魚の三枚おろしに挑戦。鯵を捌いてアジフライにする。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

魚を捌いてみました。

2代目大工の三島です。



今日は魚屋さんへお買い物。

家から5分ほどにある「魚(うお)」さん。

ランチの海鮮丼が人気。

テレビにもよく出る有名店です。


でも目的はソレではない。




店内で買える魚たち。

ココの新鮮な鯵を買うのです。



大きくて美味しそうな鯵。

ふふふふふ。


今日のお昼ご飯はアジフライ!

三枚おろしに挑戦するのです〜。




このために用意した出刃包丁。

私の兄は調理学校卒。

ソコの実習で使っていたのがこの包丁。


実家に残してあったので貰ってきたのです。



出刃庖丁に加え柳葉包丁もゲット。

どちらもしっかり研いで準備万端。




いざ鯵の三枚おろし!



まずは鱗を取る……




ん?





アレ?



ほとんど取れない???



どうやらすでに取ってある。

すぐ調理できるようにしてあるみたいです。



気を取り直して次はゼイゴ。

鯵の側面にある硬いヤツ。


尻尾の側からゆっくり取る。

出来るだけ薄く削ぎ落とす。



次は頭。


腹ビレから胸ビレ。

胸ビレから頭の先へ。


ギリギリを狙って斜めに切り落とす。

ふむむ。

今のところいい感じ。


この日のためにyoutubeで勉強。

4つも動画を見ましたもん。



人の伝え方はどんどんと進化する。


ジェスチャーから表情へ。

表情から言語へ。

言語から文字へ。

文字から録音へ。

録音から動画へ。


YouTubeは人類が獲得した最新の伝え方。

本当に分かりやすいですよね〜。




動画を見返しながら作業。



この後は内臓を取って洗う…か。




傷つけないよう取り出し。

血合いも指で落として水で洗う。



ココまでが水洗いという工程だそう。

そしてこの後は水を一切使わない。


なのでキッチンペーパーでしっかり水気を取る。



なるほどなぁ。

ずっと水使うわけじゃないんですね。





ではいよいよ一番の難関。

三枚おろしのメイン作業。



コツは皮を切ってから数回に分けて切ること。

一度に切らないのが大切とのこと。



腹から中骨まで。

背中からも中骨まで。

両側から何度か包丁を入れる。



最後に包丁を差し込んだら一気に切り離す。


おおりゃー!





ちょっと失敗。

なんとかギリギリか。


でも2匹目はソコソコ。

初にしてはいい感じか。


うん。
いける、いけるぞ!




出刃庖丁から柳葉包丁へ交代。

お腹の骨を削ぎ切り。

むふふ。

なんとなくコレは得意だ。


手先の器用さには自信あり。

薄く綺麗に取れました。



最後は小さな骨を毛抜きで抜く。



は〜。

できた。



できたぞ!




初の三枚おろし完成!!

いやっほー!


嬉しい〜。



時間は30分ちょい。


だけど1時間以上格闘した気分。

難しいけど楽しいなぁ。






おろしてからは嫁さんにバトンタッチ。

テキパキとフライに仕上げてくれる。


流れるようなスピード感。

流石の鮮やかさです。




じゅわ〜っと揚げる。


苦労の結晶。


夫婦の共同作品。

コレが黄金の(?)アジフライだ!



ドーン!

うひゃ〜美味しそう!


ソースをかけていただきます。

サクッとカリッと。

そして肉厚の鯵の身がフワッと。



そもそもがとっても良い鯵ですからね。


抜群の美味しさ。




ああああぁ。



うめぇ〜めぇ〜めぇ〜。



感動の美味しさ。



冷凍では絶対味わえない。

本当に美味しいアジフライ。


絶品の逸品の一品。




偏食長男も珍しく食べる。

もちろん長女もパクパク食べる。

わが家で一番の食いしん坊。


そんな彼女の

「すごい美味しい!」

というお墨付き。



ぬははは。


三枚おろし頑張ったもんね!




サクサクモグモグ。

苦労した分さらに美味い。


次々と食べられるアジフライ。

その無くなるスピードの速さでも美味しさを感じ2重にも3重にも楽しんだ初めての三枚おろしで作るアジフライだったのでした。










なお魚屋さん「魚(うお)」では頼めば捌いてくれる。

なので自分でおろさなくても大丈夫。


私はやってみたかっただけなのです〜。