お空にいる娘の妊娠出産の記録

お空にいる娘の妊娠出産の記録

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07Apr
- 【出産記録③？】気持ちの面
  これも残しておきたかった。出産記録でいいのかは置いておき…。以前たまたま知り合った方が出産に対するモチベーションのお話をして下さる機会があり、そのお話がとてもためになったのです。特に心に残ったのは以下の点でした。・出産は自分だけでなく、お腹の子との共同作業・自分も身体的に痛みがあるけど、お腹の子も産道を通るときに痛みを感じるらしい（だからお互いにがんばろうという心がけ）・お腹の子はお母さんのどんな気持ちを受け入れてくれる・とにかくお腹の子への声かけが大切（普段からたくさん話しかけよう）・お産の時はとにもかくにもリラックスちょっぴりスピリチュアルなところもあるけど、そうかもしれない、そうだったら素敵だなぁという気持ちで私は信じることにしました。このお話を聞いたのはまだ病気が発覚する前のこと…。でも、このお話を聞いていてとてもよかったと思わずにはいられませんでした。上の子の時と出産に対するモチベーションがまったく違って、病気がわかっても人口死産すると決めた後もたくさん話しかけて、当日を迎えました。出産予定日とかも伝えて、すぐばいばいだけどがんばろうねって毎晩話しかけてました。そしてお産の時も前処置の時もとにかくリラックスと声かけ（心の中で）してました。そのお蔭か、痛みはもちろんあれど、気持ち的にはリラックス（というか自分の子の前ではずっしり構えていたいみないな気持ちもあったのかな）できて、とっても安産でした。病院でも産後以外は落ち着き通していて、逆に気を遣われるほど…。なんというか、罪悪感的なものはなくて、そういうのを感じていたらお腹の子は辛いんじゃないかと思ってました。お母さんが大好きだから、自分の存在で大好きなお母さんが悲しんでたら辛いだろうなと思って…。だから、自分の子を悲しませない為に、前を向いて、一生懸命毎日を過ごそうと思っています。（かなり自分都合の考え方だけど、そういう考えもいいじゃないかと思ってます）もちろんそれとは別に単純にわが子に会えない悲しみは今もあるけど…そういう時はその感情も受け入れて、また前を向いていくしかないです。
05Apr
- ３か月経った＆報告関連
  ３か月が経ちました。気持ち的にはまだ３か月なんだ、という感じで、もう５，６か月経っている感覚…。日常的にはすごく考えてしまったりとかはもうなくて、良い意味で思い出さない時間もかなり増えているように感じる。今思うと１か月経っていない頃はほぼ毎晩泣いていたし、心もどこか落ち着かない感じだったなぁ…。そして色々と考えて、職場を退職した。これからは上の子の育児を最優先していく時間にしようと思い決断に至った。ちなみに職場には直属の上司にだけメールで伝えて、あとはおそらく上司から同僚に伝えて頂いたかたち…。先日送別会を開いてもらったけど、自分からは触れず、もちろん同僚からも触れられず…でも個別に退職を連絡したひとたちは多分察してくれて、育児優先する気持ちもわかると理解してくれたのはとてもありがたいことだった。友達には思い立ったが吉日という考えで、自分のタイミングでそれぞれに必要なひとには報告していった。とても嬉しかったのは報告したあとに会った友達がお花を用意してくれたこと。わが子のことを少しでも想って何かしてくれたことがとても嬉しくて…。その時ばかりは泣きそうになったなぁ。良い友人をもってとても感謝してます。さて、わが娘はお空で楽しんでいるのでしょうか。きっと私の子だから何かしら楽しいことをやっていると信じています。このブログも気ままに書きたい時に書きたいことを書いていこうと思います。
10Feb
- 【出産記録②】出産
