ゲームの相棒。愛用のアーケードコントローラーを分解修理。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

コントローラーを修理しました。

2代目大工の三島です。



私はテレビゲームが結構好き。

家で子どもとノンビリ遊んでいます。


そんな私の愛用コントローラー。

ソレがコイツ。

ゲームセンターにあるタイプのスティック型。


名前はアーケードコントローラー。

通称アケコンですね。



しかしなんともボロボロ。

手を置く部分が錆びまくっています。



ソレもそのはず。

かなりの年代物。


もう20年くらい使っているのかな。


なかなか耐久力のあるヤツです。





しかし最近動作がおかしい。

ボタンが押せたり押せなかったり。


うーん。

さすがにコレは厳しい。


困ったなぁ。




ソコで新しいアケコンを探す。


が、なかなかに高価。

1万円くらいから、高いと4万円以上もする。




うへぇ。



仕方ない。




今日は腹を決めて修理してみようっと。




ネジを外して裏板をパカーン。

中はこんな感じ。


右側の白いのがスティック。

左の緑が制御の基盤。



そしてこの基盤がちょっと厄介。


このドライバーのあるハンダ部。

ここにボタンが直結しているのです。


なのでボタンは簡単に外れない。

ハンダを除去する必要がある。




使うのはこのハンダ吸い取り線。



コイツの上からハンダゴテで加熱。

溶けたハンダを吸い取るのです。

ボタンは全部で8個。

それぞれ2ヶ所で合計16ヶ所。


じっくりとハンダを除去してゆく。




ふぅ。

無事に取れました。

ココが一番面倒な作業。

コレでやっとボタンが外せる。



爪を押してポコッと。


壊れていたボタンが外れました。

灰色っぽく見えていたボタン。

日焼けしてない所は綺麗な紫。


君は元々こんな色だったんだね。




さらにボタンを分解。

可動部分はコレ。

ボタンは業務用と同じ規格。

新しいのも売っている。


なので交換してもオッケー。


でも今回は動きが悪くなっただけっぽい。




とりあえず洗ってみーましょ。

カチカチ動かしながら水洗い。

だんだんと動きが軽くなる。



おお!

コレはいけた気がするな!



ついでだから他のボタンも全部水洗いです。





すっかり洗われたボタンたち。


こうなると本体の汚れも気になってくる。

天板も洗ってみようかな。



特殊なネジなのでコイツで外す。

星型とかヘックスレンチというヤツ。



ゴシゴシと錆落とし。

綺麗に洗って乾燥。


最後にスプレーをシューっとする。



できたら乾燥させて組み立て。



綺麗になったアケコン。

ソレがコイツです!


バーン!!

ヤッホー!

綺麗じゃないの!



「超汚い」が「まぁまぁ綺麗」に。

艶消しなブラック。

なかなか良いチョイスだった気がしますよ!




テストと称してゲーム再開。

長男と楽しく対戦。
ふむ。


うむ。



うん!



治ってる〜!



滑らかに動くボタン。

やっぱりコントローラーはアケコンに限るなぁ。



コレで長男なんかやっつけて……






あらら。




あれま。



ま、当たり前。

腕は変わっていませんね。


ソレでも楽しい子どもとの対戦。



綺麗になった相棒。

コイツでこの先まだ10年は戦えると思ったアーケードコントローラーの分解修理だったのでした。