お手玉回しまくり。岐阜市歴史博物館で昔のオモチャ遊び。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
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こんばんは。

昔の遊びを体験して来ました。

2代目大工の三島です。



わが家の3年生長女。

少し前に学校行事で岐阜市歴史博物館に行きました。



そこで見た特別展「ちょっと昔の道具たち」。

その中にあった昔のオモチャ遊び。


ソレがとても楽しかったそう。




でも大きな不満が一つある。

人が多くてあまり遊べなかったのだそう。




なのでどうしても……もう一度行きたい!


そして……遊びまくりたい!







うんうん。

分かります分かります。


100人以上いますもん。




よーし。


ならば行きましょう。



今日はみんなで遊びまくって来ますよ!





と、やって来たのはもちろんココ。

岐阜市の歴史博物館。

入り口で入館料……




ん?



え?


ちょうど岐阜市内の子ども無料!?




たまたまですがラッキー。

私の分310円だけ払って中へ。

ついに来たと大喜びな長女。



さっそく楽しむのはダイヤル式の電話。

電話は館内に複数設置。
番号でお互いに通話ができる。


長男はまず受話器を取り……



ダイヤルを……





押した!?



さすがニュージェネ。
そう来るか。


私の世代では思いもしない。


うーん。

私だとアレだ。
電話交換手に頼む世代のヤツ。

確かにやり方分からないですもん。



昭和な時代の部屋もある。

タペストリー、家具調のアナログテレビ、黒電話。

私は今43歳。

こんな応接間あったなぁって感じです。



駄菓子屋さんも作ってありました。

おおまかにはこんな感じ。


でも壁がキレイ、店内は明るい、お菓子は個包装。

そこにちょっと違和感があります。




何を隠そう私の母実家。

市内で駄菓子屋やっていましたからね!


よーく、知っているのです。



たしか入口入ると4畳半のお菓子コーナー。

その奥はイートイン。


お好み焼き、焼きそば、ラーメン、カキ氷。

冬はオデンもやってたっけ。


夏休みは皿洗ったり食器を上げ下げしたり。

良く手伝ってました。



ストーブの上のオデン。

よくツマミ食いしてたなぁ。



今はなき、祖父母の顔が思い浮かぶ。

私にとって駄菓子屋はそんな場所なのです。




そんな話をしつつ見回る。


伝言板にローラー絞り付き洗濯機、


足踏みミシンも井戸も全てが珍しい。


なんと言ってもこの最後のコーナー。


昔のオモチャで遊べるのです!


ダルマ落としや


コマ回し、


けん玉まで。


中でも一番ハマったのはお手玉。

特に1年生次女は夢中。


ひたすらに遊びます。




あ〜。


私も昔やったなぁ。




本当に昔からあるお手玉。


その日本最古はなんと聖徳太子!

彼が子供の頃に遊んでいたのだそう。



は〜。

よくそんな記録残してあるもんだ。




さらに驚きなのはそのお手玉。


布ではなく立方体の水晶製。

今でも博物館に保存されているんだとか。




さすが歴史に残る人物。

お手玉でその名を聞くとは思いませんでした。


水晶製の聖徳太子お手玉。

一度実物を見てみたいモノですね!





と、そんな大人物まで虜にしたオモチャ。

次女もすっかりハマってしまう。




「10回できるまで帰らない!」




と言っていたのに、成功したら



「20回できるまで帰らない!」



となる。




やれやれ。

のんびり飽きるまで待つとしますか。




疲れて休憩するも、またすぐお手玉。


延々とお手玉すること数時間。





この博物館に来たのは1時。


ですがついに閉館5時のお知らせが鳴る。




ふふふ。


頑張ったねぇ。




さ、帰ろうか。

たっぷり遊んだ4時間。


昔の遊びもなかなか楽しい。



シンプルだからこそ面白い。


そんなオモチャの原点に近い遊びで心ゆくまで楽しんだ岐阜市歴史博物館の特別展「ちょっと昔の道具たち」だったのでした。