川に浮かぶ不思議な島。美濃加茂市で小山観音に立ち寄る。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

川の中の島に渡って来ました。

2代目大工の三島です。



今日は嫁さん、長女と一緒にお出かけ。

3人で向かうのは八百津町。


なんでも行きたいお店があるのだそう。




そんなワケで運転手。

家から東へ車を走らせる。



でもお店の予約時間まで余裕アリ。


なのでちょ〜っと寄り道。

ちょうど行きたいトコあったんですよねぇ。




ソレは美濃加茂市の飛騨川。

その川に浮かんだ岩の島。

なんとも面白い風貌。

名前は小山(こやま)観音です。



川に浮かぶ島なんて楽しそう!

見た目だけでもワクワクするじゃないですか!



長女も一緒にワクワク。

駐車場に停めていざ、小山観音です。




川に渡る橋がコレ。

名前はかんのん橋。

作ったのはなんと電力会社。


なぜなら実はこの小山観音。

元は陸続きで歩いて渡れたそう。



でも下流に今渡ダムが完成。

そのせいで島になってしまいました。


なのでその補償。

島に渡る橋を作ったのです。



昭和初期の活気あふれる時代。

豪快な解決方法ですよね〜。





小山観音の由来は看板にありました。

時代は800年ほど前。
源平合戦の頃。

主役は木曽義仲さん。
平氏を追い詰めて上洛まで果たした人物。



その母がこの近隣で亡くなってしまいました。


そこで弔うため訪れた木曽義仲。



……なのですが川が荒れている。

渡れなくて困り果ててしまいます。


そんな時に現れたのはなんと龍神!

波を沈めてくれたんですって。



義仲は大喜び。

お礼に観音様を祀ったのが始まりとあります。



なんとも不思議な物語。


いったいどこまでが本当なんでしょうね。






ではそんな観音堂。

3人で行ってきます〜。



少しずつ近づく小山観音。


短い橋です。

すぐに到着。


コレが小山の観音堂。


まずは鐘をごい〜ん。


マニ車を回して


お賽銭チャリン。

アレコレと周辺を観察。


せっかくなので蝋燭と線香も買ってみる。

飾ってある物。

作ってある物。

書いてある物。


どれもじっくりと楽しむ。




でも一番の思い出。

ソレはやはりこの景色!

川の中というロケーションは流石の一言。


うーん。

気持ち良い!



天気も良いし最高ですね。



こりゃ神様も祀るワケだ。


川の中の大岩。

浮かぶように佇むその姿。


その不思議な異世界感を景色とともに楽しんで大満足した美濃加茂市にある小山観音だったのでした。








なおその後は本堂のある小山寺にも立ち寄り。


お参りして枯山水を楽しんで。

コチラもじっくりゆったりと楽しんできました。

やはり一緒の参拝がオススメですよ!