかる通り、昨今の戦争作品とは違った確かな想いが詰まった作品といえます。




「バックダンサーズ!」(06年・日本)

監督:永山耕三

出演:hiro、平山あや、ソニン、サエコ、田中圭、長谷部優、北村有起哉、つのだ☆ひろ、木村佳乃、真木蔵人、豊原功補、石野真子、陣内孝則

上映時間:117分

評価点:6/10

コメント:

平山あや、サエコ、木村佳乃といった女優を目当てに観に行った感じです。

内容も予告版を観た限りでは楽しめそうですし、期待できます。


<ストーリー>

事務所の売れっ子歌手のバックダンサーとして活躍していた4人の女の子たちは、メインボーカルの電撃引退により仕事が激減。新人マネージャーとの営業活動も思うようにいかず、解散の危機を迎えようとしていた。


結構はじけまくりの内容になるのかと思っていたんですが、“まさしく”青春ムービーに仕上がってました。

冒頭からガツンとパワフルにくるのかと思いきや、しんみりと落ち着いた雰囲気が漂うシーンが流れるんですよね。

そのシーンというのは、平山あやが自分のせいで、hiroに迷惑をかけたと負い目を感じてしまうシーンなんです。

後々の2人に関係してくるエピソードという意味で重要ではあるけれども、最初にあの雰囲気をみせられてしまうのはどうもなと思うわけです。

その後は、テンポ良く話しが進んでいくだけにこのシーンだけが浮いてしまっている印象を持ちます。

できれば、最初から観客に答えの映像を流すのではなく、後々のシーンでじっくり描いて観客に「なるほどね~。」と納得させても良かったのではないでしょうか。

知っている事実を改めて見せられても新鮮味に欠けるし、「今更・・・、そんなん知ってます。」と思わずにいられない。

あと、4人のストーリーを描いているもののどこか尻切れトンボに終わってしまっているような気がします。

確かに、それぞれが抱えている悩みや問題については分かるんですが、それを取り巻く人間関係が結局のところ中途半端で終わってしまっている感が否めないんですよ。

マネージャーやバンドマン、子供に・・・と色々なキャラクターが登場する割にはそれぞれの関係性が微妙なままで、せっかくの個性ある役もごくごく普通になってしまっている気がします。

むしろ、より期待ハズレに思えてくるんです。

キャスティングが完璧だけに、もっと様々な相乗効果が期待できたのではないかと思うと残念。。

とはいえ、日本でこんなダンスムービーを作れるようになったのは嬉しいことですね。

バックダンサーズとスーパータイガース(?!)がクラブで踊りをやり合うシーンは最高でしたよ。

けれど、何といってもクラブで踊るダンサーの踊りは見ごたえあります。

もっと、観たいと思いますから。

まぁ、そんな踊りのプロたちばかりを映していると、バックダンサーズの立場がなくなってしまうってものですけど・・・。

個人的には、もっと純粋にダンスシーンを全面に押し出してほしい気もしましたが、自然と心も身体も元気にさせてくれる内容に満足ではあります。