  夜は普通に寝ることができて、ごはんも残さず食べられた。朝一で内診。ラミナリア20本抜いて、陣痛促進の膣剤を入れた。夫には立ち会ってもらう予定で、当日もうすぐって時に連絡することになっていたけど、この朝の内診の後ですぐに来てもらってOKと言われた。朝ごはんが出てくる気配なくて、今日はもしや何も出ないのかなと心配したけど、でてきた笑（この状況でそんなこと心配する人いないよねぇ・・・）（でもごはん食べないと出産に備えられない！って思ってて・・・）夫もお昼前に到着して、雑談。そして２回目の内診で２回目の促進剤。この時には少し生理痛のような痛みがあったけど、まだぜんぜん余裕だった。でも、お昼ご飯を食べる頃には食欲がでない位痛くなってて、気づいたら夫とも話づらくなってた。さすがに痛いなと思ってナースコールしたらすぐに分娩室へ行くことになった。（てくてく歩いていったよ）分娩台に乗るときにふと時計を見て12時半頃だった。それから陣痛にひたすら耐えてた。隣でベテラン助産師さんが腰さすってくれていたけど、さすってくれてると本当に痛みがなくなって、プロフェッショナル！と思ったー。上の子の出産の時はまだまだコロナ禍で夫の立ち合いは生まれる直前までNGで、陣痛もひとりぼっちで耐えてたから、いきみ逃しとか自分でがんばるしかなく、孤独だったから、助産師さんの凄さをはじめて知った。おばあちゃん助産師さんで、多くを話すこともなく、でも優しく寄り添ってくれて、とても素敵な方だった。途中でもう我慢できそうになかったらいきんでもいいよと言われたけど、まだ大丈夫って感じで、よくわかってはいないけど、ぎりぎりまで下におりてくるのを待ちたい気持ちだった。（小さいからあまり早くいきむと赤ちゃんも苦しいのかなとか勝手に思って・・・）そしてそろそろ無理だと思った時に何回かいきんで、、なんだけど途中で陣痛のピークを過ぎてしまったようで、次陣痛きたら生まれるって時に、痛みがなくなってしまった。。先生が陣痛遠のいた感じする？って聞いてきたので、はいーって返事をして、、なので、陣痛ないけど、最後にもう１度いきんで、生まれた。（その時先生に少し手入れられてめちゃくちゃ痛かった・・・）13:04だった。もちろん産声はなくて、すぐ連れていかれちゃった。それから胎盤を出すためにぐーっとお腹押されたりしたな、、それもまあまあ痛かったけど、もうあまり覚えてないな。ただ、上の子の時は胎盤だす過程をまったく覚えていなくて、はじめての体験だった。先生には私が上手にいきめたから、きれいに生まれましたよって言ってもらえた。（お世辞かもしれないけど、とても小さいからそういかない時もあるんですって言ってた）自分でも不思議だけど、ひょうひょうとしつつも、現実はわかっているから、とにかく赤ちゃんのことを思いながら、一緒にがんばろうねって心の中で声をずっとかけていたから、きれいに生むことができたのはとてもうれしかった。（気持ちの面のことはまた改めて書きたいな。）その後は出産が終わったことにほっとして、少し放心状態だったけど、もういなくなっちゃったんだって実感してとても悲しかった。立ち会った夫もぼろぼろ泣いてた。少ししてから個室に戻った。後陣痛？なのかお腹が結構痛くて、鎮痛剤をもらった。30分位ぼーっとしてたけど、早く赤ちゃんに会いたくて、連絡して連れてきてもらった。小さな箱の中で、小さな産着を着せてもらっていた。後で母子手帳に書いてもらって知ったけど、27㎝、406kgだった。上の子の生まれた時にそっくりなお顔で、指もしっかりあって、本当にただただ小さい赤ちゃんだった。とてもとてもかわいかった。悲しいけど、でも、産むことができて、会うことができて、うれしかった。夫と名前をつけたいねと話していたけど、性別がわからなくて、とりあえず男女どっちの名前もあれがいいこれがいいと楽しく話しながら過ごしてた。その場で確認をしてもよかったけど、産着を着ていたのと、あと羊水過小が原因なのか、下半身がつながってしまうというケースがあることを見たことがあったから、なんとなく確認するのが怖くて、できなかった。その後、先生が来てくれて、”おそらく”女の子だと思うと言われた。詳しくは聞かなかったけど、はっきり言えないということははっきり見えない（ない）ということで、、、でも過去のエコー写真をたどって、確証はないけど、おそらく間違いないだろうという言い方だった。上の子が男の子ということもあって、女の子が生まれるイメージがなかったから少し驚いたけど、女の子だったんだとわかって、それはそれでとても楽しそうだったなと思った。それから名前を決めた。書くことはあまり機会がないから、呼び名優先で、素敵な名前をつけられたと思う。