ダーツの旅で瀬戸市へ。瀬戸蔵ミュージアムで焼物の町を散策。 | 大工の休み時間

大工の休み時間

三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

初めて瀬戸市を観光しました。

2代目大工の三島です。



ある暇な休日。

子どもたちも特に予定はない。


うーん。

どこかお出かけしたいなぁ。


ダーツの旅でもしようかな。




壁の地図に向かって物を投げる。


長女が当てたのは……





瀬戸市……か。



家から車で1時間半ほど。




ふむ。


観光したことない。

距離もいい感じ。


よく分からないけど行ってみようっと。





子どもたちと車で1時間半。


まずは瀬戸市観光協会の窓口。

どこが良いか相談。




教えてもらってやって来たのはココ。

瀬戸の観光拠点。


瀬戸蔵ミュージアムです!

瀬戸の歴史ならココ。

瀬戸市の観光拠点なのだそう。



なんと言っても長男の大好物。

入口からすぐにあるのは電車!

名鉄瀬戸線で使っていた車両。



ちゃんと乗れるし




運転席にも行ける!

大喜びの長男。

運転士気分で遊びまくります。



電車を降りると広がるのは昭和の街並み。

再現度がメチャクチャ高い!

思ってたより全然スゴイなぁ。



瀬戸市と言えば焼物。

陶磁器をさす代名詞「セトモノ」の語源。


1000年の歴史を誇る焼物の一大産地。

陶器も磁器も扱える珍しい場所。


「瀬戸で作れない物はない」


そう言わしめる焼物聖地なのです。




窯の再現や


モロと呼ばれる焼物工場。


道具はもちろん



時代ごとの焼物もありまくり。


さっすが瀬戸市!





とは言えやはり栄枯盛衰。

1000年も隆盛を誇っていたワケではない。


一時期は九州に抜かれた時代もあったそう。



そのため関西以西では「瀬戸物」ではない。

「唐津物」と呼ぶ地域も残るのだとか。




しかし第一世界大戦で転機到来。

ヨーロッパの産地が大打撃!


戦果を免れた瀬戸市はココで大躍進。


戦後の特需。

そして海外向けに人気が出たのがコチラ。


ノベルティと呼ばれる焼物の飾りたち。


大人気で売れまくったそう。



こんな精密なノベルティもありました。



レースまで全てが焼物!

信じられない精巧さ。


は〜。

ワケ分からん技術だ。


いったいどんな職人さんなんでしょ。

本当にスゴイですよねぇ。





その後も館内をウロウロ。


しばらくして遠くから子どもたちの笑い声。

楽しんでるようで良かった良かった。


どこでも楽しめる子たちです。




上から見下ろす瀬戸の町。

昭和にタイムスリップしたような感覚。

ココを大勢の人が行き交っていたんだなぁ。


人と焼物に溢れた町。

その想像以上の規模に圧倒され、歴史と技術と熱意に感服した焼物の町瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムだったのてした。










最後はノベルティのポストカードをゲット。

このレースの再現。

何度見てもスゴイですよね〜。