その後16時頃に葬儀屋さんが来て、火葬日を決めた。手続き関係もすべてやってもらうことにした。赤ちゃんはこの後どうなるんだろうと心配していたけど、葬儀屋さんが預かるようで、葬儀屋さんとの打ち合わせ終了と同時に連れていかれてしまった。小さな箱のふたを閉めて、小さな棺に入れて、、、。この時、手作りした小さな産着を一緒に箱に入れてもいいか聞いて、入れさせてもらった。入院する数日前に完成させて、持って行っていたけど、病院で用意してくれると思ってなかったら特に助産師さんに聞くこともなく、後で着せてあげればいいのかなと考えていたんだよね。でも病院で着せてくれていたのもとても可愛かったから、私のはお着換え用にということで重ねて入れた。（身体があまりにも小さくて華奢だから、着替えさせるのは無理と判断したよ）そして一時のお別れ…。この時が私は火葬の時よりなにより一番辛かった。わんわん泣いた。息はしていなくても一緒にいられるだけでとても複雑だけどとても幸せな気持ちだった。夫と３人で名前を決めたり、写真をとってり、話しかけたり、とても穏やかな時間を過ごしていたから、お別れがとても辛かった。産んだばかりのわが子と離れないといけないというのはこんなに辛いのかと…。その時は息をしているかしていないかは本当に関係なく、ただただわが子はわが子だった。そんな気持ちだったからか、おめでとうを言ってもらえないということがとてつもなく悲しかった。私がではなくて、そこに命があったのに、だれからも祝福してもらえない子にしてしまったことが辛かった。もちろんどうしようもない病気だから、こんな話をすれば周りは私のせいじゃないと言ってくれると思うけど、なんかそうじゃなくて、どんな状況でも自分の子がそんなことになるはとても辛かった。家族や本当に仲の良い友達には、言葉だけでも「おめでとう」と言ってほしいとお願いしたい、お願いしようかなと思ったりもしたけど、それもお願いされる方は複雑すぎるよね…と思ってできなかった。夫はその後すぐに帰った。私はさすがに涙が止まらなくて、ごはんも食べる気になれなかった。（やっと本当に実感したのかな）が、その後落ち着いて完食した。（私ってどこまで・・・・）長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれる方がいたらありがとうございます。
31Jan
- 【出産記録①】入院
  さて、記録に戻ります。年明け早々に入院をした。事前に言われていたスケジュールは下記の通り。１日目　子宮口を広げる処置×3回２日目　陣痛促進剤投入×？回　→　出産　※経産婦だからおそらく２日目には出産できるだろうと言われた３日目　経過順調だったら退院１日目9:00に病院到着して、入院手続き。夫に付き添ってもらったけど、手続きして入院階まで荷物を運んでもらうとそこでさようなら。病室に着くとすぐに着替えとコロナ抗原検査。病室は個室にしたけど、想像以上の広さで、少しわくわくしてしまった。（めちゃくちゃ能天気な人だな…）それから程なくして１回目のラミナリア。事前に調べると激痛って人とそうでない人がいて、なんとなーく自分はそんな痛くないんじゃなかって思っていた（希望的観測？）けど、１回目はほとんど痛みがなかった。３本入れたって言われた。とりあえずリラックスして身体に力を入れないことが重要と思っていたから、目を閉じて呼吸意識してた。先生にはしきりに大丈夫ですかって聞かれていて、処置が終わったときも無理しないで下さいねって言われたけど、本当に大丈夫だったからきょとんとしてた。違和感も全然なくて、次の処置までベッドでごろごろして過ごしてた。自分の置かれている状況をわかっているのかわかっていないのか、、悲しむこともなく、ネットサーフィンしてた。２回目のラミナリア。倍にしますと言われたけど、まだいけそうとのことで10本挿入。最初に入れていたものを抜かれるのは少し違和感あったけど、まあ大丈夫。器具を入れるときは少し緊張した。また先生に大丈夫？無理しないでね。痛みで気持ち悪くなる人もいるからねって言われたけど、大丈夫で、気持ちも落ち着いていたから、多分かなり淡々とした人だと思われてたと思う。またゴロゴロして過ごす。３回目のラミナリア。担当の先生は外来かなんかで初めましての先生。さすがに少し痛くなってた。入ってたのを抜く時から早く終われ〜って感じだった。けど、叫んだり泣くほどではなかったから、ましな方なのかな。(個人的には1人目産んで、退院する日の会陰縫った抜糸のがトラウマレベルで痛かった。溶ける糸使っててほしかった…。)そして20本入ったらしい。でも処置の時にしか痛みはなく、その後はやっぱり淡々と過ごした。ごはんも完食したし、本当に自分でも大丈夫かと思うほど冷静に過ごした1日だった。お腹の赤ちゃんにはずーっといっしょにがんばろうねって話してた。
- リアルタイム
  今日は産後の経過確認の為、通院。約１か月前の出産以来、病院に行った。もうほとんど大丈夫と思っていたけど違ったなぁ。この病院は中期中絶の為だけに紹介されて来たところだったから、つらい気持ちでしか行ったことがない。初めて行った日は先生に立て続けに病院行ったりで大丈夫？って聞かれたことを覚えている。大丈夫？って聞かれると心の中で「大丈夫じゃない・・・」って思って泣いてしまった。入院するときも退院するときも気丈にふるまっていたけど、今思うと相当無理してたな…。というわけだから今日はどんより気分だった。待合室でなぜか涙があふれてきた。無理してたんだなぁ。でも先生は相変わらず優しくて、、もっと家から近かったらまたお世話になりたかった。そして本題の経過は順調なようで一安心。２週間後位に生理が来るんじゃないかなーと言われた。妊活は１回生理を見送ればOKとのこと。（2,3回見送れという先生もいるけど、学会では1回でOKと言われていると言っていた。）また妊娠したい気持ちと少しゆっくりしたい気持ちとで揺れるけど、揺れてられるほどの年齢でもないんだな。
30Jan
- 今の気持ち
  今どういう気持ちかと言うと…元々の性格とか考え方でなのか、既に結構立ち直っていて、比較的元気に生活しています。もちろん我が子のことを忘れたわけではなく、なんとなく、私の2人目はお空にいるんだ、きっとお空から見てるから、自慢のお母さんになるからね、ってそんな気持ちで…。まだまだふと近くにいたかったなと悲しくなったりすることもあるけど、そんな時は悲しいなあと心の中で呟いて、少し泣いて、でもどこかで見てくれてるかなって最後は前を向こうと思います。まだ1ヶ月も経ってないんだもん、悲しくなって当たり前。でも自分の性格的にずーーっと悲しい気持ちでいられないんだと思います。悲しいけど、もう散々泣いたから、これ以上悲しいとか辛いと思うと立ち直れなさそうな気がして…。それが怖い。自分でも悲しみに向き合いきれたのかはっきり言うとわからないけど、悲しくなったら悲しめばいいかなと思ってます。無理に気持ちを前向きにするんじゃなくて、自分に素直に。でも今日はなんとなく悲しい気持ちだなあ。どんな子だったのかな、会いたかったな。
28Jan
- 年末年始の過ごし方
  いつもの年末年始だったら私の実家に私の兄弟家族も集まって、みんなでわいわい過ごすけど、今回は状況が状況だけに、どんな顔して会ったらいいのか、何気ない言葉に傷付きたくないとか、思って、漠然と行きたくないなと思っていた。ゆっくりひとりの時に自分の気持ちを整理して、結局行かないことにした。理由は、みんなにどんな顔して会えばと思っていたのもそうだけど、お腹の赤ちゃんと過ごす最初で最後の年末年始を夫と上の子と家族だけでゆっくり過ごしたいと思ったことが大きかった。実家にいくと赤ちゃんのことを話せなくなるのが嫌だった、夫とだったらいつだって、お腹の子についてこんなこと思ったとか話せるから、それがいいなって。あと、この時はだいぶ気持ちも落ち着いていて、きっと赤ちゃんも自分のことで私が悲しむことは望んでいないはず、と思ったから、無理のない範囲で家族たのしく過ごしたいなと。そして、暖かい日は公園でピクニックしたり、年始には日帰り温泉に行ったりして、とても充実した年末年始を過ごせた。夫ともとことん話せたし、年末年始をはさんでなかったらきっとこの時間はなかったから、先生たちにはすぐに処置できなくて申し訳ないって言われたけど、私としてはぎりぎりまで一緒に過ごせてとてもよかった。この時間のお陰もあって、年明けの入院にも気持ちを向かわせることができたと思ってるし、きっと一生忘れないかけがえの無い時間だった。
- 決断
  できるだけ長く赤ちゃんと一緒にいたいと思いつつ、状況が状況(症状ともいうのかな)だけに、本当に悩みに悩んで…ということにならなかった。羊水がほとんどないのは変わらない事実で、そうなると肺が大きくならない(伸縮性がつかない？)らしく(羊水を飲んだりすることで徐々に育っていくものらしいと初めて知った)、その状態でお外に出ると呼吸が上手くできないということらしい、ここまで説明されると逆に諦めがつくというか…実は違いました、ということもないだろうと思った。それに羊水が少ないから赤ちゃんが成長するにつれて圧迫されてしまう、この場合、身体の成長も上手くできないみたい。そうなると、今、少しでも苦しさが少ないうちに…と思うのは早かった。実母からは私の精神面的にもそうした方がいいんじゃないかと言われたけど、私のことは本当にどうでも良くて、とにかく我が子が苦しい思いをすることだけは嫌だった。もし羊水過少じゃなくてほかの症状だったら、また違う考えになってたのかな…。だから、ほんとうに、結果は同じでもそこに至るまではひとそれぞれだと思う。翌日には決断したことを医療センターの先生に連絡して、私を受け入れてくれる病院へ引き継ぎの連絡をしてもらった。入院は年明けすぐの1月4日、出産は5日になるだろうと言われ、入院の前に事前検査が必要で、翌日すぐに行くことになった。12月はほんとうにばたばたしてたなあ…。
- 子ども医療センターにて
  市民病院から紹介状をもらって、10日後位に子ども医療センターへ行った。夫も仕事を休んでくれて、2人で向かった。予約は10:00だったけど、その前の手続きとかもあって9:40頃には到着。その後1時間位待って、やっと呼ばれた…と思ったらエコーの前の看護師さんとの面談。仕事のことや、家族のサポートのこと、市民病院でどこまで話をされているか等聞かれたけど、基本的に産後の話もあって、普通に産まれてくること前提に話が進められてた。その時は前向きな感じでありがたいなあと思っていたけど、色々おわった今思うと少し残酷ﾈ…。そしてそれからさらに30分位待って、12:00頃エコー。夫はずーっと待っててくれた。(エコーは夫が一緒でもいいのか聞いたけど、その後のお話の時だけどのことだった。)1時間位じっくりじっくりみてくれた。ただ、何か見えるのがこわくて、私はずーっと天井を見てた。(多分何かが見えてもわからないけど。)さて、おわりです、ってなったけど、時間も時間なので、詳しい話はお昼挟んでからにしましょうと言われ、14:00にまた来てくださいと。診察室を出る間際に私はずっと気になっていた性別のことを聞いたのだけど、ぜんぜんみえないんですと言われた。羊水過少だとエコーが鮮明に見えないっていう知識があったから、そっか…で終わった。夫と合流して院内の食堂でごはんを食べて、なんならコンビニスイーツも食べて、また待合室に戻った。この時はまだ希望を持ちたい気持ちもあったし、楽しく他愛のないことを話してたなあ。我ながら元気というか、現実逃避だったのか…。そして待合室でまた30分位待って呼ばれる。この時は夫も一緒に入室。内容は市民病院で聞いたことと変わりなく…追加でその時は鮮明に見えなかった方の腎臓も形成異常があるとわかった。覚悟はしてたけどやっぱり言われるのは辛い。そして妊娠継続か中期中絶か選ばないといけないと。先生はどちらを選んでも両親が決めたことを尊重します、どちらが正しいとかある話ではないから…と言ってくれた。夫が色々確認のために先生と話してくれていたけど、私はもう人前でこんなに泣くのかという位ボロボロに泣いていてまともに喋れなかった。この日までに、2人で色々調べていて、同じ状況でも産んでいる人も見つけた。ただ、産めるまでの治療方法(羊水注入)はまだ研究段階で、極限られた病院でしかやっていないこと、順調にいっても手術をしなければいけないことを知って、私は我が子を手術に送り出したりすることに耐えられる自信がないことや、上の子もまだ小さいことも懸念して、今回は諦めなければならないと夫と話していた。(これは私の考えであって産んでいる人を非難する意図は全くありません。)でも、いざとなると、治療はしないまでも、この子の寿命を全うさせてあげたい気持ちも出てきて、答えは出ていたはずだけど、即答はできなくなった。妊娠継続の場合は子ども医療センターへ通うことになること中期中絶の場合は子ども医療センターではできないから他の病院になること(その紹介はしてもらえそうなこと)を確認して帰宅した。初めて来た妊婦にこんな重い話をして、ボロボロに泣いてる人を前に現実的な話をしないといけない先生に、大変なお仕事だなと、冷静に思った。
26Jan
- 市民病院にて
  市民病院2回目前回は男の若い先生だったけど、今回は私より少し上位の女の先生。エコーをじっくり見てくださった。そしてエコー後半にエコーしながら説明を始めてくれた。そこで言われたのは、羊水過少が下限ギリギリということ2つのうち1つの腎臓に異常がみられることもう1つの腎臓はよく見えず状況がわからないこと羊水が少ないと肺が育たず、生まれたとしても短い命だということ…この日までにも自分でも調べていて覚悟はしていたものの、やっぱり先生に指摘されるとそれを受け入れなければならなくて本当に本当に悲しくてエコー中にも関わらず涙が止まらなかった。ただ先生の優しさなのか、自分だけでは断定はできないから県の子ども医療センターに行ってみてはどうかと言われた。もう少し様子見してもいいけど、週数もあるし、早めがいいのでは？ということだった。予約は自分でということだったから、電話番号の書いた紙をもらってその日は終了。先生からはお腹の中にいる今は苦しいとかはなく、元気だから沢山話しかけてあげてくださいねと、優しく言ってもらえた。とても良い先生だった。お会計を待つ間、他に妊婦さんもいるし、我慢しながら、でも我慢できなくて泣いた。車に戻ってから大泣きした。こんなに泣くのは大人になってからはじめてかも…ってくらい泣いた。落ち着いてから帰宅。子ども医療センターの予約は10日後の12月26日になった。つづきます。
25Jan
- 羊水過少の指摘
  つわりから解放されてから初めての健診(17週頃)で羊水過少を指摘された。1ヶ月ぶりの健診で、不安もありながら、でも心音を聞かせてもらえてほっとしていたところで先生に言われた。破水していないか確認してもらって陰性。様子をみましょうってことで次回は2週間後になった。その頃はそんなこともあるのかな？って位で、調べてみると段々増えていきましたーというひともいて、あまり気にしてなかった。そして2週間後…先生から羊水減っていますと…。そこでクリニックから市民病院を紹介され、翌日にいくことになった。大きい病院を紹介されるということは状況はもちろんよくないということ…この時はじめてクリニックの待合室で泣いた。上の子の育児に追われて、その当時はほとんどお腹の赤ちゃんのことを考えられていなかったから(今思うとほんともっと気にかけてあげておけばよかった)、どうして泣いているんだろうと自分で自分が不思議だったけど、気づかないうちにやっぱり来てくれた子に愛情が湧いていたんだなあと…。夫はその時はまだまだ冷静なのか状況を重く受け止めていないのか、まだわからないっしょーって感じで、それがありがたかった。そして翌日。市民病院へいくも原因不明でまた翌週行くことに…。つづきます
24Jan
- 私の場合
  お腹の赤ちゃんの病気がわかってから調べているうちに、本当に様々なケースがあるのだなということを知りました。私の場合はお腹の赤ちゃんの腎臓形成に異常があり、お腹の中以外では長く生きられないことを先生から伝えられて、妊娠継続を断念することを決めました。1番初めに羊水過少の指摘があって、病気を断定されるまで1ヶ月程あったと思います。次からは詳細に書いていきたいと思います。
23Jan
- はじめに
  どうしてこのブログを書くか理由を書いておこうかな。いくつかあって…1. 同じような状況のひとへ何か助けになりたいこれは私もいくつかのブログにとても助けられたから…。悲しいけど死産という現実に直面するひとは0にはならないと思うから、少しでもどなたかの役に立てればうれしいなと…。2. 自分の気持ちの整理のため頭でぐるぐる考えるより書いた方が整理できるし、その時の気持ちを忘れないうちに残しておきたいから。このふたつが大きい理由かな。とりあえずやってみよう。